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封印されし聖剣戦記!~幻のアーティファクトを求めて~  作者: naturalsoft
5章:エルフの里

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情報提供!

幻惑のゾフィーは羽根と尻尾を隠して人間の女性として近付いてきた。


「情報提供だと?それより貴様は聖剣で斬られて死んだはずでは………」

「あら?私の2つ名を知っているじゃない♪あれは替え玉よ♪」


グレンは気付かなかったが、アークはまさかっ!?と、尋ねた。


「魔王軍に勇者と聖剣の存在がバレたのか!?」


!?


グレンもハッとなりゾフィーを見た。


「ウフフッ、どうかしら?私の情報を大人しく聞く気になったかしら?」

「条件はなんだ?」


まさかただで情報を渡すとは思っていない。


「う~ん?そうね?」


ゾフィーは溜めを作って言った。


「どちらかが私と一晩を共にするのはどうかしら♪」


ゾフィーの言葉にアークは瞬時にグレンの肩を叩いた。


「よし、了解した。グレン後は頼む」


そしてアークは後ろを向いて立ち去ろうとした………


ガシッ!?


「待て待て待てーーーー!!!!?」

「なんだ?良いじゃないか。こんな美人と一夜を共にできるなら?」


サラッと真顔で言ってくるアークにグレンはキレた。


「おいっ!アイツは魔族だろうが!絶対なにかするに決まってるだろ!俺を身代わりにするなよ!?」


「あら♪何もしないわよ?天井の染みを10数えている間に終わるからね?」


「話がややっこしくなるから黙れ!ってか、そんなに早くないから!?」


なんとも緊張感のない連中であった。


「本当に面白いわね♪でも、そろそろ真面目な話を始めましょう」

「最初からそうしてくれ。こちらには冗談の通じない奴が多いんだ」

「おいっ!」


グレンは終始怒っていたが、話が進まないのでグッと堪えた。


「さて、私の情報なのだけど、エルフの里に付いて………興味はないかしら?」


!?


「なんだと!」

「あら?冷静なあなたが取り乱すなんて?ダメよ?私じゃなかったら、そこから動揺を誘われてしまうわよ?」


ぐっ………アークは言葉を飲み込んだ。


「………それで、情報を教えてくれる条件はなんだ?」

「あら?簡単よ。私を仲間に入れてちょうだい♪」


!?


「「はっ?」」


珍しく、アークとグレンの声がハモった。


「なんの冗談だ?」

「いえいえ、至って真面目よ?」


ゾフィーの思惑が計れずアークは思案した。そこにグレンが小声で話しかけた。


「なぁ、シオン達と相談した方がよくないか?」

「………そうだな。俺達だけで決められる事じゃないな」


アークとグレンはゾフィーに明日の朝、泊まっている宿屋で詳しい話をしようと言って、ゾフィーの提案を保留にした。


「別に良いわよ?でも意外ね。すぐに相談すると思ったのだけれど?」

「…………1人、使い物にならない奴がいるんだよ」


遠くでにゃははは!!!!!と、言う笑い声が聞こえてきて、ゾフィーもああっ……と、納得するのだった。





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