王都を目指そう(2)
エロが足りん、エロがぁああぁあぁ……
もっとだ、もっともっともっとおおおおおおおおお!!!!
と、寝ていたら某『暗黒院』さんが夢にお出になられました。
私、もしかしたら寝こみを襲われているかもしれませんねw
そして、今回は少しえっちな回になりました。
さて、諸君。
現在の時刻は、午後の9時です。
ここは二階の個室です。
そして目の前には、ベッドが一つしかありません。
部屋自体には、私直々に防音魔法を掛けました。
部屋の中には、リーラちゃんとミルクたんが、おしゃぶり…じゃなくてお喋りしてます。
そして…私は荒縄でぐるぐる巻きにされて、床に転がっています。
おっと、なんで私はこんなところに転がってるのかなっ!?
おかしいな!!
これは人権に反すると、強く言及するぅぅぅ!!
これは新手のプレイですかそうですか濡れて
「こないよ!?」
「瞳子さん。少し静かにしないとダメですよ?」
うをぉぉぉぉぉ!!こんな縄ぶっ千切ってくれるわっ!!ヒャッハー!!
「マスターがバインバイン跳ねてますね」
ぐぬぬ、この縄やりおる…引っ張るとオΠと股に食い込むなんて…燃えてきたぁぁぁぁぁ!!
おんなじ事をリーラちゃんで試してみなくては!!
言質は取ってるもんね!!
グヘヘヘへwww
お覚悟!!
「ぬをぉぉぉぉぉ!ポケモンじゃないよ☆」
ブチブチと縄が切れてきた。
あと少しでお花畑が!!
艦長!すぐそこです!!
「でりゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!ふぅっはっはっはっはっはぁっ!!」
ブチーン!と縄が千切れた。
我はじゆーだーぁっ!
宿敵荒縄、討ち取ったりぃぃ!
「…!!ミルクさん、大変です!!」
「マスターが、荒縄を千切るなんて…凄い膂力です」
「関心してる場合じゃないですよ!?」
さぁて、どう料理してやろうかぁ…
お預けを食らった分、楽しませてもらうぜ!(キリッ!)
あんな事やこんな事を、時間を掛けてタップーリ体に覚えさせてやるのだぜぇ?
「うひゃうひゃうひゃー!!」
「ら、乱心!きゃぁ!?」
「さぁ子猫ちゃん、優しくしてあげるからねぇ…痛いのは最初だけだからさぁ…グヘヘヘへ」
「女性が言うセリフじゃないですよね!?」
ふぅっはっはっはっはっはぁっ!!
念願のご開帳であります軍曹殿!
瞳子、いっきまーす!!
「あっ!ダメです…そんなとこ、んんっ!!汚いです、よ……あん!!」
「よいではないかよいではないか!うい奴めぇ、どれ、ここの具合はどうかなぁ…うひゃうひゃうひゃ!ペロペロレロレロジュルジュルベロベロちゅぱちゅぱ…」
「だ、ダメ!ダメですって!!ああん!んんっ……も、もう私っ……!!」
「壊れてしまぇ~、さぁさぁさぁ!誰も文句は言いまいよ!!」
「このままでは、マスターが野獣に……!ライトニングアロー!!」
「む?…あばばばばばはばぃぬぇいなまびいに゛え゛ぢゅえぁ!?!?」
む、むむむ、胸に、電撃のののや、矢矢矢がががががが刺さっとるるるるるる!?
「む、むむ、無念……ガクッ………」
あぁ、あと少しで花園が…ぁ……
『めのまえがまっくらになった』
☆
「た、助かりました…ありがとうございます、ミルクさん」
「あわわわわわ。マスターになんて事を!マスター!死なないで下さい!!」
どどどうしよう!!咄嗟に覚えている中でも、最大威力の雷属性魔法をマスターに撃ってしまった!!
煙を上げて痙攣しちゃってる!?
このままじゃマスター死んじゃう!!
「リーラさん!!マスターが!マスターがぁ!!」
「落ち着いて下さい!きっと、瞳子さんはこんなんでは死にはしませんよ。……大丈夫です、脈もありますから」
リーラさんが、マスターの脈拍を確認した。
脈拍が有るって……
「よかった……ふえぇぇん!」
「大丈夫、大丈夫ですから。悪いのは全部瞳子さんですから、泣かないで下さいね?ね?」
ホッとしたら、自然に涙が出てしまった。
リーラさんに慰められて、気付いたら寝てしまっていた。
☆
「やっと寝てくれましたか…」
どれもこれも瞳子さんのせいです!
悪い人では無いのですが、ちょっとえっち過ぎますよ。まったく!(プンプン)
今日だって、抱っこされながら胸を揉まれましたし…さっきだって襲われましたし。
で、でも手つきは優しくて……ちょっと、その、気持ちよかったのは…何考えてるんだろ私!あははは…
でも、あんな事をされながらも、この人の事を嫌いになれないのが不思議…
最初に森で会った時から、不思議な人だとは思ったけど、どうしてなんだろう…
瞳子さんは、いまだに煙をあげながら燻っている。
ハイ・ヒールくらいは掛けてあげようかな。
「ハイ・ヒール」
瞳子さんの身体が、優しい森の色に包まれる。
傷んだ髪の毛とかも、魔法の力で治っていった。
凄い綺麗な髪の毛になった。
艶やかな鴉色の腰まである長い髪の毛は、触るとまるで絹の様にさらさらと滑らかに、指の隙間を溢れていく。
木目の細かい、白磁器の様な白い肌は、月明かりに照らされて輝いて見える。
そこには、えっちな変態さんではなく、神話に出てくる夜空に護られし月明かりの乙女がいた。
本人が聞いたら、違う!私は闇の大魔王だ!ふぅっはっはっはっはっはぁーとか言って、認めないだろうけど。
瞳子さんは、頭ボサボサで変な格好して、おかしな事を喋らなければ、とても美人なのに…
ともかく、この人と一緒に冒険するのは大変だと思うけど、私はこの人と少し一緒に歩いてみようと思う。どうせエルフの寿命は長いんだし、バチは当たらないはず。
さて、今日はもう遅いし、明日に備えて寝ようかな。
あ、そうそう。
もう一度瞳子さんを縛っておかないと。
今回は、荒縄自体に硬化魔法を掛けてと…これでよし。
では、おやすみなさい。瞳子さん…
はてさて、ほんとに美人さんなんでしょうかねぇ…