隣国に来て早々にボス戦です!
ちっ、煩いな!
オークの叫びを深いに思いながら、アークとカールが武器を構えていった。
「よし!今がチャンスだ!雄叫びが俺達の音を消してくれる!」
!?
鈍いシオンも気付いた!シオン達はまだ叫んでいるオーク達の中に飛び込んだ。
シオンとアーク、グレンは剣で1番近いオーク達を一撃で屠り、次のオークへ攻撃を開始した。
!?
「敵襲だ!侵入者を殺せ!!!」
1番最初に叫んだのはリーダー格のオークであった。すぐにオーク達は側に置いてあった武器を持ち、シオン達を迎え撃った。
しかし、すでにシオン達は僅かな時間で10体ものオークを次々に葬りさっていた。
「よし!後は囲まれないように、左右をカバーしつつ殲滅するよ!」
「おうっ!」
大きな斧を持ったオークが向かってきたが、力任せに振るうだけなのでシオン達の敵ではなかった。
「クソッ!使えぬ奴らめ!!!」
リーダー格のオークが向かってきた。シオン達は後ろを向いて逃げ出した!
「ふはははは!!!!我に恐れをなしたか?だが逃がさんぞ!?」
シオン達を追い掛けて、リーダー格のオークと他のオークが追ってきた。
「じゃっ、後はお願いね!」
シオン達とすれ違うと、魔法の詠唱をしていたカール王子とルビーが魔法を放った!
「「合成魔法!フレイム・ストーム!!!」」
カール王子の風魔法とルビーの炎魔法の合体魔法が放たれた。すぐ目の前まで追って来ていたオーク達は成す統べなく炎の海に飲まれて灰となった。
「…………生き残りはいないな?」
炎が収まったのを見届けてからシオン達は探索を開始した。
「しかし、大成功だったね」
「ああ、上手くいって良かったよ」
「頭の悪いヤツで良かったな」
少し調べたが、この大きな鍾乳洞の広間にはたいした物は残されていなかった。
「リーダー格のオークがきた方に別の道があったぞ」
「行ってみますか!」
こうしてシオン達は更に奥へと進んで行った。先ほどより大きな通り道になっており、かなり奥まで続いていた。
「ちょっとまずいわね」
しばらく進んでシオンが呟いた。
「どうした?」
「道は一本道だからいいけど、かなり奥まで進み過ぎたわ。帰りに戻ってきたオークがいたら挟み撃ちに合うわ」
本当なら増援を待って、入口を堅めてから攻略部隊が突入するのが普通なのだ。
「でも、ここまでオークに会ってないぞ?」
「さっきの広間にいたオーク達は少な過ぎたわ。多分、外に出ているオークが多いのよ」
シオンの言葉にグレンは腕を組んで考えた。
「………てっ、事は帰る頃には戻ってきたオーク達と鉢合わせってことになるのか?」
「その可能性が高いわね。この先に外に通じている出口があればいいのだけれど………」
流石に洞窟内を歩いて、どの辺りにいるのかわからない状態なのだ。
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