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封印されし聖剣戦記!~幻のアーティファクトを求めて~  作者: naturalsoft
4章:クロスロード公国

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大魔法は要りません

「待たせたな!」


カール王子の掛け声にシオンとグレンが下がった!


「断罪の刃よ!敵を切り刻み、全てを薙ぎ払え!『バースト・テンペスト』!!!」


カール王子の付き出した両手から暴風の暴れる風の刃が放たれた!


「ブモッ!!!?」


10体以上いたオーク達が一瞬で細切れになった。前方はちょっとしたスプラッターでした。


「………たかだかオークに風属性の最強クラスの魔法ってやり過ぎじゃないですかね?」


シオンは前の惨状に顔をひきつらせて言った。


「ごめん、咄嗟に詠唱したものだから手加減が出来なくて……」

「まぁ、カール王子が凄腕の魔法使いって事はわかったよ」


「それより後ろへいきますか─」


ドーーーーン!!!!!


言い切る前に大きな爆発音が響いた。


「………後ろも片付いたかな?」


シオンは後ろへ向かうと、焼き尽くされたオーク達が倒れていた。


「意外と弱くて助かったな。こっちは馬車を守らないといけなかったからな」


アークは手を叩きながらいった。シオンはそのままアークに尋ねた。


「アーク、リーダーっぽいヤツはいたかな?」

「いや、後ろも統率は取れていたが、指示を出していたヤツはいなかった」


となると………


「カール王子、この街道は右側が海です。となると、オーク達は左側の森の中から来たはずです。この森は広いのでしょうか?」


シオンの言葉にカールは少し考えてから答えた。


「いや、森はそんなに広くない。ただ、山に続いているので、探せば洞窟などあるだろう」


う~ん?どうしようかな?


①森を探索して魔物退治する?

②このまま王都へ向かう?


どうしようか…………


「悩んでいるなシオン?」

「悩む必要なんてないだろう?」


グレンとアークが言ってきた。ってか、信用が重いよ!?

シオンは、はぁ~と息を吐いて言うのだった。


「トネリコさんはこのまま王都へ向かって下さい。私達は森を探索して、他の魔物がいないか調べてみるわ!」

「ええっ!?危険ですよ!」


トネリコさんが慌てて言った。


「大丈夫よ!私達は強いから。今回の襲撃は他の人達だったら蹂躙されて殺されていたわ。今のうちに対応しておかないと、犠牲者がでてからでは遅いわ!」

「君達はこの国の者でもないのに、他の者が犠牲にならないように、討伐に出てくれると言うのか!?」


今の御時世で、そんな事をするのは─

はっ!?


カール王子は何かに気付いたが、言葉を飲み込んだ。


「……わかりました。御協力ありがとうございます!おい、私はシオン殿と一緒に魔物の調査に向かう!お前達は王城へ向かい討伐隊を呼んできてくれ!」


「しかし、カール様!?」

「大丈夫だ。シオン殿とその仲間の実力は見ただろう?」

「………かしこまりました!」


騎士達は馬を走らせ先に王城へと向かった。


「シオンさん、必ずクロスロードの王都へ来て下さい。必ず御礼をしますので!」


トネリコさんも商隊を率いて先へ行った。

さて、森へ向かいますか!

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