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past of Dark  作者: 10月猫っこ
3/5

 さて、過去は置いておいて、とりあえず、現状確認。

 まず、ここはどこでしょうか?

 誰がどっからどう見ても、密林、もしくは、ジャングル。

 気候もそれ特有で、湿気を多分に含んだ空気が肌に絡みつき、水分が全身にべた付いているようなカンが拭えずにいて気持ち悪い。

 まぁこれは、服やらなにやらに盛大なる返り血と自分の血液が肌に最初っから張り付いてるから、よけいにそう感じてしまうんだろうけど。

 確か、国境線というか、地図上で見てみれば、マレーシアかどっかに近かったような気がする。

 もっとも、方向音痴のあたしがいちいち場所を確認するわけないし、地面に国境線が引っ張ってあるわけではないんで、はっきりとは言えないが。

 まぁ、んなもんは現在のあたしにとって関係もないことなのだし、地球上のどっかということが分かってるんだから、そんな些末なことに気を取られる必要はないだろう。

 知り合いがこの場にいれば、どこがだ、という有り難くもない突っ込みが見事に入れられそうだが……。

 んでもって、逃したのは、何か。

 今この星に侵入をはたしている連中の中でも、上位ランクに属するヤツ。

 大抵は、『カオス・シード』を媒体に使い、有機物、例えば人間や動植物を遺伝子レベルから、無機物はその物体の元の素材から、その基礎遺伝子や基板を変えて自分の操り人形にしてしまう。

 大まかなことを言えば、『カオス・シード』とは、それ本来が持つ全てを何もかもを奪い取り、純粋な破壊と殺戮の衝動だけを特化させてしまうのだが、今闘っているこいつらは、全くもって違う存在だ。

 希に『カオス・シード』によって変化させられながらも、自らの意志を全く失うことなどなく、ただ自分の中にある欲望を、上位の『シード』―あたし達はそれを『ルイン・シード』とよんでいる代物だ―によって持ち得てしまった強大な能力によって、自分達以外の、否、自分達を含めた全てを『無』に返そうという、とんでもない行動を己の意志で行うモノ達がいる。

 そんな連中の中にあって、かなりと言うか、とんでもなく厄介な相手と認識せざる得ないモノがいる。

 あたし達は『クリエイター』と呼んでいる能力持ちの、異形者。

 外見はあたしと同様に人間のような姿形ではあるのだが、その分だけいつもの連中とは一線をかいた存在といっても良いだろう。

 その名が示すとおり、その場にある物質から自分の任意の物体―それこそ有機物であろうが、無機物であろうが、とにかく種別をとうことは無い―を作り上げることの出来るモノ。

 そして、それ故になのだろうか、策と知略をもって、確実にこちらの喉元へと刃を突き付けてくるタイプ。

 だから、最初に殺るべき相手と認識していたのに。

 それなのに!

 やたらと数が多いわ、体力バカばっかりだわ……で、結果……今回はものの見事に時間がかかりまくった!

 これは、あたしだけのせいじゃない。

 時間がやたらとオーバーした理由は、もう一つ、あったりする。

「ったく、なーんで、ドール・マスターなんぞと組んで出てくるのよ」

 そう吐き捨てた途端に、抉られている脇腹がギチリと痛んだ。

 思い出すだけでも腹が立つが、異形扱いを得意とする『ドール・マスター』が、なにが何でもこちらの首を取ろうと躍起になってくれたおかげで、珍しくもこちらも大怪我を負ってしまった。

 ちなみに、『ドール・マスター』とは、屍だろうが意思がある存在だろうが、たとえそれが仲間であったとしても、区別無どなくそれらを自らの意思で操る者の総称だ。クリエイターに比べればクラスはそれほど高くないし、その形は人型から異形までというありとあらゆる姿、それこそ千差万別といえる姿が無数に存在するため、判断が難しい見た目をしている。それ故に、これにかちあったら、速攻で倒さなければならないランクの上位に上がったりもする。

 しっかし、あたしともあろうものが。

 はぁぁ、と深い溜息をこぼして、不意に考えてしまう。

 倒す……いや、殺す、と言う言い方が正しい選択。

 生かしておいても、こちらの利になることは無いのだが、それでも躊躇なく殺すという結論に簡潔に至ってしまう思考。

 それは、いったいどちらの考えなのだろうか?

 『鏑木優誠』としてのものか、それとも本来の『私』、『ユールティア・アレクトラ・アクトライア・クラシエラ』のものなのだろうか。

「……でも、自分は、自分、よね」

 言い聞かせるように呟いてみても、それで納得できるのか、と聞かれたとしたら、たぶん、いや、絶対に、あたしは首を横に振ってしまうという確証がある。

 『私』という存在は、『あたし』自身でもはっきりと理解できないのだから。

 クッと、小さいながらも唇が嘲るように吊り上がった。

 あたしは、人の形を模しただけの、生命体だ。正確に言ってしまえば、精神体と言った方が正しい存在。

 それ以上でも、それ以下でも無い。

 例えば、どんなモノにも、親というものはいる。

 生殖機能を持つ生命体にとっては、それは当たり前のことだ。

 けれど、あたしの身体は、いや正確に言ってしまえば、この肉体は、強大な力と全ての記憶、そして、それらの中心である『核』を入れるためだけに、『私』が作り上げた物体でしかない。

 いつ『核』が産まれ、そして『私』が産まれたかは覚えていない。

 気が付いた時、『私』は、全ての中心の中にいた。

 世界はまだ全ての次元の階層に分かれておらず、時空というモノすらもが無かったそこは、ドロドロと、何もかもが無秩序と混沌に満ちた場所。

 そこから、全ては始まった。

 『私』は、窮屈であった世界を分かち、俯瞰するだけの存在として全てを視る為だけに存在していた。

 世界が始まりを迎えても、『私』にとっては、そんな事柄は些細な事項でしかなかったのだ。

 ぼんやりとそれらを視ていたが、やがて『私』は世界に干渉出来ることを知った。

 そこに生きるもの達に接触できる。

 それは、ひどく魅力的なモノだった。

 『私』と対になる存在は、余りいい顔をしなかったが、それでも『私』は彼等と接触するための準備を始める。

 最も重要なのは、『私』の中心である『核』を守り、そしてその力をきちんと使いこなすためだけに、はっきりとした人格を作り上げ、そして、そこから『私』という『パーソナル』が産み出されなければいけないということだけ。

 それ故に、『私』にとっての肉体は、当然のことながら『核』と『パーソナル』の器でしかなかった。

 けれど、実際問題としては、肉体というモノがなければ、身体を持つもの達とのコミュニケーションが上手くいかないのも当たり前で……そのため、『私』は彼等と似通ったような形の肉体を創り上げて、それを使って彼らと接していた。

 そうして、いつの間にか、身体には全てをひっくるめて『私』を入れておくことが当然のような形になってしまった。無論、色々なもの達との関わりを持つことが出来ることによって、『私』は現在の私になることが出来たのだ。

 様々な種族や次元生命体とのやり取りは、『私』の中に新鮮な情報となって蓄積されていき、『私』に感情というモノを根付かせてくれた。

 だけれど、『私』と対となる存在は、そんな事が許せなかったらしい。

 自分だけを見ていてくれという渇望は、やがて歪みを生じ、『私』と同じく肉体を持ちつつ、全ての世界を壊すためだけに行動を起こした。

 いったい、何時からそんな事を思っていたのだろうか。もしそれが分かっていたのならば、『私』は『彼』と相対して話しを聞いていただろう。

 だが、今となってはそれは仮定の話しだ。

 『私』と『彼』は、互いの持てる力を使って、闘いを始めた。

 たくさんの世界が、その闘いによって滅びた。

 産まれたばかりの星々や銀河。『私』が愛した世界の数々。

 それらが呆気ないほど簡単に蹂躙され、断末魔の悲鳴を上げることも出来ずに、『私』の眼の前で無くなっていく。

 どれだけ長い間戦っていたのだろうか。

 何とか『彼』を封印することが出来たが、その結末は『私』が狂ってしまいそうになるほどの深く苦しい爪痕を残した。

 もしも、『彼』が残した負の遺産が無ければ、きっと『私』は狂気に支配されていたかもしれない。

 『彼』を封じても、『彼』が創り上げ、そして残していった厄介なモノがあちこちで跋扈しており、とにかくそれをなんとかしなければならない状態に置かれ、『私』はそれらを潰して回ることに忙殺された。

 あの頃は、過去を振り返るということすら考えられないほど、あちこちの次元、時空を走り回っており、自分自身を振り返る余裕すら無かった。

 その点においては、『彼』に一抹の感謝をしなければならないだろう。

 だからといって、『彼』を許すつもりは毛頭無いのだが。

 そんな時である。

 『私』は、とある次元で能力の高い『ルイン・シード』持ちを見つけでしまった。

 直感的に、これは、マズイ、と思った。

 そいつは様々な手段を用いて、その次元の銀河系を幾つも幾つも潰し、その様子を眺めて愉悦に浸りながら、次から次へと自分の側にある星々を壊し、高笑いをあげて滅亡への道を歩ませては、少しずつその力を高めていたのだ。

 その行動は、放っておけば一つの次元を壊すことが出来るほどの力を秘めているといって良かっただろう。そして同時に、このままでいけば近く襲い来るであろう未来が容易に想像がついてしまうほど、今までに出会った中でもとびきり破格の力の持ち主と断言できるほどに、危険すぎる存在だった。

 それこそ、焦った。

 正直に言えば、このまま放っておけば、いつかは無理矢理封じ込めた『彼』を呼び起こすかもしれないという危惧するに足る実力の持ち主。

 確実に息の根を止めなければならない『敵』と認定するのは、当たり前と言えば当たり前の現実だ。

 どうしたらよいか。

 それを考え抜いた結果、『私』は、力だけを放ちながら何も知らない振りをしてそいつに近づき、そいつを監視しながら息の根を止めるための方策を練っていた。

 とはいえ、それは相手も同じ事だ。

 『私』の正体を薄々ながら気付きつつも、便利な道具が手に入ったとばかりにこき使いながら、『彼』の封印を解くための鍵を探してたのだから。

 そんな腹の探り合いをしながら日々は過ぎ、場が膠着する状態に陥る―『私』の感覚としては短い時間ではあるのだが―長い時間が訪れた。

 それ故に、どちらも、焦りを覚えたのは同じ事であろう。

 時間だけが流れるなどという状況は、そいつにとっても『私』にとっても、歓迎できるものでは無い。

 表向きは、対等という形ではあった。だが、少しでも緊張を欠いてしまえば、寝首を掻かれるのは確実。

 細い糸の上を眼を瞑って渡っているようなモノだ。

 そして、そいつは呵々と嗤いながら着実に配下のもの達を増やしていたが、『私』はそんな事が出来るほど高い位置についていないだけではなく、破壊のためだけの兵士を集めようという気にはならなかったため、様々な溝が『私』とそいつとの間に走っていた。

 とはいえ、僅かではあったが、それに反した意思を持つモノを集めてはいたが。

 それと同時に『私』は少数ながらも、そいつに気付かれないよう滅ぼされる寸前の惑星から人々を助け出し、新たな技術を授けて反撃の狼煙を上げるための準備を執り行っていた。

 だが、『私』の取った方策は、ほんの僅かな切っ掛けで粉々に打ち砕かれた。

 こちらが、眼を少し離した時。そいつは自分を殺すに足る技術を嗅ぎ取り、木っ端微塵といえるほど苛烈に全てを打ち砕いたのだ。

 それと同時に、そいつの配下が勝手に暴走するような行動を行い、幾つかの銀河はその次元から姿を消した。

 歯ぎしりしたかった。だが、それを表立ってすることも出来ず、『私』は次の方策へと舵を切り直し、今度はそれが功を奏してほんの一握りではあったが、それでも戦力に足るだけの実力者をそろえることに成功した。

 ほっとしたのは、ほんの一時だけ。

 気が緩んでいたのだろうか。それとも、『私』の認識が甘かったのだろうか。

 僅かな『仲間』の力を借り、『私』は奴らの前から一時姿を消した。

 その間に行ったこと。

 もしも、の為の保険を実行し、『私』は多くの力を放出することになった。

 何をしたのか。

 そう、『私』は秘密裏に単性生殖によって二人の子供達を産んだのだ。そして同時に、『私』の力の一部を二人に分け与えた。

 あいつらの力を無効化するだけの力を。

 それが、どこからどういう経路を辿ったのであろうか。

 子供達を産み出したことが、ばれたのだ。

 故に、建前は事故として、だが、故意に起こった事件によって、『私』は以前の肉体がお釈迦になり、今の身体を造ってこの地球に落ちてきた。

 『私』の子供達を連れて……。

 まぁ、昔を思い起こせば色々あったなー、と現状に関わらずしみじみしそうだから、ここいらで止めておく。

 まぁ、『優誠』であれ、『ユーマ』であれ、この身体を指し示す名前なのだからどう呼ばれても構わない。

 あたしは、あたしでしかないのだから。

 まぁ、今のあたしは、こちらで暮らしてきた『鏑木優誠』の人格意識や性格が強いのだから、それにそった言動しかできないわけなのだけれど、その根本が変わっていないことだけは事実である。

 それは置いておいて、身体の話しに戻る。

 とりあえず、今のあたしが昔の『私』を思いだした時に、この身体がバケモノのようになったことだけは、確かなことだっだ。

 バケモノ。

 言い方が悪いのは承知しているが、それでも、そうとしか言えない。

 斬られた傷はすぐさま塞がり、抉られた肉や内臓は、怪我の程度にもよるが、きれいに再生する。もっとも、腕や足を斬り落とされたら再生は出来ないだろうが、切り口が綺麗ならばきっと癒着するだろう。

 もっとも、さすがに腕や足の件は今だに試したことがないし、そんな事を試したいと思ったこともないが……。

 ここまで言えば、大抵の者は眉を顰めながらも理解する。

 あたしの身体は死なない身体なのだと。

 正確に言うならば、一撃で心臓を潰すか、首と胴を斬り離さない限りは、この肉体は消滅しないのだ。

 まるでゾンビか吸血鬼、なこの身体は、それでも戦闘時に、それも最前線にいつも立つ人間にとっては、充分に有り難い身体では、ある。

 まぁ、自分がそう思っていなければ、やっていられない時が多々あるだけの話しかもしれないけれど……。

 もっともこれは、今でこそ、の話しだ。

 思いだした直後は、『鏑木優誠』が、納得尽くでそれを受け入れることなど、当然のことながら出来なかった。

 まだ十年ちょいしか自分というモノを形成していない人格体は、自分にのし掛かった重さから目を反らして、耳を塞ごうとした。

 逃げ出そうと、したのだ。

 自分を囲む全てから。

 けれどもその結果は、あたしは死なない身体なのだと、イヤになるほど実感させられてしまっただけ。

 決して逃げることの許されないあたしが、自分から逃げ出した時に、それを思い知らされた。

 まるで、呪いのようだ。

 どれだけ自分が死にたいと願っても、死ぬことが出来ないという事実。

 権利などはなく、どんなことをしても生き延びることが、何かを無くしてでも生きることが義務であり、自分の犯した罪に対する罰なのだと、知った。

 死ぬことは許されないのだと、死なないことが義務なのだと、指先で辿る『そこ』から教えられた。

 鳩尾から左肩にかけて残った疵。

 刃が身体を貫通し、背骨を斬り裂くだけでなく、心臓を掠めて、左の肩へとぬけていった痕。

 無論のことだが、これは致命傷であり、即死しなければならない程のケガ、というか疵痕である。

 けれども、あたしを延命するため、現在あたしの側にいる『仲間』達は、助け出すと同時にかなりの無茶をやらかしてくれた。

 自分達が持てる技術を総動員して、この身体を生かした。

 一度止まりかけた心臓を何とか動かし、数ヶ月も再生槽にぶち込んで細胞やらなにやらを造りだし、どうにかこの身体に生命を繋ぐことに成功した。

 けど、全てが上手くいったわけではない。

 治癒に際しての変化が、それなりに身体へとフィードバックしてしまったのだ。

 脊椎や内臓などの諸々の器官と疵を治す為には、『現在』のあたし、つまりこの世界で生きていた数十年分の、十三、四と偽ってきた身体では、無茶ぶりもいい所だったりしたのである。

 故にその代償として、あたしの身体は急速なまでに成長してしまい、生体エネルギー全てを使ってまで生命を燃やす代わりとして、あたしの黒髪は見事に白金色へと変色し、その姿を十六、七の姿へと成長した。

 そして、あたしを救うためのそれらの努力の跡として、それは醜い痕となって身体に残された。

 鏡で自分の身体を見る度に、その事には感謝してはいる。

 けどそれ以上に、それが自分を戒める枷としての痕に見えた。

『死なない』

 それを実感した時、あたしは笑っていた。

 泣く代わりに、嗤うしか無かった。

『死ねない』

 重苦しい事実は、あたしを打ちのめした。

 姿形は同じでも、『これ』は、人間ではなくなった。

 鏑木優誠という人間じゃなくなったんだと思って。

 そして、あたしは人間でいたかったんだと、実感して。

 どんなに願っても、もう戻れない。

 戻ることが、出来ない。

 それが、現実。

 それは、義務であり、呪い。

 拒絶することもできない真実は、見えない鎖となってあたしを縛り付ける。

 狂うことが出来ないと理解していても、心は狂いそうになっていた。

 誰かに、助けて欲しかった。

 誰かに、何かを言って欲しかった。

 あたしは、いったいなんなのかを。

 どうしたら、あたしは自分を確かめられるのかを。

 何度も何度も鏡面を叩き付けて、その答えを得ようとしたけど、結局それは分からなくて……。

 最後にはあたしを映し出すたくさんの欠片と、破けた皮膚から滴る血が床に広がっていた。

 だから……なのかな?

 壊れた鏡の破片と滑り落ちる緋色の雫を眺めるあたしの中で、不意に何かが弾ける。

 もしかしたら、と、おもった。

 あたしが行き詰まった時、それなりに道を指し示してくれる人。

 あの人の所に行けば、その答えが分かるのかもしれない、と思ったのは。

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