表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

プロローグ

初の連載です。

5話くらいで完結する予定です。

大人たちって、いつもそうだ。


子供は単純だと思っている。

だから、つまらない正論を子供に言い聞かせたがるんだ。


「皆仲良くしなくてはいけないよ」

「他人を思いやる心を忘れずに、親切にしてあげなさい」

「人を差別してはいけないよ」


言っていることが正しいことはわかっている。


けど、僕達だってニコニコと毎日ご機嫌なわけじゃない。

金持ちの子が上等な誕生日プレゼントを自慢したらウザイって思うし、横暴な姉や兄に頭が上がらない姿なんて友達に見られたくない。


ダサイって思われたら死んでしまう。

僕たちは、そういう生き物なんだ。


けど、時々僕たちも忘れてしまうことがある。

「他人に親切にしてあげなさい」っていう大人たちの甘言に乗って、他人の心の柔らかな所にズカズカと入り込んで無神経に踏み荒らしてしまうのだ。


「悪いことをしたら、素直に謝って許してもらいなさい」とも言うけれど、世の中そんな単純じゃない。


1年前に結婚記念日をすっぽかしてしまったお父さんは、未だにお母さんに頭が上がらないのだから。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] プロローグがまさかのシリアスな感じが意外でした。 ちなみに質問ですが、このあと登場するキツネはオスですか?メスですか?
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ