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詩集  作者: 宮島ミツル
途上期
28/40

32 銀河街    33 愛玩動物

   三二 銀河街


廻っています、それは命のメタファ。

渦巻く命の大火が、

我を温め給うなら、

それは愛すべき世界。


手足の先さえも、

凍えてしまうよな、

そんな寒々とした厳然

きっとわたしだけではないのでしょう、

遍く太陽と月のスペクトルショー。


いざゆかん、汝が背中は、

希望と孤独に満ち足りていて、

寂寥の念は微塵もなくて、

出来損ないの偉人も、

この墓に眠れ。


どこ迄も続く暗黒、

そこは寒くて、

わたしはもう眠い。




   三三 愛玩動物


その子、今日とて元気はつらつ、

狂ったようなオレンジの果肉のようで、

弾けた手足が、ずんぐりもって、

甚だしき憧憬と悔恨を引き出す。


尻尾を振れば、菓子がもらえるよ、

睥睨すれば、寒さがもらえる、

だれもこのご時世じゃ、

優しさ息詰まって。

誰も死にやせんが、

それはあくまで医学的に。


ついぞ能わぬ、仮面舞踏会、

遥々やってきたよ、この月夜、

嚥下するさ、四苦八苦、

ほら見て美味しそうに下すでしょう。


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