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封印されし聖剣戦記!~幻のアーティファクトを求めて~  作者: naturalsoft
2章:旅立ち!

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22/82

盗賊退治は勇者のお仕事です!

シオン達は門番から聞いた、盗賊がでるという地域まで足を運んだ。


「さて、この辺りにでるとの事だったけど?」


周囲を見渡すと遠くには高台の丘が見えて、東には森が広がっていた。


「見渡す限りでは見当たらないな?」

「そうだね!街道に陣取ってくれていれば、わかり易かったのにね」


アークがシオンに尋ねた。


「それで?これからどうする?」

「えっ?どうしよう?」


グレンがまさかと思いシオンを見た。


「おい………まさかノープランかよ!?」

「仕方ないでしょう!行けば盗賊に会えると思ったんだから!」


いつもの二人の言い合いが始まった。


ギャー!

ギャー!


と、騒いでいると森の方からガサガサッと何者かが現れた。


「おいおい、騒がしいから罠かと思ったら、ただの痴話喧嘩かよ」

「へっへっへっ、なかなか良い女じゃねーか?」

「オラッ!死にたくなかったら有り金とその女を置いていきな!」


ぞろぞろと、10名ほどの盗賊が狙い済ましたように現れた。


「よしっ!結果オーライ!」

「嘘付けっ!?」


シオンとグレンの漫才に痺れを切らした盗賊が襲ってきた!


「女は傷付けるなよ!」

「おう!」


一方シオン達は─


「そういえば、シオン達は戦えるのか?」


アークが剣を構えながら尋ねた。


「愚問ね!見てなさいよ!」


シオンが、腰にあった鋼の剣を引き抜き盗賊へ向かっていった。


「なっ!?」


シオン(女)が飛び出してきた事に盗賊が驚いた。そしてシオンは躊躇いなく盗賊を斬り付けた!


「ぎゃっ!?」

「ぐわぁぁあ!!!」


盗賊の悲鳴が響き渡った。そして、グレンもシオンの後に続き、盗賊達を斬り伏せた。


あっという間に、盗賊達は全滅した。

しかし、命まで奪ってはいない。腕を飛ばしたりして行動不能にしたのだ。

そして、盗賊に軽く回復魔法を掛けて、アジトの場所を聞き出した。


「さて、死にたくなければアジトの情報を言いなさい。そしたら腕を元にくっ付けてあげるわよ?」


盗賊達は震え上がりガタガタ震えた。


「驚いたな………」


アークが素直に呟いた。


「えへへっ♪凄いでしょっ!」


シオンが胸を張って答えた。


「いや、剣の腕前というより、殺してないとはいえ、躊躇いなく盗賊を斬り伏せたことだ。」

「えっ、だって殺さないと私達が殺られるし?」

「盗賊なんてやっているんだ。逆に殺されても文句は言えないだろう?それに、このくらいの雑魚なら手加減できるしな」


グレンもそう言って剣を閉まった。アークはこの二人の感性に少し疑問を抱きつつも、盗賊に尋問した。盗賊達は泣きながら助けてくれと懇願して、知っている情報を全て吐いたのだった。


「意外と近いね?」

「ああ、窪地になっているから裏側が見えないだけで近いな」


シオン達はどうするか話し合い、盗まれた商人の荷物を取り返す為に、盗賊達のアジトへ向かうのだった。





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