母さんと妹の見分けがつかない
「母さん!勝手にゲームを片付けないでくれよ!」
「自分の妹も解らないの!?最低!」
ベシッ
「妹~昨日やってたゲーム貸して~」
「あら、私そんなに若く見えるかしら?こう●ゅん飲んでるおかげね~」
何故だ。何故俺は母さんと妹の見分けがつかないのか。
お父さんと弟の見分けはつくのに。
別に妹が老けて見える訳でもない。
母さんが若い訳でもない。
自分を呪いたくなる。
そんなある日彼女ができた。
初めての彼女だ。
大事にしないといけない。
そして1年の月日が流れた。
そろそろ大人な事をしてもいい頃だと思う。
自分の家に呼び、ひとまず先にシャワーを浴びる。
我慢の限界だ。
廊下を歩く彼女に飛びついた。
左右の胸を揉む。
柔らかい感触が指以外、全身に駆け巡る。
「「何してるの!!??」」
母さんと彼女の見分けがつかないなんて・・・
世も末だぜ