置いておくこと
掲載日:2026/04/19
パズルやゲームのやりすぎで
錯覚を起こした脳みそが
今日もせわしなくピースを探す
新聞を初めて見たときから
素直に開けなくなった唇
ベッドにぽてんと転がったスマホみたいに
身を投げる先を回りくどく求める
身長が足りないから
言葉で作った脚立
それじゃなにも終わってなかったのね
僕らを取り囲むものは立派に
錆び付いた知恵の輪がたくさん
どうせ僕が生きてるうちに
解けることはない
足を止めることもない
けど
抱えながら歩くことはできるかな
悪の科学者みたいな
目印もないなかで
「まあでも」って言えるかな




