死にゲーにドロップアイテムを期待するな
またまた投稿です
いやー、溢れ出るね。うん。
アナコンダを数体倒した後、後ろから続々と巨大な大群が現れる。
というかおそらく現実ではありえないほどの大きさ。
私の身長の半分ぐらいの蟻の軍団が近くまでくる。
赤い蟻。ヒアリなのか。
私は空中歩行でアリを避ける。
するとそこら一体が巨大な渦となる。
まさか、アリジゴクなのか。
そう、そこに居たのはアリジゴクである。
しかし蟻は蟻酸をレーザービームのように高圧の状態でアリジゴクに攻撃する。
しかしアリジゴクは地中に潜り、渦だけは渦巻いた状況である。
すると別の場所かまた渦が発生する。
蟻の大軍は渦に持っていかれ、食われていった。
「いくら最強のアリでも、天敵であるアリジゴクにはかなわないのか。」
するとアリジゴクのようなものが空中に飛び出る。
どうやら蟻がアリジゴクの体内に入り、無理やり中から殴り、食い破ったのだ。
「というかこれ、アリジゴクじゃなくてトラバサミみたいなやつだな。」
すると大軍は彼女に向かって攻撃し始めた。
迫りくる蟻酸を小野寺可不可は避ける。
「なるほどね。蟻はやはり最強だったか。」
「並外れの生命力ならば、普通に生きることも可能。なら、これならどうかな。」
すると蟻の大軍は動きが弱まった。
その理由は温度である。
小野寺可不可は周囲の気温を500℃にまであげた。
これが彼女の持つ大気操作の応用だ。
蟻の動きはだんだんと鈍くなり、そこからまたしだいに燃えてくる。
すると蟻たちは1箇所に群がり、進化を果たした。
その見た目ははっきり言うと、合体ロボのようなものである。
黒い合体ロボ。まんまなのだ。
アリという要素は一瞬でなくなった。
「進化か。この世界にも進化という概念があるとは、恐れるさ。でも、ロボなら私は何度かぶち壊してるんだよ。」
熱での討伐は不可能と判断し、この荒野一体に雨を降らせる。
降らせた雨はやがて凍っていき、ロボットを一瞬で凍らした。
「もしロボットが相手なら、凍らせてしまえば粉々に砕け散ることが出来る。」
「でもさすがにこの世界では無理だな。もしかしたら普通に動くかも。」
「なら、動けないことを利点にしてしまえばいい。」
小野寺可不可は手を開き、そこから拳を握っていく。
するとロボット自体がどんどんと圧縮されていく。
手を握った瞬間既にロボットはスクラップへと化した。
「じゃあ遠慮なく改造させてもらうよ。」
小野寺可不可はスクラップに手を当てると、巨大な斧となった。
サイバー感溢れる斧である。
創造術式
術式はたんなる超能力のようなものだ。
第一術式は神にしか持つことの出来ないもの。
神殺しを果たした私であれば当たり前のように使うことが出来る。
それに、この世界はゲームでもドロップアイテム自体が再生して敵になるから、こうするしかないんだよね。
よろしく。AndroidAXE
人類最強のプロフィール
空中歩行
空中歩行は空間を歪ませることで飛んだり足場にすることが出来る。
また、踏む時の圧力を駆使して空中を歩いている。