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第三話 Border Line 01

Pre Play


変熊(以下GM): じゃあ、やっていきましょうか!

一同: はーい!!

GM: 実はですね、今回、いつものシナリオと比べて2倍の分量になってまして……。

一同: おぉーっ!?

朝比奈: でもきっと、半分以上、シナリオ分岐で捨てられるんだよ(笑)

GM: そうそう(笑)どこまで使えるかは、皆さん次第!

Mind: あの、トリガーイベントを教えてもらえれば、そこ避けて全部回りますよ?(一同笑)

GM: いやいや! 意味分かんないから!!(笑)まあ、それはいいとして、今回はちゃんと、プリプレイでPC間ロイスを結びましょう!(一同笑)順番は、嬉野→菅野→伊勢→月島→嬉野で!

一同: はーい!(と、それぞれ結ぶ)

かずさ(以下 冬也): “クロスブレード”さんには、■連帯感/不安でとりますー。

Dios(以下 菅野): はーい。俺は伊勢さんに対して、■同情/隔意で。

Mind(以下 伊勢): ボクは月島さんに対して、■幸福感/好奇心です。

冬也: また……(笑)

朝比奈(以下 月島): 私は今までと同じで、嬉野君に、■親近感/隔意です。

GM: じゃあいきましょう! なんと第三回!! 誰もジャーム化せず、パーティとして破綻もせず!!

一同: うんうん。

GM: ま、そろそろかなって気がするけど……(一同笑)

月島: もう、毎回毎回ヤバいです(笑)

GM: 第三話のタイトルは、『Border Line』です。まあ、そのまま境界線とかいう意味ですね。

伊勢: はーい。

GM: では、ハンドアウトを読み上げつつ、各キャラのオープニングをしていきましょうか! まず、PC1の嬉野と、PC2の菅野から!!

冬也: また一緒だ!

菅野: まあUGNだから(笑)。

GM: そうそう、UGN組はねー、扱いやすいの。

伊勢: ボクもUGNだよぉ?

GM: いやぁ……?(一同笑)

月島: 私もUGNだよ?

菅野: そこは、観鏡支部ってことで。

伊勢: 戦闘のときは戦力扱いするくせにぃ……。

冬也: あれは、偶然貴方がボルトアクションライフルを持っていたから、戦力にされただけで、仕方のない偶然なんだよ。

伊勢: えええぇぇ~?(笑)




Opening Phase


01 ◆ 宣言     シーンプレイヤー:嬉野冬也&菅野道明


 その日、嬉野冬也と菅野道明は、観鏡支部長である八重樫に、とある場所に呼び出されていた――――。


【ハンドアウト】

PC① 嬉野冬也 シナリオロイス:八重樫明仁 尊敬/不安


 ”ナイトウォッチ”襲撃事件は、支部やそこにいる人達に少なからず波紋を投げかけた。FHだから排除する。少し前であれば、この簡単な図式しか見えていなかった。でも、この方程式に綻びを感じている自分がいる。

 かつて、自分の師であり、かけがえのない人である八重樫が言っていた言葉が反芻される。「君にとっての理由が見つかるといいね」と言っていた。



PC② 菅野道明 シナリオロイス:八重樫明仁 信頼/不安


 アクシズ監査・月島涼の行動によって、観鏡市上層部にアクシズ、ひいては日本支部に対する不満が顕在化していた。八重樫は月島の行動をUGNの信念を抵触する介入行為であると、糾弾。本件に対するアクシズおよびUGNの総意としての正式見解を求めるという書簡を提出していた。

 事態を重くみた日本支部は、霧谷雄吾を頂点とした特別委員会を設置。本件についての調停に入ることとなった。

 確かに、UGNが今おかれている状況は、敵であるFHを見逃すことが出来ないことは理屈では理解している。ただ、FHだから排除するという図式はあまりにも短絡になっていないかと危惧もあるが、事実八重樫はその姿勢さらに先鋭化しを崩していない。昔の奴であれば、黒白だけではなく灰色の結論も出すことが出来たはずなのだが…。



GM: では、君ら二人と八重樫がいるのは、とある病棟の集中治療室でございます。

菅野: おぉ……。

GM: ここには、前回の事件で重傷を負ったエージェントが収容されています。

冬也: ………。

GM: イメージ的には、ガラス張りの向こうに大型のベッドが備え付けられていて、患者さんが寝ているという感じ。

菅野: ふむ……。

GM: 八重樫が、ガラス越しに指を差しながら話してくれるんですけども、「“ナイトウォッチ”日野篤の攻撃によって、彼はあれからずっとあそこで寝ています。彼の左腕・右足は損傷され、そして腹部への一撃による大量出血で脳も長い間停止していたらしく、深刻なダメージを受けていて、今も治療中です。正直、回復の見込みはかなり薄いでしょう。」

冬也: …………。

GM: 「……分かるかい? 彼は既に大事なものを奪われたんだよ。これこそ、彼にとっての日常が犯された、と考えるべきだろう。―――そんなことが許されるとは、僕は思わない。この行為を当然だと考えるFHを、僕は許せない。」

菅野: うーん……。

GM: 更に、八重樫は、先の月島の行動について、断固たる態度をとることを、宣言する。

菅野: あれ? 一回、霧谷の方で預かるって話にはなってるんだよね?

GM: その辺は、この後描写されます。

菅野: 了解。……ま、少年は前回・前々回と、被害を数字でしか見てなかったからねぇ。

冬也: ええ、まぁ……。

GM: 「君たち、オーヴァードのエージェントが活動しているのは、力を持たないエージェント達の犠牲の上であることを、忘れないで欲しい。」と、八重樫は言うね。

冬也: ……。

菅野: まぁ、おっさんや少年が前線に出てんのは、こういう被害者を出さない為でもあるんだけどね……(ぼそっと)ま、実際のところは、被害の拡大を抑えることくらいしか出来ないんだけど。

冬也: ……(呟く)心中は複雑、だなぁ。

GM: 八重樫は、そんな君たちに背を向けて、足早に去っていきます。

冬也: ……支部長は、どうする気なんでしょうね?

菅野: まぁ、前回の嬢ちゃんの行動を、アクシズに伝えて…ってことにはなってくんだろうけど、どうも最近の奴さん、黒すぎてね。

GM: 黒っ!?(笑)

菅野: 凝り固まってる、って言ったほうがいいか。……焦ってんのかなんか知らないんだけど、どーも余裕がなくてね。突発的な行動に出なきゃいいんだけどねー。

冬也: ……。

菅野: ちょっとおっさんの方でも調べてみるけどさ、ヤツが動くまで、状況を調べてみるくらいしか出来ねぇやなー……。

GM: と、菅野がぼやいたところで、シーンを切りましょう。


 「――――あれじゃあ、昔の俺じゃねーか……」

菅野の呟きが、病院の白い廊下に響いた。



02◆ 待望             シーンプレイヤー:伊勢四郎


 それは、待ち望んでいた電話だった――――。


【ハンドアウト】 

PC③ 伊勢四郎 シナリオロイス:都築京香 傾倒/隔意


 ”ナイトウォッチ”との戦闘中に見えた、二種のレネゲイドの混在。これは、本来一人には一種のレネゲイドしか存在し得ないという定説を覆すものだった。非常の興味深い。これが、桐生が行った研究の結果なのか。

 不意になった電話。それはかつて尊敬の念を捧げていた(いる)都築京香からのものだった。FHを離脱した彼女はゼネスという組織を設立して、行動を別にしている。そんな彼女からの連絡は「我らレネゲイドを侮辱する者がいます。こらしめるのを手伝ってもらえませんか?」と。



GM: ということで、次はPC3の伊勢くん!

伊勢: やったぁ~……8も上がったよぉ。

菅野: なんでそんな嬉しそうなの?(笑)

伊勢: だってもう、オープニングで出てくる人は決まってるじゃないですかぁ。(電話を取って)もしーん?(一同笑)

GM: えぇっ!?

伊勢: え? あれぇ? 違った?

GM: いや、電話がコールされるのは、正しい(笑)。では、携帯電話が鳴ります。発信元は非通知ですね。

伊勢: はあぁ、もう……はぁい?(←すごく嬉しそう)

GM: 電話口から聞こえてくるのは、まぁ君が覚えているものと比べると非常に若いんだけれども、女性の声ですね。「お久しぶりですね、伊勢四郎。」

伊勢: おやぁ? その声はぁ~、都築さんの娘さん? あ、いや……妹がいいな(一同笑)

月島: いいな、ってなんだよ。

GM: 「少なくとも、そんな萌え設定があるなんて、私は聞いておりませんが?」(一同爆笑)

伊勢: あれれぇ~? あ、じゃあ……八尾比丘尼さんん~。

GM: 「数百年前、そんな名を名乗っていましたね。」

伊勢: はあぁぁっ!? ダメだよそこは肯定しちゃあ~。で? どうしましたか? 京香さぁん(笑)。

GM: 「あなたの好奇心と我々に対する好感を考えて、折り入って頼みたいことがあるんです。」

伊勢: はっはっは。ヤだなぁ、そんな頼みたいことだなんてぇ。またプランの一環なんでしょぉ~?

月島: このシーン、通りかかりたいなー。ここが繋がってる情報を知っときたいよね(一同笑)

GM: 「かつてFHの研究員だった桐生孝之を覚えていますか?」

伊勢: もっちろ~ん。何か最近いい感じの研究が成功したんですってぇ~。いやぁもう知りたくてしょうがないですよぉ~。

GM: 「彼の研究の真相究明と、それが我々レネゲイドビーイングに対する脅威だった場合の排除をお願いしたいのです。」

伊勢: あっはっはっは。何を言ってるんですかぁ、京香さぁん。あれ? でも、止めないとまずい気がするのかなぁ? う~ん……kwsk(一同笑)。


 話を聞いてみると、レネゲイドビーイングとしては、人間に対して、どうこうしようと思っているわけではないのだが、都築は桐生の研究が、レネゲイドビーイングの尊厳を侵すものであると考えているようだった。


伊勢: あぁね。でもぉ~、う~ん……あぁ~!! って、なってます。

冬也: なんだ、どうしたんだ(笑)。

伊勢: いや、それでも、実はボク自身がレネゲイドビーイング化したいからなぁ、みたいなそんな話なんだけれども、あれ? 京香さんそんな、レネゲイドビーイング量産化に対して反対してるっぽいな、っていうジレンマが。

GM: 一応、ゼノス側にも動かせる人材は居るんですけれども、まあ彼の研究そのものがレネゲイドビーイングに対する脅威なワケで、おいそれと動けないということですね。

伊勢: あっはっは。じゃあいつもどおり、UGNとFHにそういう情報を仕込めばいいんですねぇ?

GM: 「いや、そうとは頼んでないんですけど……。」

伊勢: ええっ!? 違うんですかぁ!? まさかそんなボクに動けとでもぉ~!?

GM: 「……耳、腐ってます?」(一同爆笑)

伊勢: いえいえ、そんなぁ~。二手三手先を読んだだけじゃないですかぁ~。どうせやることになるんでしょ? 大体ボク一人で勝てると思ってるんですかぁ?

GM: 「いや、貴方の《カームダウン》と《フラッシュゲイズ》があれば、たいていの敵は無力化ですよ」(←思わずGMの本音を喋らせちゃった)

伊勢: ああっ! しーっ!! しーっ!!

月島: なんか、異次元から声が聞こえたぞ、今……(一同笑)

GM: 「では、申し訳ありませんが、頼みましたよ?」

伊勢: どんな手段を使ってもいいから、桐生孝之君の研究を止めろってことですねぇ~?

GM: 「彼の研究内容次第ですね。こちらに脅威があると判断した場合は、排除して頂きたいのです。」

伊勢: なるほどぉ~。つまり、レネゲイドビーイングを無力化か何かして、オーヴァードに埋め込む、みたいなことをしていた場合、止めればいいんですねぇ?

GM: 「あくまでゼノスとしては、彼の研究が、我々と人間の関係を歪ませる可能性があることを危惧しています。」

伊勢: もう~。今まで散々やってきたクセにぃ~。

GM: 「あの頃は若かったんです。」

伊勢: ええええぇぇ~!? アナタがそれを言う~!?

GM: ということで、それを頼むにあたって、都築から桐生孝之のラボの位置を情報としてもらいました。

伊勢: おお~!

GM: では、そんなこんなでこのシーンを切りましょう


        ◆       ◆        ◆


GM: と、ここで、このシナリオ中のルールをきちんと説明しておきましょう


 ・シーンごとに行える能動行動は各キャラクター一回ずつ

 ・各自のシーンで得た情報は、「誰それに伝える」という旨を明言しない限りは伝わらないものとする


一同: おっけーです!

月島: そっちのほうがね、面白いよね。

GM: ただし、自分が捕らわれてたりしてる中で、この情報を伝えたい! みたいな状態では、能動行動を消費して伝えてもらいますが、そうでなければ、普通にロールプレイとして伝えてくれて構いません。OK?

一同: はーい!


03◆ 査問               シーンプレイヤー:月島涼


 その日、目の前の人物、日本支部長・霧谷雄吾に対して、月島は目を合わせることが出来ず、ひたすらに―――――――髪をいじっていた。


【ハンドアウト】

PC④ 月島涼 シナリオロイス:日野篤 好意/隔意


 自分が彼に取った行動は正しかったのか、未だに答えが出ない。さらに今回の1件で少なからず仲間間に不協和音が生じているのは事実だ。なぜ、自分はこうもうまくいかないのだろう。

 こんな時、日野君であれば、どんなことを言ってくれただろうか。その答えを今の日野君はくれるだろうか?

 彼は「殺してくれ」と言っていた。そして「自分は既にジャームである」とも。私が知っていた頃の日野君とは違うのは分かる。ただ、その全てを拒絶することができるのだろうか?



GM: では、最後のオープニングは、月島ー。

月島: はーい。(ダイスを振る)ぎゃー!!

伊勢: あぁ、いきなり10も上がった(笑)

GM: では、キミは今、霧谷雄吾に呼び出されています。

月島: むむむ。ハイ。

GM: で、目の前には、スリーピースのスーツを着た霧谷が座っていると思いねぇ。

月島: ああ、これでこの人への貸しはなくなったな……(一同笑)。

GM: 穏やかな笑みを浮かべたまま霧谷は言うんだけれども……。

月島: 私は決して目を合わせません(一同笑)。髪の毛をずっといじってます。

GM: では、そんな素振りを見て苦笑しながら「月島さん、今の貴方の状況はあまり好ましいものではありません。」

月島: ……(前髪をいじっている)。

GM: 「コードウェル博士の事件以降、UGNの屋台骨は揺らいでいます。」

月島: ……(前髪をいじっている)。

GM: 「このような時勢だからこそ、各支部の横の連携が重要なのですが、貴方の今回の行動が、そこに一石を投じたのは間違いありません。」

月島: ……(前髪をいじっている)。

GM: まあ、とはいうものの霧谷としては、別に責めてるわけではなくて、淡々と事実を言ってる感じだね……って、キョドるなっ!!(一同爆笑)

月島: ……頑なにリアクションをしない月島。

GM: 「まあ、これに関しては貴方にも言いたいことがあるでしょう。」

月島: ……(前髪をいじっている)。

GM: 「今、観鏡支部長の八重樫さんから、UGN日本支部の、今回の件に対する総意を明言して欲しいと、要求が出ています。」

菅野: これ、場合によってはお団子頭(月島の上司)もやばいんじゃないのか?

月島: いや、あの人は実は、UGNがなくても生きていけるヒトだから、それは心配ないんだよ。でも、月島の脳内では、自分の暴走によって上司に迷惑をかけていると。その一環で、今日もこうして霧谷に呼ばれているという認識なんだよ

一同: うんうん

月島: そこで、私が取れる行動はただ一つ! 髪の毛をいじることだけなんだよ!!(一同笑)

GM: どういう方程式でその答えが出るのかわからん!!(笑)

月島: でも、この子の生き方としては、今までそうしていると周りが何とかしてくれたっていう……(一同爆笑)。

GM: 自分でもなんとかしろよ!!

月島: そういう生き方、なんです。

GM: 因みに今回の件に対する、日本支部としての総意が出されると、それが各支部に伝わるので、その意にそぐわないところから内部分裂、といったことが起こる可能性は、充分に考えられます。

月島: じゃあ、それに対して……私には難しいことは分かりませんが、全てお任せしますと言って、部屋を出て行くことにします。

冬也: いっそ潔いな……。

月島: そこで《竹馬の友》を使います(一同爆笑)。


 潔くなかった。


GM: 「私も観鏡支部に今回の件の調停に行くので、ご一緒しましょう。」と霧谷が言いますね。

月島: では、こくりと頷いて去っていきます。クリスタルシールドを担いで(一同笑)。


       ◆        ◆        ◆


GM: 各人のシナリオロイスですが、あくまで感情は推奨ですので、変えていただいて結構です

伊勢: 自分はもう一個“プランナー”にロイスとってて、そっちでやりたいことやってるんで、推奨のままでいいですよ。

月島: 因みに何で取ってるの?

伊勢: ■慕情/恐怖です(一同笑)

菅野: こっちは八重樫が二つ目になるんで、今回のシナリオロイスを“八重樫支部長”にとって■信頼/猜疑心にします

月島: なんか、DX3になってから結構ロイス被るよね?

GM: というかですね。続き物なんで、前回で関わりの深かった人物をロイスとして固定化すると、大抵次も出てきちゃうんですよ。……だから、そいつが死んだらいっぺんにタイタス化……。

一同: (どよめく)

月島: 因みに今回は、成長記録はいいのかい?

GM: おお! では、ここで成長を宣言してもらいましょう! まずPC1の嬉野君!

冬也: (・д・)???

伊勢: ぼーっとしてる?(笑)

冬也: ん……自分、どう成長したのかな? って思って(一同笑)ずっと前に成長作業したから、キャラシート見ても分かんない……。

伊勢: (インターネットのログを見ながら)えーと、嬉野君はですね。<白兵>を2レベル上げて、《コンセントレイト:サラマンダー》を2レベルにしてる。

冬也: ……です!(一同笑)

伊勢: お前……っ!(笑)

GM: では、PC2の菅野ー。

菅野: はい。<白兵>をまず1レベル上げまして、《ハードワイヤード》を1レベル、《ダーマルプロテクト》を1レベル上げました。新規で《磁力結界》を1レベルとりました。

GM: あら、渋いねー。

月島: 《磁力結界》ってなんだっけ?

菅野: ガード値を上げるエフェクト。

月島: ああ、そっか。

菅野: 範囲攻撃食らったとき用にねー。

GM: では次ー。PC3の伊勢さんです。

伊勢: 前回の研究によって、体重が4キロ落ちました(一同笑)。そして、エフェクトの《光芒の疾走》をとりました。これによってマイナーアクションで戦闘移動が出来るようになりました。そして【社会】が1上がったので固定化ポイントが2増えました。

GM: はい。

伊勢: これによって<コネ>をいっぱいとって、ベノムグレネードを捨てました!

GM: あ、捨てたんだ(笑)。

伊勢: 飽きちゃったぁ~。ぽいって(一同笑)。

冬也: そんな簡単に……。

伊勢: これで情報収集は完璧です。もう一人でも動ける。

GM: 結構これはでかいね。

月島: 素敵~。

GM: では、PC4の月島さん、どうぞ。

月島: えーとですね。私は<調達>が10レベルまで上がりました。

GM: お前……何やってんだよ!?(一同爆笑)

月島: それから《癒しの水》を4レベルに上げました。以上かな。お陰でクリスタルシールドが常備化されてます。

一同: おぉ~!!

GM: 地味~に、戦闘能力は上がってないよね? 今回……。

伊勢: マイナーチェンジ。

月島: あの、私これ以上あげると、侵蝕率が酷いことになるんで……。

菅野: 俺は戦闘系の能力しか上げてないよ?

GM: 逆に言うと、菅野しか……。

冬也: 頑張ったよ!? 《コンセントレイト》とったもん!!

GM: ああ、そうね(笑)。

伊勢: ボクも、戦闘に超使う《光芒の疾走》とりましたよ!?(一同笑)


 これが笑いごとではないと判るのは、後々のことである。


GM: では、ミドルフェイズいきましょう!!

一同: はーい!

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