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その日、世界はとても薄暗かった……。

作者: 新 吹雪
掲載日:2019/09/06

その日、私が目覚めると世界はとても薄暗かった……。


お家の中には誰もおらず、恐怖と不安が私を襲ってくる……。


そうだ! おばあちゃん! おばあちゃんは何処へ行ったんだろう?


私は、一緒にいたはずのおばあちゃんを探すため、家を飛び出す。


おばあちゃん……! おばあちゃん……! 何処へ行ったしまったの!? もしかして、おじいちゃんと一緒にどこか遠い所へ行ってしまったの……!?


私は薄暗い世界の中を泣きじゃくりながら、懸命におばあちゃんを探しまわった。


そんな中、何人かが私に話かけてくる。



「どうしたの? 何かあったの?」



あんたじゃない……!



「落ち着いて、大丈夫だからね?」



あんたじゃない……!






その時だ。世界は薄暗かったが私の目の前はとても明るくなる。



……おばあちゃんだ! 犬の小太郎も一緒だ!



「おお、ごめんよ。未来。昼寝しているうちに小太郎の散歩に行こうと思ったんだけどね……。心配かけちまったね……」


「……うわあああああんんんんん!!!!!! おばあちゃん!!!! いなくなっちゃったのかと思ったよおぉーー!?」







…………これは、ある4歳の少女の勇気と慈愛に満ちた物語……。


最後までお読み頂き、ありがとうございます。


昼寝から目覚めて誰もいなかった時、子供というのは結構な不安にかられると思います。


だからといって、自分も中々どうこうできるわけでは無いのですが……。


そんな中、この作品を読んで何かを感じて頂けたら嬉しく思います。


作中、ちょっと乱暴な言葉使いがあったかと思いますが、4歳の少女ということで許して頂けると助かります。

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― 新着の感想 ―
[良い点]  あんたじゃない!  正しくこれこそが心の声というもののように思います。(笑)  いえ、子供心にも口にしない大変立派なお子さんではないかと……  昨今はネットの匿名性からか、やたらと何で…
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