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18 定まらぬ旅路
ああ全人的な英雄よ、汝が翼は
豪胆にも可憐で、きっとそれは、コンテンポラリー文化においては
特段にも格別な、瞬く間にアドバタイズメントという形において
形骸化の一途をたどる。
その道を引き返すのは誰だ、
この問答に意味はいらず、
ならばわが手に握られるのは剣でも銃でもなく、
凱旋の下に横臥する、
古より授かりたりける褒章の
美しき顔面であることでしょう
憎き舞踏会にも奇跡の姫君はきっとおられるよ、
あなたがそれを見ることができるなら、
見ようとするのなら!
だからきっとそれは、悪夢にも似通った、
テレフォンナンバーの末端にも英治した、
セフィロロトを知らぬが花鳥風月とでも言いだしそうな。
それだからきっと、リフレインという美名を覆いにして、
俺だからこそ、リフレクトしてやるんだと意気込む若い水兵なのでしょう。
永続的なものは何もないと
誰もが言うけれどと、そう紡ぎ、存在証明にまごついている赤ン坊、
その蒙古斑にさえも先行を許してしまう矮小な顕微鏡は、
いっそのこと万華鏡にでも鞍替えしたらどうだ!




