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力に背く

作者: ミトシマ

 この「小説家になろう」というサイトでアマの小説家になってから初めて書くエッセイ、それとも随筆か。

 よくわからないがここに最近私の行っている学校であったことの中で特に心に残ったこと(ただし噂の域ではあるが)を書かせてもらう。

 また、私の行っている中学校は一応大阪にあるのだが、その学校のある市町村名、及び学校名と登場人物の本来の名前(苗字含む)は、プライバシー保護のため()()()伏せさせてもらう。

 2019年6月某日。塾にて。

 その塾で定期テストの直前授業的なものが終わり、束の間(5分くらい)の休憩時間に突入した教室の中でしゃべっている人はその教室のにいる人の8割くらいであったと記憶している。

 そんな中聞こえてきたのがこんな会話だった。AがBと話しているようだったが、こんな内容だった。

A「どうした?その傷。」

 少し気になり、後ろを振り向くと、Bから見て左側に絆創膏らしきもの(かなり大きめのやつ)が貼ってあるのが見えた。

B「あぁ、これ?D(私が行っている中学校の体育教諭)にやられた。」

 体罰という概念は本当に存在したのかと思いながら改めてBの傷に張られた絆創膏を見ていると、AとBの会話が再開した。

A「どうやってできたん?」

B「顔を真上から手で鷲掴みされて強い力をかけられた。」

A「傷大丈夫なん?」

B「ちょっと腫れてる。」

 そんな会話があった。そしてこう思った。

 

 許せない。と。

 基本的に私はこういう考えを持っている。


 敵対している人でも第三者から被害を受ければ身を挺して守り、その第三者に牙を剥く。 

たとえそれが、学校などの自分より力が大きい機関だったとしても、だ。

 

 そんな考えを頭の中で巡らせながら授業を受け、今度は10分ちょっとの休憩時間に入った。

 そうしたら今度はこんな会話が耳に入ってきた。

A「何でやられたん?」

B「Dの後ろでなんかふざけてたら『ふざけんなぁ!』的なことを言われてこうなった。」

 なんだ。あちらにも非はあるではないか。とはいえ、そんなことを背後でやられただけでそんなに腹が立つものか?私であれば「瞬間湯沸かし器」とかその場で罵る勇気もないだろうが、現代社会において、体罰を行うということは職員室で校長先生を罵る位難しいことと私は考える。

 こちらの人間は「見つからなければセーフ」主義なのか?

 もしそうだとしたら、私はこのことを教育委員会に報告するであろう。

 それがもし受理されれば、そのD教諭はBの保護者と法廷で対面する羽目になる可能性も少なからずあるだろう。

 

 言いたいことを好きなだけ書かせて頂いた。

 さすがに私でも処理しきれない問題でもあるので書いた次第だ。

 皆さんはこの問題に

 どういう考えを持ち、

 どう向き合うのか。

 それは自身以外の誰にもわからないことであると私は自負している。

 あなたに幸運がありますように。

fin

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