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詩集  作者: 宮島ミツル
黎明期
4/40

4.天使

この詩が気持ち悪いと思った貴方の感性は正常だと思います。凡人の詩など気色悪くて当然ですから━━━━

 幾千もの宇宙(ソラ)を駆け、舞い込んだ銀河の天使は私に微笑んだ!

 嗚呼、その輝きは(みち)を照らし、我行く果てしなき航路を指し示す!

 なんたる幸福だ。たとえ一時の邂逅だとしても━━━━━━━━━━私に宿ったこの幸福(ともしび)は、無限列車(わたし)石炭(生きる糧)となるだろう



 おお、救世主(メサイア)よ。わが天使よ。

 嗚呼、わが希望(ヒカリ)よ。



 この瞬きの尾はこの夜空に煌めいて━━━━━







××××××××或日━━━砂漠の銀夜にて━━



 turbanを頭に巻いた、冒険者が夜の砂漠を一人、歩いていた。とうに水や食料は底をつき、生存は絶望的だ。が、彼は悲嘆に暮れてなどいなかった。


 何故なら、彼に━━━━、彼の心には、かの銀河の天使の微笑み(またたき)が残留していたから━━━━

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