拮抗
都合により今回は超短いお話です。
あと、申し訳ありませんが、また出張ってしまうので、暫く不定期更新が続きます。
で、いまだに謎の光と拮抗状態で御座る。
まだまだ私の魔力量は問題無いけれども、このままだとお互いにジリ貧だ。
さっさと決着をつけたいところだ。
いい加減諦めて、私の私による物理的【浄化の炎】を受け入れて、さっさと浄化されてくれないかな(消滅又は消し炭的な意味で)。
さすがに面倒になってくるねぇ。
ガンガン魔力が吸われる感覚って、なんか気分良くないンだよね。
献血で血ぃ抜かれてるみたいでさ。
そろそろ、ガチンコで殴り合った方が、早く決着がついたりしてね。
まぁ、私の場合殴り合いになったら、銃火器持ち出すけどね。
アル・カタみたいな?
いや、あれは拳銃かな?
まぁ、私の筋力値があれば、例のブツでアル・カタできまっせ。
グフフ…
さて、敵さんを【浄化の炎】で足留めしてる間に、一丁やったりましょう。
ぶっちゃけた話、王国の行く末とか、王様朗党の命運とかどうでも良いんだよね(おにゃのこと、ガキンチョは除く)。
だけど、私と関わった人達の生活、尊厳、そして生命が脅かされるのだけは我慢ならん。
戦争が起きて、敗北による占領または降伏により起きるのは、略奪、強姦、誘拐、虐殺ect
マリアさんやその旦那さん、ノンナさん、マイちゃん、工房の親方、殿下に酒場の女将さん、パイをくれたおばちゃんにアニキ、御者のおじいちゃんに、何時も無口だけど最近会釈してくれるようになった、ダンジョン入り口前の守衛さん。
まだ来てから一ヶ月経ってないけど、もうこんなに沢山の人に関わってる。
だから、私は退くわけにはいかんのよな!




