国王様と対面です!
しばらく歩いて行きました。螺旋階段を登っていったので、けっこう高い場所まで行ったのではないでしょうか?
初めてくる所なので正確な位置というか、お城のどの辺にいるのかわかりません。
そして、ようやく多くの部屋がある通路に出ました。
「さっ、もうすぐですよ」
ラルフ宰相様の後を付いて行くと、ようやく1番奥の部屋へとたどり着きました。
コンコンッ!
「入れ」
失礼しますと部屋に入りました。部屋としては16畳間ぐらいで、窓際に執務をする上質な机が置いてあり、その前には左右にソファーが置いてあった。
正直、少し狭い気がした。
「フフフッ、狭い所ですまないな。どうにも無駄に広い部屋だと集中できなくてね」
机の椅子に座っていたのは年老いた老人でした。80歳くらいでしょうか?しかし、若い時に鍛えてあったのか、がたいが良く眼光も鋭かった。
そしてソファーにはダンディな男性が座っていた。容姿が似ているので息子だろうか?
「さて、そちらのソファーに掛けて欲しい」
シオン達は言われるままに、反対側のソファーに3人で座った。宰相はダンディな男性の横に座った。
「まずは名乗っておこう。私が現国王であるラインハルト・シャインだ。そして、そっちの椅子に座っているのが私の父であり元国王であったグランハルト・シャインだ」
ひぃぃぃぃいいいいいいいい!!!!!!!
宰相様!!!!!いったい私をどこに連れてきたんですかーーーーーーーーー!!!!!!
シオンは余りの大物の登場に内心で叫んだ。
「ああぁ、あの、私はシオン・グラスハートと言います。ご、ご存知かも知れませんが大賢者アイラの娘です…………」
よし!言い切ったぞ!
シオンは自分で自分を誉めてやりたかった。
「ああ、本当に良く似ている。その紫の髪にその顔………そっくりだ」
ラインハルト国王陛下は優しい目で私を見詰めていた。
「本当にそっくりじゃな。これは驚いたわい」
「えっ?」
いつの間にか真横に来ていた元国王陛下がマジマジと見詰めていた。
「おお、すまん!驚かせてしまったのぅ?シオンは母アイラからどんな仕事をしていたか詳しく聞いておるか?」
「いえ、国王様の相談役としか聞いていません。後は、王国兵を鍛える指南役とか、ちょっと国政に関わっているだけよ~としか聞いていません」
シオンの言葉に国王様達は手で顔を覆って天を仰いだ。
「あのバカ者め!娘に何も伝えていないのか………」
えっ!えっ!?うちのママ、なんかやらかしたの!?
勘弁してよーーーーーー!!!!!!!
シオンは国王様達の反応から生きた心地がしないのだった。
『よろしければ感想、評価、ブックマークよろしくお願いします!』




