新しい国です!
クロスロード公国の兵士達に連れられて、ようやくグレードブリッジの出口に着きました。
「橋を降りると、向こうに見えるのが我々小隊の詰所と検問所になっています」
確かに橋に入る前には砦っぽい建物を通ったなぁ~
シオン達は検問所を通ると、横にあった応接室?っぽい部屋に通された。
「おおっ!?ご無事で何よりです!」
トネリコさんが出迎えてくれた。
「トネリコさん!待っててくれたんですか?」
「それは無論ですよ!我々の命の恩人を待たないでどうするのですか!?それに、そんなに待っていませんしね」
先に行ったと思ったトネリコさん再会に驚きつつも、兵士さんに言われて椅子に座った。
「では、改めてガルーダ討伐ありがとうございました。あの魔物には手を焼いていたので助かりました」
「素早かったもんねー」
「そうなんですよ。追い払うのがやっとで、近々、王宮から高位の魔法使いを呼ぶ事になっていました」
クロスロード公国の兵士さんに感謝され、討伐の証明書を書いて貰った。
「はい、お待たせ致しました。それでシオンさんはこの商人のトネリコさんと一緒に王都へ向かうのですか?」
「トネリコさんがいいのであれば、一緒に馬車に乗せて貰いたいですが……」
シオンがそう言うとトネリコさんが大げさに言った。
「それはこちらからお願いしたいですよ!シオンさん達がいれば心強いですし、安心ですからね!」
苦笑いをしながら兵士さんが教えてくれた。
「現在、魔物の活性化にともない街道をクロスロード公国の兵士が巡回を強化しています。よほどの事がなければ、安全に王都へ行けるでしょう」
「おおっ!ラッキーかも♪」
「トネリコさんは知っていますが、王都までの途中に街が1つあります。日が暮れる前にたどり着けるでしょう」
シオン達は兵士達に見送られて旅を再開するのだった。
トネリコさんの馬車5台はゆっくりと街道を進んでいった。
「本当に巡回を強化しているんだな?」
向こうから20人ほどの馬に乗った兵士………いや、騎士達とすれ違った。すると1人の騎士が話し掛けてきた。
「旅の途中にすまぬ。君達はグレードブリッジを通ってきたのか?」
「はい、そうです」
騎士は言葉を選んで話した。
「最近は物騒なのだが、特に何か問題はなかったか?」
恐らくガルーダの事を聞いているのだろう。
シオンは討伐証明書を見せて言った。
「グレードブリッジを通っていたらガルーダって魔物が襲ってきたので倒しましたよ♪これ証明書です」
!?
「あの素早い巨大怪鳥ガルーダを倒したのか!?」
声を上げた騎士に驚いて、後ろから別の騎士が近付いてきた。
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