マラタラ湖
俺たちはマンジャ森を出てしばらく歩いた。その途中ユウキが飴を喉につまらせたり、サナとウサナがケンカしたりといろいろめんどくさかったがなんとかマラタラ湖につくことができた。
「うわ〜、めっちゃキレイじゃん!!」
「変な名前っていって悪かったな!」
「いてっ!」
「殴るなよ」
「そのことを思い出させたからだ。」
理不尽な理由で殴られた。治りかけてたたんこぶがあったのに結局元通り。
「それであなたはどうしてここに来たったのよ」
「こっちはこっちで行きたいところもあったのに
さ」
「俺にも自由はあるんだ。シマネコは黙ってれば
いいんだよ」
その言葉からウサナとクランクの大ゲンカが始まった。30分くらいたったら終わったみたい。ウサナは目が赤かったけどね。
「だからクロネコ(クランク)は嫌いなのよ」
「まあ何でもいいけどさ……」
「何でもよくないから!!」
「いったぁ!」
あーあ。もう一個の治りかけてたたんこぶがー。
むしろひどくなった。
「……それでどうしてここに来たかったの?」
「………知らないな」
「はあ?アンタが来たいって言ったから来てやっ
たのに……バッカじゃない……」
「ウサナ待ってよ、そんな怒ると血圧上がるよ?
いいの?」
「そんなもん気にしてないわよ!!まあ、話くら
い聞いてやってもいいわ」
「ってわけだから、クランクよろしく」
「………………ない」
「なんて言った?しっかりと言いなさいよ!!」
「分からないって言った」
「殴られたい?」
「殴りたければ殴ればいいさ、分かんないんだか
ら」
「えーっと。なんとなくだと思うんだけどさ。ク
ランクがここに来たかった理由ってよくここで
遊んでたからじゃない?私たち二人で」
「そうかな」
「そうよ!さあ!わかったんだしせっかく湖に来
たんだから遊ぶわよー!!」
「やったー!あ、でも僕たんこぶあるから」
「そんなの関係ないわよ!シマネコはそういうの
に強いでしょー」
…………なんでここに来たかったんだろう。確かにサナとはここでよく遊んでいた。でも違うんだ。もっと他の理由があった。多分ここで何かあったんだ。そんなのあたりまえか。なんだろう。
「クランクー!はーやくー!」
「俺は泳がないからな」
よく分からないがみんな楽しんでいるならまあ悪いことではないし。俺は武器の手入れでもしてるか。
………泳げないし。