日記（仮）

現実世界で手一杯

「日記をつけなさい」

自己啓発（？）的な指導を受けて、わたしという従順な人間は日記をつけ始めます。

これを見返すことなどあるのだろうか。

わからん。

平凡で何もないわたしの、『経過』するばかりのつまらない日常を記録して一体何になるのか。

目的のないこの日記はどんな姿になってしまうのか。

誰が見てもつまらない人間にこんなことをさせるなんて、寒さより恐ろしさを感じるぞ、弊社。

それでも、何もない従順なわたしは日記をつけ始めます。