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失われた神々のアドジャストメント  作者: 士口 行
第1章 Apocalypse now
7/7

成長 もしくは停滞

 速いもので、あれから5年の月日が過ぎた。最初は戸惑った魔法も、基礎を学んだ。風水地火と光と闇、計6属性あるとされているが、光と闇以外は結構科学的だった。


 例えば火を出す魔法。通常、火に必要なのは酸素と可燃性の物質、点火の起点である。この3点を魔力で代替すると火が出せる。そして、自然にある酸素を流用すれば行程が減って、消費魔力が減る。


 しかし、高温で攻撃したいならもっと単純だ。原子の運動量を増やしてやればいい。


 リーズネイト、リーズは想像力で現実を上書きするとか言っていたが、あまりよく分からなかった。光と闇はどうやらイメージありきな感じらしい。


 変わったことと言えば、エルフの男女は分かるようになったことと、弓術を習ったこと、後は獣の解体が出来るようになった。


 クソ女神の言ってた吸血鬼云々は、少し体感した事がある。傷の治りが速い、夜目がきく、あとはどうも外見が変わってないらしい。


 色々とありはするが、この生活も随分慣れた。これからもこんな日々が続くと思っていた。


 しかし、この世界は予想以上に切羽詰まっていた。

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