第九話 孤児園訪問と初めての友達
「行きますよアオシ」
「ああ行くぞ」
バリバリバリバリバリバリ
今日も俺とエリーは模擬戦の連続だ
オリヴァーさんに剣を打ってもらってから3ヶ月俺はその剣で模擬戦している
最初はエリーを傷つけると思い、躊躇したが、エリーに攻撃を掠らせることすらできなかった
唯一惜しかったのはエリーが放った雷魔法の支配権を奪ってエリーに返した初見殺しだけだ
「はぁあ」
「ふふ、効きませんよ」
「うわっ、全然勝てないや」
「簡単に負けるわけないでしょ。そういえばアオシ今日シリウス様に呼ばれてなかった?」
「あ!そうだった。ありがとうエリー」
トントン
「入れ」
「失礼します」
「ああ、アオシか。今日呼んだのはお前に孤児園に行って子供達と交流してきてくれ」
「なんで俺が?」
「お前、同級生と話したことあるか?」
「・・・ないな」
「これも良い機会だと思い行ってこい」
「わかった。今すぐ行けばいい?」
「ああ、もう外に準備は出来てるからな」
「では、行きましょう。アオシ様」
「わかった。メイ」
「!?名前を覚えてくださったのですか」
「まあね、家にいる人達の全員の名前はわかるよ(鑑定眼抜きで)」
「よくそのお年で」
「ありがとう。そろそろ行こうか?」
「はい」
「アオシ様。アオシ様。起きてくださいもう少しで着きますよ」
「ん?ああ、もう着くのか。着いたら、僕がシスターに挨拶するよ」
「わかりました」
コンコン
「すみませーん。誰かいませんかー」
「どうしましたか?」
「今日来る予定だったはずのアオシ•カタマヴロスです」
「あなたがアオシ様なの?」
「ええ、あなたのお名前は?」
「ああ、言ってませんでしたね。私の名前はルシアです」
「ルシアさんですね。よろしくお願いします」
「ええ、お願いします」
「ルシア様今、アオシ様の同級生はどこにいますか?」
「今案内しますね」
「では、アオシ様行きますよ」
「わかった、メイ」
「ここにいます。私が合図したら入ってください」
「わかった」
コンコン
「みんな、今日は新しい友達が来たよ」
「アオシ•カタマヴロスです。貴族だからって畏まらないでね。今日はよろしく」
「「「よろしく」」」
「先生、きぞくってなに?」
「貴族ってのは偉い人のことだよ」
「へぇー、ならアオシは偉い人?」
「僕は何も偉くないよ。父さんがすごいだけで」
「そうなんだ。そういえば僕の名前はレオ」
「そうか、よろしくなレオ」
「僕の名前はロルフ。よろしく」
「私の名前はルーナ。よろしくね」
「うちの名前はセラ。よろしく〜」
「ああ、みんなよろしく」




