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奥田達矢

祐馬に追跡する者

作者: 弥生はじめ

祐馬の後を追ってくるヤツがいた。

 「あのしゃ!昨日の帰りに…」

 昼休みに、加藤祐馬が深刻そうな顔して僕と大牟田右京と木下智彦と村山条むらやまじょうに話し始めた。なんか怪談話でもするような雰囲気になった。


 村山条は、太っている男子。クラスの皆から【ジョンくん】と呼ばれている。おもしろいので人気者。学級委員長。


 村山が

「大牟田じゃなかった、祐馬…」


 祐馬は

「てめー!ジョンいい加減に名前覚えろ」

とキレ気味で言う。


 大牟田は

「あん?ジョンくんまた間違えやがって」

と少しキレ気味に言う。


 村山は

「祐馬、大牟田わりぃわりぃ」

と笑いながら言う。


木下は

「さっすがジョンくんだ!アハハハ〜」

と手を叩いて笑う。 


 僕は…クスクス笑ってしまう。


 村山が

「なんで笑うんだよ後藤田」 

と笑い気味に言って軽く僕を蹴る。


「ジョンくん蹴るな」

と僕が言う。


 祐馬が咳払いをする。気を取り直して続きを話始めた。

「何だか後ろから誰か追ってくる気配をしたから後ろを振り向いたら…」

 僕が、

「宇宙人とか異星人がいたとか?」

とボケて言う。

 祐馬が

「てめー後藤田のアホ」

と頭を叩かれツッコミを言われる。

 木下と大牟田と村山は笑う。


 祐馬は

「ヤツなんしゃ!」

と言いながら伊藤賢人を指差す。

 大牟田が


「は?何のために祐馬っちにストーカーしたんだ」

と笑いながら言う。

 木下は

「ウッソッ」 

 村山は

「うわー、よりによって賢人かよ」

と笑いながら言う。

僕は驚きながら

「まじか」

と言う。


 祐馬はまた話始めた。なんだか雰囲気がただならぬ感じだ。

 「ヤツが…」 

 祐馬の話だと何処までも何処までもついて来たそうだ。歩いて歩いてようやく家の近くまで来たけれど、右に曲がれば祐馬ん家。なのだが、逆方向の左へ歩いたそうな。

「だってしゃー!家を特定されたくなかった」

と祐馬が言う。

「完全にストーカーだよな」

と大牟田が言うのである。

 

祐馬が

「あとついて来ないと思って振り向いたらまだストーカーして来るんしゃー」

と、気味悪そうに話した。

「そっから1時間くらい歩いたんしゃー。さすがにと思って振り向いたらまだいるんしゃー」

と祐馬が身振り手振りで話している。

 

 木下は

「祐馬その後はどうしたなよ?」

 

 祐馬が

「向こうから俺の親の車が来て、俺それに乗ってその場を後にした。マジで助かった」

と話している。

「大牟田…じゃなかった…祐馬、良かったな。どうなるかと思った〜」

と村山が言うのである。

 祐馬と大牟田は

「ジョン!いい加減に名前………」

声を揃えてキレ気味に言うのである。



 伊藤賢人ヤツは、なぜ?祐馬にストーカーをして何をしたかったのだろうか。


終わり




 

 

 


 

高校時代に加藤祐馬のモデルの男子が伊藤賢人のモデルの男子にストーカーされた話を元に制作しました。


つまらない内容です。

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