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封印されし聖剣戦記!~幻のアーティファクトを求めて~  作者: naturalsoft
5章:エルフの里

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提案

翌日になりました。


「…………二人とも、何か言い残すことはあるかな?」


何故か正座をさせられているアークとグレンがいた。


「何故こうなった?」

「そうだぞ!何で俺達が責められているんだよ!」


宿屋の大人数が泊まれる部屋にてシオン達は『話し合い』をしていた。


「だってそうでしょう!朝、起きたら魔族のゾフィーが仲間になりに来ました!って言われてどうしてこうなった!?て、思うじゃない?そしたらゾフィーを見ると顔を赤めて照れるんですもの!」


ミアとルビーと言った女性陣の目は冷たかった。


「まて!お前達は思い違いをしているぞ!ゾフィーと俺達は何も関係ない!俺達を仲違いさせようとしているんだ!」


グレンの必死の弁解にゾフィーはうっとりした表情で一言呟いた。


「昨日はステキな夜でしたわ」


ピシッ!?


場の空気が凍った。


「ほらみなさい!ナニしたのよ!ナニしてきたのよ!ナニをチョメチョメしたのか吐きなさい!」


シオンは真っ赤な顔になりながら叫ぶように言った。


「よしよし………可哀想に。私が慰めてあげるから元気を出してね?」


わーん!!!

ゾフィーはシオンを胸に抱いてあやした。


「ふぉっふぉっふぉっ、にぎやかなことじゃのぅ?それで、そろそろ本題に入らんかのぅ?」


このカオスの状況を年の功であるガラド老師が話を戻した。


「あら?私はもう少し楽しみたかったのだけれど?」


ゾフィーの言葉にアークとグレンがキレた。


「「お前はもうしゃべるな!!!!」」


まったく酷い人達である。しかしゾフィーは満足したようで、にっこりと微笑んでシオンを放した。


「はぁ~楽しいわね♪あなた達のパーティーは。ますます加入したくなったわ♪」


クスクスと笑うゾフィーにからかわれているシオン達であった。


そして─


「…………それで私達の仲間になりたいっていうのはマジなの?」


シオンはテーブルに手を置いてふてくされながらゾフィーに尋ねた。


「もう♪拗ねないでよ?あなた達の仲間になりたいって事は本気なのよ」


いまいちゾフィーの言う事が信用できないシオン達であったが、ゾフィーの取引に興味があった。


「私達の仲間になる条件に、エルフの里のことに付いて話してくれるんでしょう?」

「ええ、そうよ♪」


「でもどうして私達の仲間になりたいのよ?私達は魔王を倒す目的よ?」


ゾフィーは親指を立てて言った。


「楽しそうだから!」


それは素晴らしいグッとなポーズだった。


『こいつ、ダメかも知れない』


その場にいた全員が思うのだった。





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