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夢の中で

長らく更新出来ずに申し訳ありません。


朝目が覚めたら、父親の車の中でして、ニッコリ笑いながら『出張に台湾行こうな。俺の仕事手伝えや★』って……

出張コワイ…ブルブル

そんなこんなで、睡眠時間4時間の5泊6日の煉獄ツアー?に行っていましたので、更新したくても出来ませんでした……

作品もあまり書けていませんので、取り敢えず明日続きを更新して、少し休憩して、また投稿したいと思います。


うわぁ…またここですか…今回は電気ショックじゃないみたいだけど、今度は何が起きるんだろ。


あの恐怖の真っ白空間に、再び放り込まれて只今大絶賛困惑中。

前回と違うのは、椅子に縛り付けられて無いのと、全身【アダマン・フルメイル】を着ている事で、最大の問題は、目の前でもう一人の自分が、延々と話続けている訳でぇぇ…


「Hahahahahahahahahahahahahahahaha!良いかい、はっきり言って、変態でお下劣でお下品な君は、もう要らないのだよ!」


えぇっと…おぉ…とても理解しやすい批判をどうも。て言うか、コイツ何様ですか!?

急に現れて、君は下品だのバカだの変態は死すべきだの、お目目キラキラさせながら延々と語りやがって!ぶっころしちゃる!

…とはいかないけど、本当に何様なん?

ベル薔薇ですか?オ○カーですか?それとも在りし日のパタ○ロ?


「……と、言う訳なのだけれどね!では早速、要らない精神である君には消えて貰って、完全体の私が代わりに君の身体を使おう」

「をい、さっきから聞いていてやったら、調子に乗ってべらべら喋り続けやがって、ぉお?挙げ句の果てに、君には消えて貰う?上等じゃねぇかぁ。逆にお前を喰らい尽くしてくれるわっ!!」


もう怒っちゃったもんね!完璧にカッチン来たもんね!!

ヌッコヌコにしてくれるわっ!!

どうせ、あのゲテモノスイーツ(笑)に取り付いて来た思念体モドキだろうし、第一、大魔王であるこの私に取り付いた時点で、貴様の敗けだぁ。ふぅっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁ!!


「ふぅっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁ!!」

「な、何を笑っている!?」

「お前は私に勝てないからだっ!!」


な、なんだって~って言うリアクションが欲しいぉ。そこで取れなきゃ三流だぉっ!!


「ふんっ!」


あっ、コイツ三流以下だね。

もう、私の姿しておきながら、これは万死に値するよね。


「バカにするにも程々にしてくれたまえ」


喋り方が、一々癪に触るなぁ…

叩き潰しちゃう?

潰しましょう。


「はんっ!バカにしてるのは、お前だろっ!!こうなったら、いざ尋常に勝負勝負!」

「受けて立とう!まぁ倒されるのは君だけどね!Hahahahahahahahahahahahahahahaha!」


言ってくれるじゃないのぉ…

本気で相手しましょう。

私の最強装備でね!


「深淵の闇に封印されし至高の装備よ!我が契約に従い、顕現せよ!パーシヴァルヴァイパーァァァ!!!!」


右手に、大魔王である私の命令に従い、暗黒の塊が纏い付く。

それが、だんだん形を作り始めた。


フフフ…ふぅっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁ!!


「何故私が、魔法使いなのに接近攻撃を行うか教えてやる」

「ふん、何とでも言うが良いさ!君の敗北は動かないからね!」

「抜かせぇぃ、雑魚が喚くんじゃないぉ」


右手に纏った闇が、全長150cm位の棒状になった。

あと少しだ…

とりあえず攻撃されては困るから、シールドだけは出しとくかな。


「出でよ、【漆黒のタワーシールド】!」


左手に、お馴染みの真っ黒なタワーシールドが召喚された。

しっかし、さっきからキザな私は一人で喋ってばかりで、何んにも攻撃して来ないとか、おバカさんだよねぇ。

もう、完全に武器も顕現したし、こっちは喋っているのを最後まで聞く程、お人好しじゃ無いから、一丁やったりましょうか!?


既に、闇は完全に顕現し、長い砲身と機関銃の様な機関部、そしてチェンバーに続く弾薬ベルト。

アダマンタイト特有の黒い金属光沢を放つ砲身は長く、200cmもある。

口径は20mmで、この武器の効果により弾薬は魔力で作られる。

つまり、魔力が多い方が勝ち。

ちなみに、一発製造するに必要な魔力は、大抵の中級魔法の使用量と同じ。


いやぁ、これを装備したいが為に魔法使いやってるんだもんなぁ。

MP上げる為に。

まぁ、大口径兵器(笑)はロマンだよねぇ。


「ウヒヒ…そいやっ!」


縦に砲身を振ると、ガジャキンと良い音がして、初弾が薬室に装填される。


そんでもって、未だに気付かないで一人芝居をし始めた、敵に砲口向けて引き金を引き絞る。


ドババババババッッ


耳に突き刺さる位大きな射撃音が撒き散らされる。

強烈な反動を、ステータスの高さにモノを言わせて無理矢理抑え込んだ。


うひょー、これだよねこれ!

こう来なきゃ。


吐き出された無数の砲弾が、一斉にもう一人の私に襲い掛かった。


「…であるからして、この面においても私の方が優れている訳であるのだよ。だから早く敗けを認めて、身体を寄越したまえ!…はいだだいま!…素晴らしい!Hahahahahahahahahaアアッーー!?」


頬っぺたに、砲弾がカスってやっと気付いたみたい。必死な形相で砲弾を避けてる。

私って、必死になるとあんな顔するんだぁ…


「な、何をするっ!?止めろ!うわっ!?」

「ちょこまかと、いい加減に当たろうよぉ」


当たったら、【アダマン・フルメイル】なんて一撃だけどね。

即死ですよ即死ェ。


「あ、あたったら私が壊れてしまうではないか!」

「当たり前じゃあないですかぁ。何を今さら」


おバカさんはこれだから…ねぇ。

当てなきゃ武器の意味無いじゃん。


「まぁ、バカは死ななきゃ治らないって言うでしょ?だから諦めて、ここは一つ」

「おい、君!私をバカ呼ばわりしたな!それと!一発でも直撃したらダメではないか!?」

「…気にしたら負けだって」


うーん、一向に当たらん…奇声を上げながら、身体をクネらせて砲弾を避けてる、もう一人の私。

キ、キモすぐるぉ…!!

私の姿でくねくねしないでぇ…!

恥ずかしいから、らめぇぇ!?


どうせ姿だけで、中身は『バイオレット・ヒップモンキーの腸詰めバニラアイス』に取り付いた何かのクセに、無駄に回避スキルが発達してるぉ。

…さてどうする。


「うひょ!?どひゃ!?ちょわっち!!…埒があかんな!一つ華麗に斬り込むか!?」


偽物(笑)が、フランベルジュとタワーシールドを召喚して、斬り込んで来た。

結構速いなぁ。


真っ直ぐ突っ込んで来るので、こっちも真っ直ぐ撃ち込んでやる。

偽物(笑)は、メイドイン私の魔力製20mm弾を迎撃するためにタワーシールドを構えながら走ってくる。

砲弾と分厚い盾が衝突した。


ふぅっはっはっはっはっはっはっはっはっはぁ!!

そんなちんけな盾で防げる訳ねぇーだろ!!


次々に高速で盾に砲弾が衝突する事で、既に盾はベッコベコ。


あと少しで貫通するかな?

度重なる砲弾の衝突により、明らかに速度が落ちてる。


「諦めて死ねぇ!」

「何をふざけた事を!」

「「ぬをぉぉおおおおおぉおおおおおおおおおお!!」」


不本意だけど、お互いに雄叫びを上げて殺意をぶつけ合う。


かなり偽物(笑)が近付いた時に、遂にタワーシールドが裂け、私の砲弾が突き抜けた。


超反応した偽物(笑)は、タワーシールドが破壊される前に捨て、一気に加速して距離を詰めて来た。


偽物のクセに生意気だっ!接近戦を所望なら、お望み通り相手してやんよ!!


「バヨネット展開!」


機関部の下が二つに割れて、そこから砲身の下に沿って砲身より少し長い銃剣が出てくる。

刀身も同じく漆黒に輝いている。


「死ね!偽物!!」

「黙れ!愚者!!」


偽物が、横薙ぎ一閃を繰り出してきた。

それを上段からの斜め切りで迎え撃つ。

火花を散らし、フランベルジュの波打つ刀身の刃を潰す。


「チィッ!!」

「そんなモノで防ぎ切れる訳ねぇだろっ!!」


数回斬り合い、遂にフランベルジュの刀身に銃剣が食い込んで、両断した。

やっぱり、偽物は刀身が食い込んだ瞬間に離脱してる。

素早いヤツだなぁ…


偽物は既に、新しい虹色の反射光を放つ銀の長剣を召喚して距離を詰めてきている。


「諦めてが悪いぞ!」

「君こそ!」


右からの両手を使った降り下ろしを、鋒で引っ掻けて受け流す。

偽物はその反動で回転切りに繋げて来た。


まずっ!?ここで繋げて来るとか!!


力を抜いた状態で下に砲撃し、反動で砲身を跳ね上げる。

長砲身の腹で、タイミングを合わせて長剣の腹を叩く。


「どせぃっ!!」

「なにっ!?」


デカイ金属音が響き、偽物の長剣が根元から折れた。


「ミスリル鋼の長剣が!?」

「伊達に秘密兵器じゃないやい!!」

「卑怯な!?聞いて無いぞ!!」


言ってないけど、詠唱聞けば普通じゃない事位分かるでしょ。

おバカさんだねぇ。


「チィッ!!まだまだだ!!まだ終わってない!!」

「今度は何をするん?」


一度偽物が距離を空け、新しい黒い金属光沢を放つ大剣を召喚した。


「うわぁ…」


偽物が召喚した大剣の姿がちょっとヤバい。

太い、長い、デカイの見事な三点盛りで、形は鋭角三角形。

遠くから見たら、それはもう立派なナニにも見えなくは無いかなぁ。

うーん、私はナニには興味無いんだよねぇ。

いまいち…30点。


その大剣は、根元から鋒までの肉厚が20cm位あって、全長が約160cmで、横幅も40cm位もあって、もうなんか斬る為じゃなく叩き潰す目的で造られてそう。

これを造った人物は、よっぽど大きいのが好きだったんだねぇ。


「これが私の本気だ!」

「そのお○○○ソードが?」

「き、君はどこまで下品なんだい!?」

「大魔王である私のおにゃのこに対する性欲は、何時まで経ってもエタァニティィィィ!!これは人類不変の定理だぉ!!」

「ええぇぃ!!こうなったら決着を着けようぞ!!」


そう言うと、私の返事も無しに突撃してきた。

うーん、私の有難い御言葉を聞く気が無いとは、万死にあたいする!!


中途半端でゴメンナサイ


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