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詩集  作者: 宮島ミツル
黎明期
5/40

5.無菌缶詰

最近、これを書く気になる出来事がおこりました。

運命は数奇な定めの海に揺蕩い

 理は悠久たる大地に沈んでゆく、常しえに────

 


 人理は氷河の大巨人の舌に滑り、

 嗚呼、哀しいかな──────まるでどこかの誰かと同じだ。

 


 それでも、それでもこの世界が美しいとあなたが言うのなら! 

 きっと、貴方の瞳の窓は

 綺麗なのでしょう。

 だが、ご注意ください?その窓の点検を怠らぬよう。小さなヒビでも、見逃せば、大きな亀裂になるかもしれません。

 さらに、もしかしたら、簒奪者が鉄槌を振り下ろすこともありうるだろう。なにせ君のような純真無垢な観測者は希少だからな。ゆめ怠るな。警備を厳重にし、箱庭(せかい)を慈しむがよい。

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