太陽の子
竜「コイツガマツエイノコナノカ?」
マクスウェル「そうみたいだな。」
アラタ「……何がだよ」
トール「申し訳ないマクスウェル殿私の息子アラタはあの末裔の子ではない…」
マクスウェル「……そうかならばためさしてもらおうか!」
トール「……それはできません。」
トールは歯を食いしばりながら言った。
マクスウェルは刀を取り出し攻撃に移ろうとしている。
アラタ「やるよ。証明してもらうんだ。俺がその末裔の子ではない事を」
アラタは一歩前にでて炎の刃を手にした。
マクスウェル「炎…イフリートか」
イフリート「そのようだな。」
なんとマクスウェルの方からイフリートがでてきた。
トール「精霊が具現化しただと!」
アラタ「だったら!レム!」
と言い出すとレムが光りながらでてきた。
マクスウェル「ほう…レムを使っているとはさすが末裔の子だな。」
アラタ「末裔…末裔うるさいんだよ!」
アラタは構えて攻撃に入った。
アラタ「……イフリートソード!弾け飛べ!」
炎の刃から大きな火玉がマクスウェルを襲う。
マクスウェル「ほう!なかなかいい腕をしているな!だが!」
マクスウェルも対抗し始めた!
マクスウェル「ウンディーネ!」
水の刃がアラタを襲う!
アラタ「水には風だ!シルフ!」
アラタはシルフの風で刃を蹴散らした。
アラタ「そのまま、ダッシュ!喰らえ!イフリートナックル!」
刃がナックルになりマクスウェルに殴りかける!
マクスウェル「ふっ……」
マクスウェルが指を鳴らすとアラタの炎が消えた。そして、そのまま後ろに周り首裏をトン!として気絶させた。
マクスウェル「こいつは私が預かる……」
トール「はい。わかりました。」
マール「いいんですか?トールさん!」
アルフレド「あんたの子じゃないのかよ!」
竜「ジブンノコダカラコソワタシタノダロウナ」
ネロ「……」
マクスウェルは頂上の家に帰るとアラタを地下牢に閉じ込めた。
マクスウェル「なぜお前は…太陽の子なんだ。和樹よ………」
アラタ「うっ……ここ何処だよ」
マクスウェル「もう起きたか…早いな」
マクスウェルはお茶を飲みながら言った
アラタ「ここから出せよ!」
マクスウェル「それは無理だ……なんせその背中の紋章がある限り」
アラタ「あ?背中の紋章?」
マクスウェル「モートン…」
モートン「アラタ殿…」
アラタ「モートン…お前もグルだったのか…」
モートン「ワシはここの元住民じゃ」
アラタ「で、なんだよ」
モートンは青白い光を放っている刀を出した
モートン「これを持っていてくれぬか…」
アラタ「なぜ?」
モートン「君の背中の紋章は世界を破滅へと向かわせる紋章なんだ太陽の紋章は」
アラタ「太陽の紋章だと?」
マクスウェル「お前は本当に知らないのだな。」
アラタ「わかるわけがない」
モートン「この刀を持っていれば紋章封印ができる…頼む」
アラタ「…わかった…その代わりここから出せ」
マクスウェル「ああ」
マクスウェルはアラタの鎖を外し外に出した。
アラタ「ほら、その刀貸して」
モートンはアラタに刀を渡した。
アラタ「俺は先に上に行ってるぞ。」
マクスウェル「ああ」
アラタが上に行き外にでると竜がまっていた
竜「オマエヲココカライカセルワケニハイカナイ」
アラタ「……」
竜「ン?ソノカタナハナンダ」
アラタ「封印の刀らしいよ。背中の紋章のな」
竜「ソウカダッタラオレトタタカエ」
アラタ「俺は今すごーくイライラしてるぞ!」
竜「カカッテコイ!」
アラタは刀を取り出し構えた。
竜「ソノカタナハフウインノタメキサマニツカエルワケガナイ!」
アラタ「じゃあ、これをみてそんな事言えるかな?」
アラタは炎を刀に移した。
竜「ナ、ナンダト!」
アラタ「…」
アラタはなぜか刀を鞘に収めた
竜「ドシタ!」
アラタ「やる気がふせた」
マクスウェル「それはそうだろうな…ここは精霊の聖地だからな簡単にここで刀を振っていたら精霊が死ぬ」
アラタ「……」
竜「……」
マクスウェル「アラタ…世界を救ってくれ。そしてなんとか生きてくれ」
アラタ「そんなの分かってるよ」
マール「アラタ…!」
ネロ「アラタさん!おかえりなさい!」
アラタ「ただいまだ!」
トール「マクスウェル殿…」
マクスウェル「あいつならやってくれると信じている。無理だった時はお前が止めろ」
トール「わかりました。」
アラタ「さあ、最後の戦いだ。行くぞ!」




