復活の魔人 3
期間が開いてしまってすみません。最近ジョジョや五等分の花嫁とかにはまってしまって。
サボってましたすみません。
ではどうぞ
「それじゃあわしは研究所の方に連絡してくるから、2人は少し休んでおれ」
そう言って博士は外に行ってしまった。
「大丈夫進之介君?」
「休んだおかげでだいぶ楽になってきたぜ。心配かけたな」
僕たちが休んでいると、どこかから物音がした。まるで何かを引きずっているような音だ。
「なんだろうこの音、何か引きずっているような音だけど、博士が何か持ってきているのかな?」
「違う。この音は博士が出て行った方向じゃなくて棺の方向から聞こえてくる」
音の出ている方を見ると先ほど確かに閉めたはずの棺の蓋が動いていた。目を凝らしてよく見てみいるとやがて完全に蓋が開けられた。
中からは先ほど見たミイラが起き上がった。
「生きていたのか・・・遺跡の状態を鑑みるに3000年は棺に納められてから時間がたっているはずなのに」
「どうしよう進之介君!こっちに向かってきているぞ!」
ミイラだったものはゆっくりとこちらへ向かってきている。
「ソレハ・・・残シテハオケナイ・・・全員シマツシナケレバ!」
「・・・アラン今すぐ右に避けろ!攻撃が来るぞ!」
そう叫んだ瞬間、僕は急いで右に避けた。
自分がいたところにはあのミイラが放った魔力で作られた槍が刺さっていた。
「まだまだ来るぞ!俺が未来を見るから何とかして博士に知らせるんだ。そして何とかしてこいつを倒すか逃げなるんだ」
「わかった。進之介君は指示をしてくれ。僕がこいつに攻撃する!」
そう言って話し合っているときもミイラが近づいてきてる。奴の後ろには魔力で作ったであろう氷の槍が大量に生成されている。すぐにでも発射してきそうだ。
「喰ラエ!」
「右、右、左の順で避けるんだ。そのあと奴の顔面にお前の銃で顔面をぶち抜いてやれ」
進之介君の指示通りに避けながら、この日防衛のために用意していた魔弾を銃に込めて構えた。
「喰らえ!」
そう叫んでミイラの顔面、足の関節に打ち込んだ。
今回用意した魔弾は防御魔法も貫くほど貫通力を高めた特別性の弾だ。さすがにこれが当たれば倒れるだろう。
この時点で僕たちは勝ったと思っていた。
だから奴が単純に魔力で作った防御壁で防がれたのを見てもすぐには信じられなかった。
「嘘だろ。あんな単純な防御壁で防ぐなんて、どんだけ魔力を持っているんだよ」
「この魔力の量はまさに魔人だな。こんな奴がミイラとして封印されていたならそれを俺たちが解いてしまったのか?」
魔人は今まさに僕たちを殺そうとしていた。
今回初めて戦闘シーンを書きましたが、状況を箇条書きしたようになってしまって味気なくなってしまいました。今後直していきたいです。