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言語を作り始めた  作者: f
言語① Glósora
18/19

音楽的言語


 必要に駆られて作りました。

 手話もちまちま製作中ですが全然図解が描けないのでここでお披露目するにはいたらなさそう……。


 作るにあたり、ラ・ゴメラ島の口笛言語を参考にしました。

 これも口笛(指笛)で表すので口笛言語(Swilerim)と呼びます。舌打ちや無音の巻き舌などを織り交ぜる場合あり。



⚫︎分かりやすい対応表

ド:カーハ k, kh, ch, h (緑色)

ド#:ゲーグ g, gh

レ:ティチャ t, tz, (黄色)

レ#:デーヂャ d, dj, dzj

ミ:エイ e, i, y (橙色)

ファ:メウ m (紅色)

ファ#:ヴェーフ v, f, b, p

ソ:サーテ s, th, sh (すみれ色)

ソ#:ザージャ z, zh, j

ラ:アウ a, o, u, w (藍色)

ラ#:ヌン n, ng

シ:ロール l, r, rh (青緑色)


⚫︎より音楽っぽい対応表(内容同じ)

A: Au (indigo)

B: Nun (blue)

H: Lórh (peacock blue)

C: Kákha (forest green)

Cis: Ge'gh (leaf green)

D: Ti'cha (butter yellow)

Dis: Dedja (orange)

E: Ei (fire)

F: Meu (crimson)

Fis: Véf (magenta)

G: Sáthe (violet)

Gis: Zája (purple)



 この世界の音には決まった色が当てられています。

 キーボードと共に二時間かけて作ったけどなんで二時間もかかったのか分からない。たぶん内蔵されてる楽器の音を全部試してたせい(創作関係ねえ)。


 要するに、

 Höi uróša? (元気?)

 → KAE ALASA;


 という音として聴こえるわけです。本当に分かるのかこれ。いや、使ってる人たちは絶対音感か訓練された相対音感があり、口笛がバカクソ上手いはず。


 音楽を記録する時は、音そのものを保存する方法もありますが、楽譜として残す場合、いわゆるスクラッチ画法を使います。

 まず、紙や木の板をきちんと計算した配分で虹色に塗ります。油を混ぜた顔料とかかな。ざっくり書くとドが緑、レが黄色、ミが炎色、ファが真紅、ソがすみれ色、ラが藍色、シが青緑です。記したい曲に必要なオクターブぶん虹を繰り返す必要があります。きっとそういう虹色の板を売ってる店もあるはず。

 顔料をきちんと乾かし、基準となる音が分かるよう紐などで印をつけた後、炭を混ぜた黒い蝋でりつぶします。あとはニードルなどで曲が流れるように音を描くだけです。蝋が剥げて虹色の模様、楽譜ができます。インド古典音楽のラーガの記し方(決まったやり方はないが、ノートに線や波などで表記してる人が多い)を参考にしました。



 さて、いちおう数字は分かりやすい方がいいよね、ということで100までを三つの音で表すことにしました。



⚫︎数字対応表

0 Nazha NZ

1 Alle AE

2 Éše ES

3 Kóma KM

4 Livá LV

5 Onn AN

6 Idjí ED

7 Vánna VN

8 Técha TK

9 Miro ML

10 Älith AT


11 Salit SAE

12 Séšt SES

13 Šómt SKM

14 Slivát SLV

15 Sonit SAN

16 Síd SED

17 Sánit SVN

18 Šté'ht STK

19 Smírt SML

20 Esith ET


21 Eštále EAE

22  Eštéše ESS

23 Eškóma EKM

24 Eštlíva ELV

25 Ešton EAN

26 Eštídj EED

27 Eštána EVN

28 Eštécha ETK

29 Ešmíro EML

30 Ešélith ZT


31 Ezálit ZTAE

32 Ezéšt ZTES

33 Ejómt ZTKM

34 Ezlivát ZTLV

35 Ezonnt ZTAN

36 Ejíd ZTED

37 Ezánit ZTVN

38 Ejité'ht ZTTK

39 Ezmírt ZTML

40 Liv'th LVT

41 Lütále LEAE


50 Lütelith LZT

51 Luzálit LZAE

60 Idjíth EDT

61  Idzále EDAE

70 Idzélith EZT

71  Izhálit EZAE

80 Téchith TKT

81  Tetále TKAE

90 Tedjélith TZT

91 Tedjálit TZAE

100 Gála GL



 ……これで本当に分かるのか?(二回目)

 簡単な作りとしてはここまで、作品に取り入れつつ改良していくと思います。リズムとか全然考慮してないし。おおむね全国共通だけど、地域によってリズムが違うのはありそう。


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