ユグドラシル
ユグドラシルが始まって二時間二回戦目が始まるまであと五時間はある。それだけ、人気な大会なのだ。
和樹「坂三浦どうしてるかな。もしかしたら、親も心配してるんだろうな。」
坂三浦がこの世界の人間とは、和樹はまだ知らない、それまでにこれまで一緒にいた親友が精霊世界の人間とは思ってはいないだろ。
前を見ていなかった。和樹は男の子と体がぶつかりこけてしまった。
和樹「お、おい!大丈夫か!怪我はないか?」
男の子「うん!お兄さんありがと!」
和樹「君はユグドラシル参加者?」
男の子「お兄さんも?すごいね!」
和樹「⁈君、何歳?」
男の子「まだ、十歳だよ。」
和樹「嘘…だろ。怖くないのか?」
男の子「僕には強い力があるんだ。だから大丈夫!もし対戦相手になったら正々堂々勝負しよう!」
和樹「お、おう。そうだ、名前は?」
ネロ「ネロだよ!ネロ・クインテットよろしく!お兄さんは?」
和樹「俺は神無月 和樹よろしくな。」
ネロ「うん!あっ、お母さんに頼み事されたんだった。それじゃ」
和樹「おう、じゃあな」
ネロは後ろを向いて走っていった。
和樹「大人だけじゃないんだな。なんであんな子供まで。」
アルフレド「驚いたか?ユグドラシルってもんはそんなもんさ。」
後ろから聞いたことあるような声を聞き和樹はビビりだした。
和樹「いきなり後ろからびびらすなよ。」
アルフレド「すまねぇ、なぁ和樹、あんた本当に下の人間か?おかしくないか?あんな風の操り見たことない。」
和樹「…それは…」
モートン「それはワシが教えたからじゃ。」
アルフレド「モートンさん!あんたこいつを何日育てた⁉︎」
モートン「驚くなよ。一日じゃ昨日下の世界から来て一日で修行を終えたのじゃ。和樹殿…なにか隠してないか?」
和樹「なにも隠してない。ましてや、俺はここに初めて来たんだ。」
モートン「…昔、わしはあんたみたいな子供をみたことがある。突如現れて何日かして下の世界に戻った。そんな事をあんたの試合中に思い出したんじゃ。」
和樹「知らねぇよ!そんな事!俺は知らない。」
アルフレド「和樹…なぁ和樹!俺を仲間にしてくれねぇか!あんたと戦ってわかった!俺のタロットカードとあんたのその技があれば悪魔族だって倒せるはずだ!なぁ、お願いだ!」
和樹「なぁ、アルフレドなんで俺が悪魔族と戦うって知ってるんだ。」
モートン「あぁ、アホがなんてことを言いよるんだ。この大会では上位10名を悪魔族と戦う権利をもらえる。そのために集まったのだよ皆は。」
和樹「嘘だろ。そんなの死ぬってわかっててもやるのかよ!」
モートン「……そうじゃ」
和樹「じゃあ、あのネロって子供が上位10に入ったら!」
アルフレド「そうだ、もしあの子が入ったら強制的に………。」
和樹「っ!……わかった!」
モートン「和樹殿?」
和樹「俺が上位の中に入って指揮をとって悪魔族をぶっ潰しやる!」
アルフレド「和樹……!」
和樹「アルフレド、俺はお前の分まで戦ってやる!」
アルフレド「あ、ありがと!」
和樹「よし!やってやるぜ!」
アナウンス「えぇ、時間通りより一回戦目が終わりましたので、二回戦目に移りたいと思います。選手達は速やかにコールを済ますようにお願いします。」
モートン「和樹殿!くれぐれも注意してください。これからもっと強い輩がいっぱいでます。」
和樹「うん!」
二回戦目開始…




