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31 月刊 丘の見える城
囲まれています、高い塀に、
繰り返すだろう、その蛮行。
礎すらもうんざりして、
きっともれてしまうため息が如く、
吐息だけで消えてしまう、私だけの空虚さを味わって下さい。
そうでなければ、私の気が晴れません。
私は、貴方を信じています。
だから、きっとあなたの横顔の、
甚だしく美しや、
散り行く時の定めに翻弄され、
ただ揺れることのみに、浪漫を見出すのだ。
だから、その波止場には、
荒れ狂う、セイウチたちの臭気が、
漂って、血まみれな、
讃美歌も辟易させる、破壊的衝動へと──────
アジップ君もきっと、
わたしのことを理解してくれると信じています、
彼こそ、私の学生時代の唯一の友であり、
希望と、黎明と、暁の衝動が、
律動を繰り返す、源泉かけ流し。
その保育士は、きっと夢を見ることでしょう。
細石を千切りにして、キャベツ如きを凌駕し、
この大皿のほうに同情してやろうという夢を。




