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第6話 入学式②

1章が終わった感じですかね。

 初めての校歌斉唱・・・・・・。



 見簡単そうに思える試練だが天才学園の校歌斉唱は普通の学校の校歌斉唱とは全く別物なのである!


 そもそも入学式のパンフレットに校歌斉唱を行うとは書いていない完全なる抜き打ちテストなのである。


 また、その歌詞を知れるのはオープンハイスクールの際

在学生によって歌われた時の1回のみなのである。



 どよめきを隠せない天才生達・・・・・・






 甘いですね。

入学式に校歌斉唱をしない学校がどこにあるんですか!!




 黒木は予想していた!

そしてオープンハイスクールの時、『見えざる観客シークレット・オーディエンス』を使って録音し、音程も歌詞も完璧に覚えていたのである!!




 体育館に行く時に復習しておいてよかったですね・・・・・・。

しかしまあこの程度でどよめくなんて天才生もたかがしれてますね。

今年は不作なのですか?




 ショパン国際ピアノコンクールにも出場した伴奏者による耽美(たんび)なイントロが終わり




 黒木は校歌を丁寧に心を込めて歌った。






 «美しき天才学園

 我が学び舎から飛び立て若人よ

 天才は人の上の人を造る

 真面目に学びを重んじよ

 あぁ、紳士であれよ天才生


 天才・天才・天才

 天才・天才・天才»





 校歌斉唱が終わり再び体育館に静寂が訪れる。



 やはり歌うことのできたのは十数人だけといったところですか。

天才学園出身の兄弟がいたか、私と同じ技を使ったか・・・・・・。



しかし・・・・・・



 黒木は目の前の男が校歌を完璧に歌っていた事に驚きを隠せなかった。


 兄弟がいるのか・・・・・・?


何はともあれこの人には警戒しておかなければいけないですね。




「これをもちまして、入学式を終了致します」





 最初の戦いが遂に終わりを迎えた

次からはまだ考えてる途中なので投稿頻度遅くなります。

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