初めて使いました。余り使いたくありません!
『ハァハァ♪良い!良いですよ♪ビンビンッ感じます!斬った腕から魔族の魔力や生命力が流れてきます!もっとイッ(切って)て下さいーーーーーー!!!!!!』
脳内で変態性剣がのたまっていた。
「うげっ、だからギリギリまで使いたく無かったのに…………」
そう、聖剣を使うとガリガリと削られるのだ。【精神力】が。
(本当の意味で!)
(本当の意味で!)
大事なことなので二回言いました!
「なんだ!その剣は!?普通の剣では我が腕は斬れないはずだぞ!?」
「知らないわよ?それは…………アレよアレ!私の剣技が凄いから斬れたのよ!………多分」
さらりと惚けるシオンだった。
ずりゅっ!!!
魔族の腕が生え変わった!?
「げっ!腕が生えた!?」
「蜥蜴の尻尾と同じよ!だが、斬られた痛みはあるのだ!100倍にして返してやる!!!」
今度は腕を伸ばさずに、爪だけ伸ばしてきた。
「器用ね!」
腕ほど伸びないが、2メールほど伸びて短い間合いで斬り結んだ。
ザシュッーーー!!!!!
シオンの聖剣が魔族を切り裂いた!?
「ぐぎゃーーーーーー!!!!!バカな!バカな!バカなーーーーーー!!!!!!」
聖剣に切り裂かれた魔族は、斬られた所が白い煙を出しながら絶命した。
「よく倒せたな?」
アークが剣を締まっていうと、シオンは治療しながら言った。
「だって、アイツは腕を鞭のように攻撃してた時は手強かったけど、斬られるの恐れて爪で攻撃し始めたら、ただブンブンッと振り回しているだけだったから簡単だったよ」
アークの治療が終わり、シオンは魔族の首をはねて、収納袋にしまった。
「どうするんだソレ?」
「賞金首かも知れないから持っていくわ。魔族を倒しただけでも多少ギルドから報奨がでるからね」
魔物と違い、知性ある魔族は絶対数が少ない分、とても強く倒すのが難しいため人類の敵とされている魔族を倒すと報奨がでるのだ。
「それより、この盗賊達は無理ね。状態異常の回復魔法でも元に戻らないわ」
縛って広間の隅っこに転がっていた盗賊達を見ていった。
「…………なら死なせてやるのがせめてもの慈悲か」
アークが剣を抜いた。
「待って!私も殺るわ。……………いずれ経験しないといけないから」
まだ人を殺したことのないシオンは言った。そこにグレンも同意した。
「シオン、1人で背負子むなよ?均等に責任を分散しようぜ?」
「………そうだな。勇者としての覚悟をみせてもらった。俺も責任を一緒に背負うとしよう」
三人は均等に盗賊達を葬って、地面に埋めて弔らった。
「あの魔族の持っていた魔薬も持っていくわね。もし何処かで出回っていても原液があれば治療薬を開発できるかも知れないしね」
「本当にアイラ様の収納袋は便利だな」
『ああ♪良いですよ~もっと私を使って下さーい!ウフフ…………』
まだ悶えていた聖剣が叫んで、この場の雰囲気を台無しにするのだった。
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