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図書館。

遠吠え。

作者: caem


 ひとしきり鳴り響く メロディーに


 感慨深くなったのは 年老いてしまったせいなのか


 肌寒さとは別格な もの悲しい気持ちになるのです


 よせてはかえすさざ波みたいに 浜辺で佇んでいたら


 寒空に浮かぶ あの一番星には きっと届かないだろう


 一人っきりに なってしまったから どうしようもなくて


 俯いてしまうよ 膝を抱えていたのは 我慢していたから


 ものすごく遠くに見えていた 漁船の遠吠えに


 凍えるように縮こまっていた 揺さぶられた鼓動が


 暖かくなる


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― 新着の感想 ―
[良い点] 温度感、伝わってきました。 [一言] 月日のたつのは早いものですね。
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