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詩集  作者: 宮島ミツル
第二途上期
39/40

偏愛

   偏愛


何ら変わりばえのせぬ、徒然とした、その庭に、

転がっている空き缶

どこからともなく飛来(やってき)て、

我がユートピアを汚す。


貴方は云うだろう、

「元から、君の庭は汚れていた。見よ!その汚泥を!」


それすら気づかぬ程、

我が(まなこ)は曇っておらぬ!


言わばそれは、

定義の問題であり、

価値観の相違に他ならない。


貴方が、妻の切れ長の一重を愛するが如く、

私は、私の過去を愛している。

それはきっと、情熱(マニアック)であり、

それはきっと己の庭そのものである。


だから汝、他人の庭を嫌っても、

親切心は置いてゆけ。


しからば世界は、

安寧と、心地良き波砕ける音のこだまする、

甘美な楽園へと帰納するだろう。

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