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復活の魔人 2

何とか続きを書けました。

今回から「魔法道具」という言葉が多く出てくるようになります。魔法道具の設定は今のところ、魔力で動く家電のようなものと考えて読んでください。内部はところどころ違いますが出力された結果はほとんど同じなので大丈夫だと思います。では、どうぞ

進之介君に呼ばれてついて行ってみると開けた場所についた。その場所の中心に一つの棺があった。


「どうもこの遺跡はジャングルの中にあるだけに暗いですね。周りに松明置いて明るくしておきますね」


「ありがとうなアラン。さて進之介、おぬしの能力である未来予知でこの棺を開けても危険性がないか調べてもらえないか?」


「わかりました教授」


この世界には魔法と呼ばれる力がある。

魔法はそれぞれ属性があって、基本となるのは火、水、地、風の4つがある。誰しも最も得意な属性を1つ持っていて、それを鍛えることによりいくつかの副属性を身に着けることができます。また、数千人に一人どの属性にも属さない特殊能力をもって生まれてくることがあります。進之介君はその特殊能力を持っていて、効果は数秒先の未来を見ることができるらしいです。本人は使い続けることにより自分がどの時間にいるのかわからなくなりそうで怖いということであまり使いたがらないけど、


「開けても特に危険はありません」


「そうか、では開けるぞ」


教授がゆっくりとその棺を開けた。その中には


「これは・・・死体か?ミイラのように加工されているがあまりにもきれいだ。それにこの死体の上に置いてある石板はなんだ?」


「どうやらミイラにするために加工した後、強力な封印魔法によってこの状態を保っているようじゃの」


「そのミイラも気になりますけど、もっとすごいのはこの石板ですよ!ミイラならそれこそ腐るほど発見されていますけど、この石板に書かれている文字はどれも現代魔法道具で書いたみたいに縦、横、筆跡がまったく同じに書かれています!こんなこと古代の技術じゃ不可能だ!これはオーパーツですよ!」


「確かにそのように見える。よし、わしの研究所へもっていく手はずを整えよう」


僕たちが興奮して話していると、石板を持った進之介君がいきなりその場に倒れこみそうになった


「大丈夫?進之介君」


「ちょっとクラっとしちまったけど大丈夫だアラン。どうやらおそらく能力を使ったことの反動とこの発見で興奮しすぎたんだろう。少し休めば大丈夫だ」


「よし、少し休もう。わしもこの発見を研究所にいる仲間に知らせてやりたいしのう」


そう言って僕らは棺から少し離れたところで休み始めた。

いくらか休んで進之介君の調子もよくなり、石板について色々調べていた時、棺のほうから動物のうめき声のような音が鳴った。


「何の音だ?」


「・・・・・・アラン、離れろ!!」


進之介君が僕に離れるよう声を荒げた瞬間、棺を中心に強風が僕らのほうに吹いた。そのあとまるで嵐の前の静けさのような嫌な静寂が訪れた。


「進之介君、この後何が起こるの?」


「信じられないかもしれないが、あのミイラが動き出す。ここまでしか見ることができなかった」


「ゆっくり、ゆっくりこっちへ来るんじゃ2人とも」


僕らがゆっくりと教授のいる出口の方へ歩いていた時、進之介君の予告通りミイラが棺から出て僕らのほうをじっと見つめてきた。


「やはリ・・・わたっテ、しまったカ」


「わたってしまったって・・・この石板のことを言っているのか」


「・・・わたってしまっタのなら・・・仕方がなイ・・・障害にナるであろう存在ハ・・・消し去らねば・・・ならなイ!」


そう言ってミイラが僕たちのほうへ向かってきた。

今回はわかりにくいところが多いと思います。後で解説を書きますがここで簡単に説明すると

・進之介の能力は未来予知であり、数秒後の未来を客観的に見る、または追体験することができます。短所としてはより未来を見ることで現在の時間に意識が帰れなくなる危険性があるということと、魔力と体力を多く使うことです。

・主人公達は棺の近くへ行った後、主人公とアランが棺の右側へ離れていき、教授が研究所へ連絡するために一回外に出た後棺のある部屋に戻ってきたところでミイラが目覚めます。

こんな感じです。分かりにくいところが多いと思いますので気になる方はぜひ質問してください。あと、より良い作品するためにぜひ感想が欲しいです。よろしくお願いします。

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