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プロローグ

☣warning☣warning☣

本作品はかなりお下品な表現があります。苦手な方はご遠慮下さい。

なお、かなりぶっ飛んでます。

また、私自身の文章力が拙いので、少々?稚拙な文章となっております。

さらに、キャラの容姿が曖昧な点もありますので、そこは脳内補完して頂けると幸いです。

なお、この度は私の稚拙な作品をクリックして頂きありがとうございます。


文章ほんの一部追加(2013/06/13)

『あの時思えば、どれだけ私が文明のぬるま湯に浸かっていたかがよく分かった気がしたぉ』


大陸共用歴1778年王国魔法省発刊 《魔法学に置ける発展と歴史》3ページより抜粋




「ミルクたん萌ぇ~、もうフィギュアでもいいから、ペロペロしたいぉ!我慢出来ないぃぃ!!ペロペロペロペロちゅぱちゅぱジュル…レロレロ……はぁ満たされてる…凄い、5倍のゲインだ!」


身長は180cm、腰まであるボサボサの黒髪に三白眼の半眼に銀縁の丸眼鏡、怨敵である太陽から逃れ続けた為に病的な白さを誇る肌。

花柄のパジャマ(下)に水色のTシャツ。そして、Eを誇るオπ(オパーイ)を持つ私。

私の名前は『暗黒院艶子(あんこくいんえんこ)』、闇の十二指腸…じゃなかった十二使徒の頂点に君臨する大魔王(自称)なのだ!どうだスゴいだろう敬えさぁ敬え今なら足先ならペロペロさせてやろうふははははぁ……疲れた…


電気を着けず、パソコンの明かりだけが灯る薄暗い部屋。

部屋自体は整頓され、乱雑と言った印象は無いが、壁際には本棚がひしめき合い、かつては勉強机として機能していたであろうデスクの上には、これ以上置き場が無いほど美少女系のフィギュアが置かれている。

そして、パソコンの前で大きなお友達のヒロイン、『スウィート魔女ミルク』通称ミルクたんのフィギュアの足や股ぐらにしゃぶり付いている、22歳の神聖ヴァージンウーマン無職にして彼女になってやった事のある歴ゼロの私の名前は、黒森 瞳子(くろもりとうこ)

暗黒院艶子は、ソウルネームだ。どうだ、熱いパトスを感じないかね?


ちなみに、『彼女になってやった事のある歴』とは、『付き合った事がある歴』ではないので、注意する事。注意する事。大事な事なので二度言いました。

しかし、何故かこのふつくしい私に、話し掛けてくる男がいないのかが理解出来ない。そうか!この世の中が間違ってるんだ、そうに違いない!!


さて、話は少し脱線するが、私の家族構成について、少し説明してしんぜよう。

家族は四人暮らしで、父親の東介54歳サラリーマンと、母親の静香52歳パートタイマー。長女の私に、現在14歳の私に対して反抗期真っ只中の弟である、雄輔。何故か、私がペロペロしたら近付いて来なくなった。え?何処をペロペロしたかって?恥ずかしくって言えないぉ☆


まぁ、そんな事はどうでもいい。


この家は二階建ての築10年の建て売り住宅。

ローンは、どうやって払ったか知らないが完済だそうだ。


ちなみに、私の聖域でもあり、大魔王城でもあるこの部屋で、私は身を焦がす灼熱の恒星から、この闇で創られし身体を守る為に、ダークテリトリー(遮光カーテン)を展開して、この聖域で生活をしているのだ。

別に引き込もっているわけではないぞ!ふははははぁ!!


「そういや、新しいオンラインゲームが実装される日って今日かぁ……あ~股かゆっ…」


寝間着の中に手を突っ込み、患部を直接引っ掻く。

これが何とも気持ち良いのだよ諸君。


常に開かれているタブから、インターネットで早速検索して、お目当てのオンラインゲームを探して行く。

度々、好きなアニメのキャラを使った広告が目にはいるが、頑張って意識の外に追い出そうとするも…


む、無意識に指が…!?これが世に言う、こっくりさん効果と言うヤツでは?

いや、闇の大魔王であるこの私が、その程度の呪いにかかる筈がない…と言う事は…


「クッ!まさかこんな所に、神聖教会の連中が仕掛けた罠が…!!おのれ小癪な真似を…ッ!!し、鎮まれ我が人差し指よっ!!」


これでクリックしてしまったら、連中の思うツボではないか。

可愛い男の娘とかが出てくるなら、押してやっても良いがな!

まぁ、私的には、おにゃのこが一番だけどね!

と、言いつつもクリックしてしまうのが人間の性だと私は思う。


やっとの思いで、ゲームのページにたどり着いたのだが、そのページのとある広告が目に留まった。


「ふむふむ、異世界を探検してみませんか?無料会員登録はこちら…だってさ。釣る気満々ですな~……たまには良いかな?」


少し迷ったあげく、広告をクリックして、会員登録画面に進む。


「なになに?あなたのお名前と、生年月日、性別、住所を入力して下さい…ふん、名前は暗黒院艶子と入力して…後から問題になったらやだな…無難に本名にして、生年月日は○○年○○月○○日…22歳…性別?私に性別など無いのだふぅはっはっはっはぁ!!」

『五月蝿いぞ!!静かにしろ!!』

「はい!すみませんごめんなさい申し訳ありません許して御座候!!」


床が突き上げられ、父親の怒声が響いた。


おのれ東介めぇ…私が大魔王と知っての狼藉か…!

今に見ておれよ…

いずれこの私が、キッタンギッタンのバッコンパッコンのヌッチョヌチョにしてくれるわ!!

あ、いや、父親をヌッチョヌチョにするってどうよ…犯罪の匂いしかしねぇ…


気を取り直して、素早く入力していく。


次の項目には、体重や身長、出身地を入力する画面になった。


「体重?一体何に使う気なんだろ、まあいいや」


次で出てきたのは、戦争は好きか嫌いか、モンスターは好きか嫌いか等々。


そして最後に、出てきたのは、自分が長時間プレイしたオンラインゲームの名前が出てきた。

どうやらデータをコンバート出来るらしい。

提携しているのかな。


これで選択したら、データが消えますたwワロスワロスwwwみたいな事になりそうで恐いなぁ…だがそんな事でめげる私では無いのだ!


「ふうぅはっはっはっはっぁぁぁ!!!!」

『五月蝿いぞと言っとるだろうが!?』

「あひぃぃぃ!?」


東介め…床ドンならぬ天井ドンをマスターするとは…侮れん奴だ…


さすがは天界より遣わされし悔恨の宣教師だ。


ともかく、悠久の時を費やして、レベルは勿論のこと魔法技能や職業レベル、すべての武器防具をカンストまたはコンプリートした、とあるオンラインゲームにチェックする。


あとは、会員登録の確認画面に進み、ゲームをインストールすれば良いのだ。


確認画面を見て、ニヤニヤが止まらんwww

身長から体重、そしてBWHまで正確に入力してやったぜ…私ってばクールだろ?

もしこれが釣りで、体重等が出回り、世界中の人間に見られたらと思うとぉ……やばっ、ちょっと濡れてきたかもw


確認画面に間違いが無いか二回見直し、確定ボタンをクリックしてやったった。

なんだか急に睡魔が…

おかしいな、今日寝たのは午前5時で、今が午前8時だから、3時間も寝ていて眠くなるはずがない。


「ね、寝る前にトイレに…行かなくては」


立つんだ、立つんだ私!

寝小便等(おねしょなど)と言うハイスペックな技は、まだマスターしては行けないんだ!!


なんとか立ち上がり、ミルクたんのフィギュアを握り締めて部屋を出ていこうしたら、パソコンの画面になんか表示されていた。


『おめでとうございます。登録が完了しました。それでは、早速異世界での生活をお楽しみ下さい』


何に言ってんだか。

私は大魔王だから、人間の創りし魔術は効かないのだ。


「ふぅはっはっはっ…漏れる!!」


トイレに駆け込み、スリッパを引っ掛けて便座にすわり、用を足した瞬間に意識が暗転した。


我ながら…ダイナミックな用の足し方…だと、お…もう……ぐぅ……



          ☆


「うぅ~ん…ミルクたん…会いに来てくれたんだね……ハァハァ…この私がペロペロしてあげよう……ぐぅ」

「あの、そこの…女?の人。ちょっと、起きて下さいよ。絶対起きてるでしょ、この人」


誰かが私の封印を解こうとしている………が、今は


「だが断る!!」

「ひぃっ!」


こんな心地よい夢を見ているのに、壊されて堪るかってんだい!!


「…仕方無いなぁ。【アクアシャワー】!!」


全身に、冷水をぶっかけられた。

すぐさま冷水が衣服の繊維の間に浸透し、冷たさによって意識が無理矢理引き戻される。


でもぶっかけってなんかエロいなぁ…ムフフ…じゃなくて、あぁせっかくのミルクたんをペロペロする夢が、夢がぁぁぁ!!


「何をするだー!!許さん!!」

「うわぁっ!」


飛び起きると、何時もの見慣れたトイレではなく、鬱蒼と繁った森で、そこにいたのは…


「エルフ…だ、と?」


薄い本やエロアニメでダントツの需要を誇る、今や日本だけでなく世界中の大きなお友達のオカズである、お金を払ってでもペロペロしたい位の耳の尖った金髪美少女が、尻餅を衝いていた。

しかもM字開脚でだ。

ウホ、ピンクのレースとは……いいセンスだ!眼福眼福。


「い、いかん…!私の封印したはずの百合の化身がぁ!!」

「な、何この人!?」


一人で身悶えていたら、ジリジリ後退りし始めた。


「時に、そこのエロ…エルフの美少女さん」

「は、はいっ!」


ピタリと動きを止めて、私を見てきた。


「ここは、どこですか?」

「…は?」


こうして、大魔王(自称)にして、神聖ヴァージンウーマンである私の異世界生活が、幕を開けたのであった。



とまぁ、こんな感じにお話が進んで行く訳なのですが、如何だったでしょうか?

まだ、物語の終着点は見えて来ていませんが、最後までお付き合いして頂けたら、幸いです。


皆様のご感想やご指摘、アドバイス等をお待ちしております


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