【第三話 ステータスチェック】
m(__)m大変遅くなりましたm(__)m
エ「ところで王様。解放した私達の力は、如何程のモノでしょうか?」
王「それはこれから調べる。水晶をここに。」
運ばれてきたのは、占いするのに使う水晶だった。
王「この水晶に手を乗せ魔力を流すと、君達の力量がわかる。では、エターナル殿から。」
言われたエターナル(真美)は、躊躇いつつも水晶に触れた。
そして、水晶に写し出されたステータスに王は、驚いた。
エターナル・クリムゾン(16)♀
HP1000/1000 MP2500/2500
攻撃250 防御200 魔攻200 魔防200
命中200 知識100 素早さ200 運25
職業:勇者Lv1
スキル
無我夢中 記憶力(C) 近眼乱視(B) 礼儀作法(C)
オリジナルスキル
異世界言語翻訳 雑学学士 早熟 創意工夫 創造魔法
称号
異世界から来た者 創造神の神子
王「これは素晴らしい。一部分からないスキルがあるが、初期値で上級冒険者と同等とは、さすが勇者。では次に、ミール殿。」
呼ばれたミール(里沙)は、姉が触って平気そうだったので、躊躇うことなく水晶に触れた。そして、王は再び驚いた。
ミネルバ・クリムゾン(14)♀
HP1000/1000 MP3500/3500
攻撃200 防御150 魔攻250 魔防250
命中150 知識100 素早さ100 運20
職業:魔導師Lv1
スキル
料理(C) 理解力(C) 近眼乱視(A) 礼儀作法(C)
オリジナルスキル
異世界言語翻訳 歌唱力 早熟 創意工夫
称号
異世界から来た者
王「成る程。ミール殿は、魔導師か。しかし、並の魔導師より魔力が高いようだ。では最後に、アーク殿。」
姉たちに習うように、アーク(政希)も水晶に触れた。そして、王は三度驚く。
アーギュメント・クリムゾン(12)♂
HP2000/2000 MP2500/2500
攻撃300 防御300 魔攻200 魔防200
命中350 知識250 素早さ300 運30
職業:狙撃手Lv1
スキル
狂気化(C) 近眼乱視(C) 礼儀作法(C) 先制攻撃 狙撃
オリジナルスキル
異世界言語翻訳 理系学士 早熟 創意工夫
称号
異世界から来た者
王「これは又、珍しい職業だ。少なくとも、我が国では、見かけないな。」
エ「では、他国では、見かけたのでしょうか?」
王「左様。確か、工国か帝国か大和国で、見たことがある。」
ブ「父上。確か、クラン先生が第二職で、持っていました。」
王「そうか。ならば、新学期から学園に行く前に学園長達に、3人を会わせる必要があるな。」
ブ「はい、父上。つきましては、私と先生方で、此方の事を教えて行きます。」
エ「それは大変有難いのですが、宜しいのでしょうか?」
王「問題無い。これらは、勇者召喚の慣例だ。」
エ「解りました。有難う御座います。」
王「では、今宵はもう遅いのでとりあえず、ブライト、3人を部屋に案内してくれるか?」
ブ「解りました。では、皆様此方へ。」
そう言って、歩き出したブライトに、3人は着いて行った。
第四話に続く。