精霊の主を探す…
アラタ「……お前は何者だ?」
光アラタ「ちょっと形を変えるよ。」
と言うと大きく光だした。
アラタ「くっ……ん?女?」
レム「やぁ、私の名前は光の精霊レムだ。」
アラタ「光の精霊…レム?」
レム「そう、そして君の後ろにいるのが闇を司る精霊シャドウよ。」
アラタ「うわっ!いつの間に!」
シャドウ「……コロスゾ」
レム「私たちは貴方に協力したいのです。」
アラタ「ゼウスとサタンを倒す手伝いか?」
レム「それもありますね。私たちは精霊の力を発揮させたいのです。貴方はまだ使いこなしていない。精霊達の力は弱まっているばかりです。」
アラタ「……」
レム「別に貴方が弱いのではありません。精霊の主が今この世界にいないのです。」
アラタ「主?」
シャドウ「ソウ……マクスウェルダ。」
アラタ「精霊の主マクスウェル…そいつが今いないのか…」
レム「貴方にはその方を探す権利があります。どうかお願いします。探してきて下さい。お願いします。」
アラタ「わかった…それじゃ俺は帰るぞ…」
レム「ええ…それでは」
アラタは眠りから覚めた。
アラタ「よし!人探しだ!」
トール「誰をだ?」
アラタ「精霊の主マクスウェルだ!」
ネロ「マクスウェルがどこにいるのかしってるんですか?」
アラタ「そんなの知らん‼︎」
トール「きっぱり言うな」
みんなは笑い出した。
モートン「じゃが、ワシの友が言っていたのだかマクスウェルは精霊山にいるらしい。じゃが、そこを通る時は一つ村がある。精霊の源の村ニアケルラ村じゃ。」
アラタ「ニアケルラ村…か」
ネロ「誰が着いて行くんですか?」
トール「私は行くぞ。」
アルフレド「俺もだ。」
マール「わ、私も行くわよ!」
モートン「ワシはパスじゃ」
ネロ「僕は……」
アラタ「ついて来い!俺はお前がいると助かる。」
ネロ「は、はい!」
トール「じゃあ、明日の朝方七時にはこの家の前に集合だ。」
所変わって精霊山
マクスウェル「…⁈精霊達がまた死んだ。ゼウスとサタンが暴れまわっているのか…」
⁇?「どうしますか?マクスウェル様」
マクスウェル「ふっ、明日を待つ」
⁇?「はっ!了解しました。」
そして、翌日
アラタ「みんな揃ったな!行くぞ!」
全員で掛け声をして街をでた。
トール「それにしても、よく異空間からでれたな。」
アラタ「それはな…レムが教えてくれたんだよ。一人じゃないってこと。」
トール「そうか……」
所変わってモートン宅
モートン「……あった!これじゃ。」
モートンは書庫室から古くて重い本を持っていた。
モートン「……やはり、太陽のシンボル」
本の中身は悪魔と精霊の間に太陽の紋章がある。
モートン「やはり…末裔なのか?残っていた?」
太陽の紋章の横には精霊達が並んでいた。
所変わって精霊山の村ニアケルラ村
トール「すいません。精霊山の行き方を教えていただきませんか?」
「お主ら精霊山に行くのかえ?危険じゃぞ?」
ネロ「百も承知です。」
「…ここを真っ直ぐ行った所じゃ。気をつけるのじゃぞ。」
トール「ありがとうございます」
アラタ達は真っ直ぐ歩き始めた。
「マクスウェル様……人間です。」
マクスウェル「……きたか…末裔の子よ」
アラタ「うっひょー、高いな……」
トール「飛ぶぞ!」
全員一斉に一番上に飛んで言行った。
そこには、精霊の竜が寝ていた。
アラタ「……(すまない…マクスウェルを探している。)」
竜「(マクスウェル?笑わせるな…貴様ならなんかに会うかあやつが…)」
なんとアラタは精霊達のコミュニケーションで精霊と喋れるようになったのだ。
マクスウェル「もしあったらどうする?」
竜「(⁈)」
アラタ「え?女?」
マクスウェル「マクスウェルが女じゃ悪いか?」
アラタ「……嘘ーーー‼︎」
トール「口を慎め!」
マール「初めまして。」
マクスウェル「あぁ、初めましてだな。」
アラタ「あんたが!マクスウェル?」
マクスウェル「そうだが、末裔の子よ。」
アラタ「…末裔?」
モートン「これは、危険じゃ……」




