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封印されし聖剣戦記!~幻のアーティファクトを求めて~  作者: naturalsoft
2章:旅立ち!

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実戦テスト!

意気投合したシオンとギルマス(ギルドマスター)は、あーだこーだと楽しそうに魔導鎧について議論していた。


「ゴホンッ!あー、ギルマス?そろそろ時間が押しているので試験をお願い致します!」


受付のお姉さんが咳払いをして催促した。


「おっ!?すまん!つい、話し込んでしまった。ハッハッハッ!」


豪快に笑うギルマスをジトーと睨み付けて、受付のお姉さんは言った。


「シオンちゃん達の試験はこのおっさんがしますね♪実戦訓練なので、手加減抜きでボコボコにしてください」


「ちょっ!?おっさんは酷くないか!?まだ39だぞ?」


いや、十分おっさんだよ?


「はぁ、すまなかったな。では実力を測るとしようか。そこで待っていた少年達からやるぞ!そこにある木剣や木槍など好きなのを使え!」


グレンは身体をゴキゴキしながら木剣を手に取った。


「やっとかよ。シオンに付き合っていたら日が暮れるぜ!」

「それは悪かったな。剣術の実力を見るので魔法は無しだ。いつでも掛かってこい!」


ギルマスも木剣を持ち構えた。グレンもギルマスの構えを見て、真剣な顔つきに変わった。


お互いに隙を伺う。

風で木葉が舞った瞬間にグレンが動いた。背を低くして突進した。


「シッ!!!!」


鋭い一撃がギルマスを襲うが─


ガギッ!!!


ギルマスは片手で木剣を防いだ。


「ほぅ?なかなかの一撃だな?」

「まだまだ!!!!!」


そこからグレンは引かずに連撃を加えた。


ガンガンッ!!!

ガンガンッ!!!


全ての攻撃が防がれるが、一呼吸の間に絶え間ない連撃が繰り出され、堪らずギルマスが後ろに飛んだ!


「貰った!」


着地の瞬間を狙い、避けられない一撃を放つ!


しかし─


「なっ!?」


ギルマスは木剣をグレンに投げていたのだ。慌ててガードするがバランスを崩してしまった。そこをギルマスが一本背負いでグレンを叩き付けた。


「ぐはっ!?」


受付のお姉さんがそこまで!と、合図をして終了となった。


「流石によく訓練しているじゃないか。息が切れずにいつまでも連撃を繰り出すから、焦ったぜ?」

「クソッ、勝てると思ったのにまさか投げて来るとは思わなかった」


ギルマスは経験の差だとグレンを嗜めて、アークの番になった。


グレンのような激戦を期待したが、勝負は一瞬で終わった。


消えたと思ったらお互いに猛スピードで斬り合い、お互いの木剣が砕けたことで終了となった。


「これは驚いた。実力が下なら砕かれるだけだが、拮抗した実力者同士なら両方とも砕ける。剣術だけなら俺とタメ張れるぐらいの実力があるな」


アークは一言、そうかと言ってシオン達の方へ戻って行った。


そして、次はシオンの番になるのだった。




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