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番外編:夏だ!海だ!料理対決だ!(中編)

この物語はフィクションです!


「「お腹がすいただと?」」


「……なんで声揃えて聞き返すのよ?」


「「お腹が空いたんだな?」」


「え、ええ、まあ、なんだかんだあって朝から何にも口にしてないからもうペコペコよ」


「飛田先輩!これはもうやるしかないっすね!」


「そうねめーちゃん!やりますわよ!」


「はぁ……!?今度は一体なんなの!?」


「「それはもう料理対決するしかないだろ!」」





「はっ!いつの間にかさっきまで人っ子一人いなかった砂浜に人だかりが出来てる!」


ワイワイガヤガヤ


「折角の料理対決なので、ギャラリーを喚んでみましたわ」


「よし!では改めて料理対決始めるぜ!」


「うきゃー!」


「ルールは簡単!お腹を空かせた赤子に俺と飛田先輩が愛を込めてオーストラリアにちなんだ料理をつくります!それで、どちらが美味しかったのかを赤子に判定してもらい、勝者にはなんと。何でも願いを叶えちゃいますよ券を賞品としてプレゼントします!」


「きゃー!なんて素晴らしい企画なのかしらん♪」


「いや!ちょっと待ちなさいよ!」


「いや、待たない!はい、スタートぉおお!」


おぉおおお!


沸き立つギャラリーに囲まれて、料理対決がスタートした。





「それではTHE料理対決inオーストラリアの砂浜で!の解説とかコメンテーターの為に急遽、来オーストラリアしたみんなの委員超こと肱岡鏡花と――」


「後藤千亜だ!」


「あんたら今回休みじゃなかったの?」


「お休みなのは前編だけだそうです」


「つーわけで、俺ら二人が解説とかコメンテーターとかを勤めさせてもらうぜ!」


「それでは、まずは各選手に今回の対決への意気込みなどを聞いてみましょうか」


「俺は美空のとこいってくるから眼鏡はワカメをよろしくな」


「わかりました」





「ワカメ選手、今回の対決にたいする意気込みを聞かせてください」


「あれ?肱岡、なんで、おまえがオーストラリアにいるんだ?」


「今回の対決の解説とかコメンテーターとかが出来るのはあなたしかいない!と、いった感じで、自慰行為真っ最中だったのにも関わらず無理矢理連れて来られました。ちなみにオカズは勿論あなたですよ」


顔を真っ赤にしながらも、サラっと言い切る委員超。改めてこいつはとんでもないやつだと思った。


「ですので、完全に不完全燃焼です。責任をとって後で相手をしてください。その時は料理対決にちなんで裸にエプロンでいいですか?」


オーストラリアの青空の下の砂浜に陣取る特設会場。でーんと二つのキッチンが並べられ、ギャラリーはそれを囲むようにワイワイガヤガヤとなっているこの状況化で裸にエプロンで、野外で、羞恥プレイだと!?


「それって、とっても、いいかもしれなぎゃあぁあああ!痛い!痛い!ちょッ!やめてッ!」


「この馬鹿ッ!一体なに考えてんのよ!」


「……まったく本当に邪魔な乳ですね。早く消えてなくなればいいのに」


「絶壁」


「消えてなくなれッ!」


例によって、例の如く、それが本来そうあるべき姿であるように戦闘をおっぱじめる肱岡と赤子。二人とも大変、仲が良いようだ。





「美空ぁー調子はどうだ?」


「……そうですわねぇ、いまいちモチベーションが上がりませんわ。めーちゃんならともかく、何故、私が女性の方の食事を用意しなくてはならないんですの?」


「それはオーストラリアだからしかたねーんだよ」


「そういわれてしまうと反論の余地はありませんわ。オーストラリアは絶対ですものね。気を取り直して頑張ることにしますわ」


「頑張れ美空!それで、美空は何を作るんだ?」


「そうですわね……オーストラリアなんですし、KOALAの丸焼きを作りますわ」


「おお!あの灰色のお菓子にもなってるやつだな!俺あれ大好物だぞ!」


「あれでなかなか引き締まったお肉さんですから美味しいんですわよね。それと、何と言っても、あの愛くるしいKOALAを食べているんだってゆう背徳感がたまりませんわ」


「もう、ゾックゾクだよな!」


「フフフ、ゾックゾクですわね」


不気味にに笑いあう二人だった。





飛田先輩、料理始めたみたいだな。俺もそろそろ始めるとしよう。隣で高速戦闘を繰り広げている二人は勿論、放置だ。


しかし、料理をしようにも正直言って料理なんてしたことがない。朝は食べてる暇なんてないし、昼は売店でパンだし、夜は基本コンビニ弁当だ。料理なんて今まで進んでやろうと思ったことなどなかった。


途方に暮れた俺は眼下に広がるオーストラリアの海を眺めた。


さんさんと煌めく太陽の日差しが水面に反射してキラキラと光ってい見えた。


海を見ていると不思議な気分になる。


何だろうかこの気持ちは?


しばし、考えて一つの結論にたどり着いた。


……そう、この気持ちは――!


「帰巣本能だ!」





「ふぅ、ここまで来れば後少しですわ」


「美空ここであれだな!えっと…確か…そうだ!料理のかきくけこだな!」


「違いますわよ。かきくけこではなくあかさたなですわ」


「おぉ!それだ、それ!」


「では、いきますわよ」


「応!」


「あかさたなの『あ』」


「赤唐辛子!」


ドボドボドボ(←鍋に食材を入れている音)


「あかさたなの『か』」


「辛子!」


ドボドボドボ


「いい調子ですわ。ここからは一気に逝きますわよ!」


「応!まかせな!」


「あかさたなの『さ』」


「三味唐辛子!美空、次は『た』」


「たまらない唐辛子!次!」


「生身の唐辛子!」


「甘い唐辛子!」


「苦い唐辛子!」


「恋は甘くて苦いもの!」


「だ薬風唐辛子!」


「白い濁った唐辛子!」


「白く濁った液!」


「白くて、苦くて喉にひっかかる液!」


「おまえ……別に吐き出してもよかったんだぞ?の時の飲み込んじゃった液!」


「わぁ、こんなにいっぱい出してぇの液!」


「中は駄目なのにぃの液!」


「子供の素!」


「てゆうか!精■!」


これからは週一ぐらいのペースで更新していきますのでよろしくお願いします

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