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買い占めとか独占販売とか出来るものならやってみろよって、素材が全力で殴り掛かって来ました。




 巨獣種子羊(ギガス・ラム)の出現でブリストンの街に起こった変化は幾つかある。


 帝都に骨付き背肉を送り届けた事で、モールトン伯爵とフィッシャー子爵は皇帝陛下より直々にお褒めの言葉を頂戴した。血抜きと熟成が完璧に行われた背肉は、ちょうど成人の儀を迎えた第四皇子と麾下の獣人部族達を歓喜させ益々の忠誠を誓ったらしい。

 その御礼なのか、獣人部族の中でも戦闘技術に長けた一族が伯爵領と子爵領に派遣されることになった。獣人の戦闘部族はモンスター種の天敵で、冒険者達にとっては憧れの存在でもある。彼らが逗留すると言うだけで周囲の野盗も逃げ出すというから、街道警備隊や行商人達も歓迎している。


 生産された大量の獣脂と羊皮紙は、ブリストンの街にちょっとした好景気をもたらした。

 草皮紙。

 樹皮紙。

 獣皮紙。

 そして羊皮紙。

 大南帝国に出回っている「紙」はおおよそこれらの四種類。ただしそれは清書(・・)用の紙が主で、粘土板に尖った鉄や石の棒で文字を刻む下書き(・・・)道具が一般には普及している。紙を贅沢に使えるのは王侯貴族か聖職者だが、彼らと同じくらいの量を身銭切りつつ消費しているのが後援者なしの(フリーランス)芸術家と、意外かもしれないが冒険者達なのだ。


 冒険者はとにかく紙を消費する。

 地図作製に動植物の分布調査、遺跡探索者は門扉に刻まれた紋様ひとつさえ正確に模写することが求められ、先史文明の碑文など見つけた日には水溶性のインクで拓をとった後に保存術式で定着さえ行う。

 魔術職は更に紙を消費する。

 巻物(スクロール)護符(タリスマン)呪符(カード)、そして魔術大全(スペルバインダー)。ものによっては紙の製造時点で特殊な触媒を投じたり、特別な条件付けで揃えた原料を使用する。

 羊皮紙は冒険者に広く好まれている。

 皮革からの羊皮紙への加工手伝いが駆け出し冒険者達の収入源という地域は多く、羊皮紙問屋は冒険者ギルド創立期からの御得意様でもある。大抵の冒険者は羊皮紙の加工技術を最低限修めているし、怪我や病気で引退した冒険者を羊皮紙の職人として迎え入れる工房もそれなりにある。


 今回ブリストンの街に卸された巨獣種子羊の革は、冒険者達にとって一種の縁起物扱いされた。巨獣種(ギガス)の撃退はままあれど、討伐に成功した例は帝国史を紐解いても数えるほどもなかったようだ。

 各種神殿も巨獣種の羊皮紙ということで特別な装丁を施した教典を作成するらしい。最も上等な部分は羊皮紙問屋と冒険者ギルドが連名で帝都に献上したとかで、加工を手がけた工房が親方(マエストロ)の認定を受けてちょっとした騒ぎにもなった。それはつまり──


「ジェイムズ君、そろそろ現実逃避を止めた方がいいと思うの」


 帝都から戻ってきた護衛役のアリーシアさんが、イイ笑顔で僕の意識を呼び戻す。

 帝都での騒ぎは間接的に聞いていた。

 たとえば巨獣種子羊の皮革は、ブリストンの百倍の値がついている。分厚くも柔らかい子羊の革なので、旅装鎧の下地(インナー)として問題なく使用できる。だが巨獣種子羊の皮革は大部分が羊皮紙に加工されてしまったし、残った部位も帝都に廻った量は限られているはず。


 そして混乱に拍車をかけたのが、献上した背肉だ。

 第四皇子が絶賛したというそれは帝都の富裕層のみならず獣人族を大いに刺激し、背肉以外の部位ならば残っているはずだと暴走を始めた。

 実のところそれは巨獣種子羊による被害を少しでも補填しようというフィッシャー子爵家とモールトン伯爵家の依頼を受けた商業ギルドの印象操作が背景にあったそうだが……


「獣人の誇りを刺激する宣伝が効果を発揮しちゃってね。子爵家と伯爵家の保有する腿肉に冒険者ギルドの取り分まで放出したけど、まだ足りなかったみたい」

「残ってないなら仕方ないでしょう」

「ブリストン支部が預かってる細々とした雑肉と、薬師ギルドに持ち込まれた食用可能な内臓部位。なんとか融通してもらえないかって」


 アリーシアさんも少々あきれ気味に答え、目の前で土下座している身なりの良い若者を見た。

 身体の輪郭を崩さずに仕立てられた上等なシャツにウエストコート。縫製技術は王国流ねとアリーシアさんが感心するほどで、無造作に脇に置かれたフロックコートも相当な品のようだ。年の頃は二十代半ばといったところで、綺麗に整えられた後ろ髪がピンと張っており獣人達も唸っている。相当に良い髪油を使っているとか。


「帝都商業ギルド本部、パシフィックであります!」


 伏したまま、商業ギルドの若者パシフィックは叫ぶように名乗る。

 用件があると聞いて訪ねたら既にパシフィック氏は土下座していた。僕がギルドの扉を開ける前からずっと土下座をしていたようで、彼の周囲には冒険者達が集まっており物珍しそうにその背中と僕の顔を交互に見比べている。

 その、正直勘弁してほしい。


「第二等級冒険者、いえ二級薬師ジェイムズ殿にお願いがあります! 薬師ギルドにて加工している巨獣種子羊の可食内臓肉について、何卒!」


 ゑー。

 なんて美しい所作と表現すべきか。

 背中から尻にかけての曲線が生み出す美というか、セクシー? 女性冒険者とギルド受付嬢の何割かが困ったような笑顔で彼の尻をガン見している。あ、大銅貨が飛んできた。


「薬師ギルドの支部長への紹介でしょうか」

「許可は得ております! ですが、巨獣種子羊の捕縛、解体、食肉加工において最も活躍された方を蔑ろにしては筋が通りません」


 隙あらばパシフィック氏の尻にノーブル紙幣をねじ込もうとする女性冒険者を牽制しつつ、副ギルド長が嘆息する。


「獣脂をとった後の腸って、加工次第では上等な保存食になるそうですねジェイムズ君」

「巨獣種子羊の場合、元々食べられる肉ですから。ええ。臓物の洗浄を徹底して、鍋も消毒洗浄して、焦がさないように羊の腸を素揚げにしましたよ。他の部位も、傷みやすい臓物肉は防腐効果のある香草を練り込んだ特製のタレに漬け込んであります。横隔膜とかは薫製にして──でも、薬師ギルドにある分を放出しても帝都の需要に追いつきませんよね」


 パシフィック氏から聞かされた発注数と薬師ギルドの在庫量を比較し、僕はアリーシアさんを見た。どう考えても足りない。


「宣伝効果ありすぎでしょう」

「隣国からも獣人族が大勢押し寄せてるみたいよ」


 アリーシアさんは楽しそうだが、そのたびにパシフィック氏の尻が小刻みに揺れる。うん、セクシー? 独身の女性冒険者達の視線が彼の下半身に釘付けだ。


「第四皇子が巨獣種子羊の背肉を召し上がった途端、御身が光に包まれて、虚空から黄金に輝く巨大な獅子が現れると残った背肉をぺろりと飲み込んで祝福の言葉を唱えながら天高く消えていったのよね」

「最初の演出では、第四皇子が『美味である』と仰った直後に歌唱隊による誕生賛歌を披露する手筈でしたあ!」

「誕生賛歌の歌唱隊に、天使様が多数加わって。歌詞の内容も神と御子を讃えるものに書き換わっていたわね」

「同席した各種神殿のお偉い様方が揃って神性顕現を認定されてしまいましたあ!」


 アリーシアさんのとっても楽しそうな説明に、パシフィック氏が涙声で応える。

 ブリストンでも有数のチームである月光猟団、そのリーダー格であるアリーシアさんの言葉を疑う冒険者は皆無だ。でも、内容が内容なので、にわかには信じがたい。信じたくない。できれば冗談であってほしいという表情も垣間見える。

 僕も同意見だけど。


「ジェイムズ君、これが現実よ」


 アリーシアさんが後ろから抱きつくようにして両肩に手を乗せる。

 同行していた斥候職の子(カリス)が絶叫しているけど、見た目では想像もつかないほどの握力と腕力で上から固定された僕は、アリーシアさんの言葉に固まった。


「ねえ、ジェイムズ君。羊って群で生活する動物よね」


 周囲にいた冒険者達も固まる。

 ギルド職員も。

 誰もが想像し、だが考えないようにしていた事実。この十日間、何事もなかったからこそ問題視しなかった事。それをアリーシアさんは指摘した。


「ねえ、ジェイムズ君。霊木の樹精(ドライアド)は今どこにいるのかしら?」


 もう少しだけ現実逃避させてくれませんかね、アリーシアさん。




◇◇◇




 巨獣種の住まう大陸西部からブリストンに至る細く長い地脈(ライフストリーム)が延びているのを発見したのは霊木の樹精(ドライアド)だった。

 都市開発により機能停止していたブリストン周辺の地脈を整えた際、断線しかかっていた大陸西部からの接続が復活したらしい。


『成体は無理だケド子供ナラ来れるミタイダネー☆』


 前回と変わらずブリストン郊外の森にやってきた僕達は、霊木の樹精(ドライアド)の出迎えを受けた。

 一応は冒険者ギルドとモールトン伯爵領軍が簡易砦を築いて監視に当たっていたのだが、彼女は郊外の森を一種の結界に作り替えて巨獣種子羊を封じ込めていた。

 その数、十三頭。

 十三頭。

 あ、領軍の騎士様がひっくり返った。いや無理もない話だけど。


「あはははははは」

「笑うところではないであります中隊長殿」


 蔦にからめ取られた十三体の巨獣種子羊を見て爆笑するアリーシアさんと、頭を抱えるバーバラさん。周りの冒険者達も多くは彼女達と大差ない状態。

 普通なら都市を捨てて全市民を避難させないといけない状況。

 おそらく帝都周辺の陸戦部隊を総動員しても蹴散らされる可能性が高いだろう。


「冒険者ギルドの解体処理能力を駆使しても、二体が限界です」


 しょっぱい顔の副ギルド長。

 パシフィック氏は先程まで呆けた顔で巨獣種子羊を眺めていたが、今は算盤を激しく叩いている。帝都の商業ギルドで幹部になる逸材だけあって、復活が早い。


「薬師ギルドはどうでしょう」

「領都アレクシスの支部から『次あったら一枚噛ませろ』とは言われてるらしいので、何とか二体なら」


 訊かれたので、一応答えた。

 ちなみに羊皮紙組合は既に稼働限界を迎えており、伝令を送ったが罵声と共に叩き返されたようだ。その代わりに革細工問屋が大挙してパシフィック氏と交渉を始めている。

 どうやら彼らは巨獣種子羊を倒す算段があるようだ。


『旦那様どうスル?』

「元いたところへ追い返すことは出来るかな」

『余裕~☆』


 褒めて褒めてと近寄ってくる居候(ドライアド)の頭を撫でた後、僕らは巨獣種子羊の群を見た。

 何頭かを観察したところ、魔術を用いた印章と首にかけられた飾り紐と(ベル)を発見。縮尺が色々とおかしいので断定できないが、どこかの鐘楼に飾ってあったものを拝借したのかもしれない。


「野生の羊じゃないですね、あれは」

「家畜泥棒は冒険者ギルドでも処罰対象であります」


 地域によっては縛り首でありますぞー、とバーバラさん。

 魔術による印章を解析したのか真新しい羊皮紙に書き込みながらの発言だ。副ギルド長と周りの冒険者達も我に返ったようで、僕達の発言を確かめるべく巨獣種子羊達の観察を始める。

 迷子の家畜探しは駆け出し冒険者が一度は受注する仕事。報酬は大したことないけれど、庭先で穫れたばかりの新鮮な野菜や卵などを定宿に持ち込み少しだけ豪華な夕食にするのは冒険者の醍醐味でもある。

 ちなみに採集以外で僕が受注出来る数少ない依頼の一つだ。


「じぇ、ジェイムズ殿?」

「迷子を元の場所へ」

『は~い☆』


 家畜と聞いて落胆しつつも何処か抜け道はないかと必死に考えていたパシフィックさんには悪いけど、下っ端冒険者にも矜持というものがあったようだ。

 僕の声を合図に霊木の樹精(ドライアド)が楽しげに両手を上げると、蔦に絡まった巨獣種子羊達がそのまま宙へと吊される。百メートルを超える巨体が釣り上げられるのだから、誰も彼もが首が痛くなるほど()け反ってしまう。


 と。


「──巨大な魔力反応、来るであります!」


 焦ったような興奮したようなバーバラさんの叫びと共に、上空に幾つもの魔法円(マジックサークル)が現れる。詠唱式が主体となっている大南帝国では廃れてしまった魔法の発動様式で、その出力の強さと魔法円の大きさに魔法職の冒険者達が目を剥く。

 そして現れる、巨大な腕。腕。腕。

 百メートルを超える巨獣種子羊の身体をひょいと抱え上げられるような、毛深い腕。それが何人分も一斉に現れて、霊木の樹精(ドライアド)が釣り上げた子羊達を丁寧に受け取り魔法円の中に取り込む。


「ぎぎぎぎぎ、真なる巨人(ギガント)……千年も前に絶えたって、賢人同盟(アカデミア)の調査隊が結論付けたでありますよ!」

「生きてたのねえ」

巨獣種(ギガス)との生存競争に負けて都市を失い、地脈の力の乏しい環境に追いやられた筈であります」


 生物学と博物学と魔法学の教科書がいっぺんに大幅改定されるでありますよー!という言葉を最後にバーバラさんは意識を手放した。背後に神官職のシンシアさんが待機してバーバラさんを優しく受け止め、地面に寝かせ……ずに、取り出したロープで簀巻きにし始めた。あ、すぐに復活して川エビのように跳ねている。


「ジェイムズさん。樹精(ドライアド)ちゃんの力を借りて、あの巨大な腕(デカブツ)をどうにか出来る?」

「え、無茶言わないで下さい」


 わくわくしながらこちらを見るシンシアさんに僕は思わず素で答えてしまった。

 霊木の樹精(ドライアド)が支配しているはずの地脈(ライフストリーム)、その力に干渉する形で魔法陣を発動して転移門を生み出した存在だ。魔法出力、制御力、精度、どれもが桁違いなのだ。少なくとも霊木の樹精(ドライアド)では一時的に拮抗することさえ難しいだろう。


「あの大きさの手だと、妖精種のトロウルだって一掴みですよ」

「だよねえ」


 労働と戦闘で鍛えられた手だ。

 近接戦闘職の冒険者達が思わず拝んでしまうような、巨人の手。それが優しく巨獣種子羊達を空の向こう側に持ち上げていく。物凄い光景。駆けつけてきた騎士団や神殿の人たちも、目の前で上下していく巨大な手と羊達を見守ることしかできない。


 圧倒的で、凄まじくて、神々しくて、でも牧歌的な景色だ。


 そうして最後の一頭が空の彼方に消えると、少しの間を置いて巨人の手が再び現れた。

 今度は巨大な葉に包まれた、トロウルの倍ほどの大きさはあろうかという羊乳の固形物。鼻の利く獣人族のひとりが「チーズだ!」と叫び、どよめきが起こる。トロウルの倍という大きさは、つまり、ブリストンにあるすべての建造物よりも高いという事だ。

 そしてチーズと時間差で落下する、牧童が使うような、湾曲した刃のナイフ。それが地面に縫い止めたのは、これまた巨大な羊皮紙の束。


 今度こそ魔法陣は消えた。

 巨獣種の気配も、巨人の魔力もない。


「羊農家で迷子の家畜を探し出したら、お礼にチーズってのは冒険者の定番よね」


 ぽつりと出たアリーシアさんの言葉に、冒険者達は思わず頷く。


「じぇ、ジェイムズ殿ぉ!」


 悲鳴のような歓喜のような声は帝都商業ギルドのパシフィック氏のもの。


真なる巨人(ギガント)達が使っていた金属短剣とか、彼らの直筆っぽい手紙とか、地脈(ライフストリーム)を経由した巨大生物さえ往来可能な転送魔法陣とか……おなかいっぱいであります。大家(ジェイムズ)殿、どれ一つとっても賢人同盟(アカデミア)が校舎ごと引っ越してくるような発見でありますよ?」


 呆れたような、いや呆れを通り越して悟りの境地に達しているようなバーバラさんの呟きに、パシフィック氏の目が輝く。いかん、あれは銭勘定がスパークしている商人の輝きだ。


「討伐じゃないし、解体もしていない。巨獣種子羊を送り返したのは霊木の樹精(ドライアド)なので、巨人が対価として残した物の所有権はジェイムズ君に」

「無茶言わないで下さい副ギルド長(チャールズ)さん」

「とりあえず、チーズが傷むと勿体ないから運び出しましょうかね。高さが三十メートル、直径で六十メートルくらいありますが」

「無茶言わないで下さい」

『ハイホー☆』


 魔法使っても運べそうにない代物だが、居候(ドライアド)は敬礼すると地面から蔦を生やして巨大なチーズの塊を持ち上げる。巨獣種子羊よりは軽いと思うけど、ブリストンの街に持ち込んで良いものなのか。


「……代官に許可を得て広場を開放しよう。短剣と羊皮紙の束も、同じ場所に」


 ひっくり返っていた領軍の騎士様が、ひきつった笑顔のまま許可を下さった。


「それで、所有権が薬師殿にあるのは重々承知だが──」

「アレぜんぶ個人所有とか無茶言わないで下さい!」


 半泣きで叫んだとしても許されると思う。




【登場人物紹介】

・パシフィック

 商業ギルド帝都本部の若手幹部。巨獣種子羊肉の献上において派手な演出を試みたが、現実はその上を行った。責任を取らされるというよりも押し付けられる形で肉の調達を命じられてブリストンに派遣される。土下座したのは兄弟子ゲイリーの存在を知っていたため。

 なおパシフィックは家名。ジェイムズの出身地ロイズ村の豪農パシフィック家は本家筋にあたり、彼の祖父にあたる人物がロイズ村村長(当時)の弟だった模様。


・真なる巨人

 伝説扱い。推定身長百五十~二百メートル前後。魔力濃度の低い土地では暮らせないようで、大陸のごく限られた地域に遺跡が見つかっている。絶滅したと思われていた。

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