第五話 Q.E.D. 02
04◆ 衝撃 シーンプレイヤー:月島涼
GM: さて、次は地上メンバーのシーンになるんですけども……。
月島: これって、更に情報収集とか出来るの?
GM: 勿論出来ます。
月島: 大深度施設の中の構造を知りたいんですけど。
GM: <情報:UGN>ですね。
月島: ではですね。自分に《導きの華》を使って、振ります。(ダイスを振る)……お、33!!
GM: すごいねー。分かりますよ。まあ、この混乱なので、かけられていたセキュリティが剥がれたと思ってください(と、更に二枚の地図を出す)。
月島: 大深度1と……(二枚目を見て)何コレ?
冬也: 核分裂炉、ですねきっと……。
GM: では、説明を。まず、セキュリティゲートを抜けてきたところが、この大深度1の地図です。①と②がありますが、情報収集をしているので、判ります。①は、情報端末室。管理棟に収められていたようなものではなく、本当に重要なセキュリティがかかっている情報がここに収められていると思ってください。なので、ここに行くと何か別の情報が手に入るかも知れません。
月島: これはいかなくては。
GM: ②は、第三研究室です。
月島: ……え、それだけ?
GM: これ以上の情報が欲しかったら、行ってみてください(笑)。そして、二枚目。こちらは核制御施設です。
月島: だよねー。
GM: で、そのすぐ近くにある、この長細いトコは、八重樫のラボです。
一同: ほおー……。
月島: わかりました。ここまでかな? 情報は。
GM: 尚、情報端末室と第三研究室なんですけども、それぞれ、キーロックされています。
冬也: おぉ……。
GM: なので、管理棟で解除するなり何なりの行動が必要です。
月島: じゃあ、解除しちゃいますか。
伊勢: ねえ、月島さん? 今ここで解除しちゃうと、向こう側から何らかの妨害とかされないかなぁ?
月島: ああ! 一理ある!!
伊勢: ってことで、(ゆっくり言い聞かせるように)時間が来たら、ボクが解除するからさ。
月島: その、一抹の不安を覚える言い方さえやめてくれれば、戦略としてはそうしたいんだけど……(一同笑)。
冬也: GM、今ここで三枝櫻のことを調べるって出来ます?
GM: できますよー。
伊勢: あ、それだったら……と言って、<知識:エンブリオ>でさっきそろえた資料なんかから、三枝櫻を検索したいんですけど。
GM: はい、いいですね。
冬也: お、調べてくれる? ありがとうー。
伊勢: ということで、三枝櫻についてを調べます!(冬也に)これで、三枝櫻が関係してなかったら、情報が出てこないはずだから。
GM: ……あの。まあいいや。どぞー。
伊勢: (ダイスを振る)おっけ、20!!
GM: 伊勢さんてさ、すっごい困った発言しかしない印象があるんだけど、ときどきするドキッとするような指摘が恐いんだよね(一同笑)。
月島: いつものことだ。
GM: では、ヒットします!
冬也: お、やった!
GM: 前々回、三枝櫻はFH施設の襲撃に失敗して死亡・遺体は回収されなかったという話があったと思うんですが、その情報が偽装であることが分かります。
冬也: え? 回収された、ってこと?
月島: そもそも死んでないとか?
GM: えー、“World Embryo”の元々の方向性を思い出してください。生まれていない胎児に対して云々……。
冬也: ですね。
GM: 三枝櫻は最初の母体として選ばれたようです。
伊勢: うんうん。予想通り予想通り。
冬也: !! お……お母さん、か。まだ生きてる?
GM: (にやりと笑って)さあ? そこまでは分からないね。因みに、別の場所で調べると、他の情報が出てくるかもしれない。
月島: あ、因みに嬉野兄弟のことも調べておきたいんだけど、いいかな?
GM: いいですよ。
伊勢: ああ~、それ大事だよねぇ~。カタカタカタ。
冬也: ………(←不安になってきた)。
伊勢: (月島に)あ、きっと<知識:エンブリオ>の方が達成値高いですよぉ?
GM: <知識:エンブリオ>で調べると、エンブリオに関連した情報が出てきます。
伊勢: ふぅん……じゃ、お互い調べよっか。
月島: だね。私は<情報:UGN>で!
伊勢: (ダイスを振る)20!!
月島: (ダイスを振る)こちらは13。
GM: えー、統合して喋っちゃいますね。三枝櫻は、とある特性に目を付けられていたようです。
月島: その特性とは?
GM: レネゲイドとの融和性の適性があったんでしょうね。ただ、八重樫はそのことは知らなかったようです。
月島: ふむ。
GM: で、支援系の女の子でFH研究所襲撃失敗で死亡したのは周知の事実。なんですが、その遺体は回収されていた模様。
冬也: ……。
GM: で、もう一つ。襲撃失敗は、上層部が投入戦力見誤ったからじゃないかって話をしたの覚えてます?
冬也: はい。
GM: あれも偽装です。
月島: むぅ……。
GM: ある命令によって、そのアタックチームが結成されて、襲撃計画が立てられたんですが、明らかに戦力が足りないと分かっていた節があります。
月島: つまり偽装攻撃?
GM: ピンポーン。むしろそう仕向けたってくらいの勢いだってことが、分かった、というか化けの皮が剥がれてきた感じです。
冬也: ふむ……。
月島: 要は、何者かが、多分この場合はランカスターさんの差し金で、三枝櫻が死んだことにして、彼女は何処かに連れて行かれて、何かをされてると。
GM: そういうことだろうね。その事実については、八重樫は知らなかったようだね。
月島: 八重樫は、三枝櫻が生きてるって、知らない?
GM: あー、微妙です。正確に言うと、三枝櫻がその襲撃チームに選抜された理由とかは、知らなかったみたい。
冬也: ……(←混乱してきた)。
GM: 八重樫は事件後にその理由を知って、今回の“Embryo”計画に参画している。
月島: ああ、なるほど! そういう流れなのね。あと、嬉野兄弟についての情報は?
GM: あ、そうだったね。
冬也: ……今さー、シナリオロイスで結んでた三枝櫻とすっごい関係が変わったんだけど、どうしたらいいかな?
月島: タイタス化の危機だ。
冬也: だぁって、おかーさんだとは思ってなかったんだぁー!!(悶)
GM: だから、早く演出したいんだよねー。誰かさんのシーンを(笑)。で、嬉野兄弟に関して。<知識:エンブリオ>で調べたんだよね?
伊勢: ですー。
GM: まあここまで来たら情報の統合で分かると思うんですが、恐らく、三枝櫻が嬉野兄弟の母体です。
冬也: ふー……(天を仰ぐ)。
GM: あと、明らかに、年数計算が合わないんですよ。
冬也: !! あー……。
GM: 今、嬉野君ていくつでしたっけ?
冬也: 15です。
GM: で、件の事件があったのって、数年前なんですよ。
月島: うん。
GM: なので……<知識:エンブリオ>で振っているので分かるんですが、“World Embryo”にはもう一つ、目的があったと思われます。
月島: それは?
GM: 内容までは分からないね。予想は出来るだろうけど。
冬也: つまり促成栽培されてたわけですねー……。
月島: そりゃ、兵器作るんだったら早く育つほうがコスト安いしねー。
冬也: サイクル早くして、使い捨てられりゃもっとコストパフォーマンスいいですよね……。
月島: よし、キャラとしては、そういうことにピンときて、怒りをふつふつとさせていることにします。
伊勢: じゃあここで、三枝櫻に対してロイスをとります!
月島: 同じく。
GM: わかりましたー。あ、あと! 今回、ロイスをとったら、きちんと宣言をしてください。
冬也: はーい。
衝撃の事実を突きつけられて呆然とする夏樹と、目を瞑って天を仰ぐ冬也。
彼らが気持ちの整理をつけるには、もう少し時間が必要なようだった……。
05◆ 原子炉にて シーンプレイヤー:菅野道明
GM: さて、次は地下組……っても、菅野しかいないんだね。
菅野: はいはい。登場!
GM: さて、菅野は何処に行きますか?
菅野: 今、セキュリティゲートを抜けて廊下に居ます……で、あんまり先行してもアレなんで、情報端末室で調べ物をします。
GM: そこに入ろうとするのであれば、鍵を開けないとですねー。
菅野: 《セキュリティカット》を使います!
GM: では、さっきも半分にしたんで、今回もそれで行きましょう。目標値10です!
菅野: 《セキュリティカット》《コンセントレイト:ブラックドッグ》で!(ダイスを振る)ああー! 出ないっ!!
伊勢: タイタス切る? ……でもなー。(菅野に)何を調べたいの?
菅野: 閂のことと、俺がやらかしてる過去の事件の真相。
伊勢: えとね。原子炉にジャームが居る場合、全然別のモノで今回の事件が結末を迎えてしまうかもしれないんですよ。
菅野: そうか……。
伊勢: なので、原子炉に行くことっていうのは、今、最優先でしなきゃいけないことだと思うんですね
菅野: んーじゃあ……なんか、イベント起こったらごめんね? 原子炉に行きます!
GM: では、吹き抜けのところに来ました! すると、下の方から轟々と風の音が聞こえます。下を見ると、水が溜められてるね。減速剤です。
菅野: はい。
GM: で、目の前には円筒状の部屋があって、中に入れるようになってますね。さっきの情報から、ここが核分裂炉だということが分かります。で、その向こうに両開きの扉があって、恐らく、八重樫がそこに居るだろうということも分かります。
菅野: では、制御室の中を覗きます。
GM: すると、無機質な電子音が鳴り響いているんですけども、制御コンソールに不定形のスライムみたいのがこびりついてますね。で、所々、ピシピシとショート音が鳴ってます。あんまりいい影響は及ぼしてないように見えるね。
菅野: 了解しました。スライムを攻撃出来ますか?
GM: 出来ます。先程と同じ要領です。ただし! あまりにも高い達成値を出してしまうと、コンソールにダメージが行きます。
冬也: ヤバい……。
伊勢: なるほどー。
GM: スライムは、そんな強そうには見えません。では行きましょう! 目標値は10!!
菅野: <白兵>を素で振るか。アームブレードを使って、7Dで!!(ダイスを振る)出目が8で、12!!
GM: うまいなぁ……。では、特に何事もなくスライムを取り払うことが出来ました。
菅野: ふぅ。
伊勢: よかったぁ。
菅野: いやぁ、ディレームだのが関係ないところですっ飛んじゃうとこだったねーって言いながら、周りをちょっと調べたいです。
GM: 具体的に、どういう観点で調べるのかな?
菅野: 八重樫が、自暴自棄になったときに、ここ暴走させないかとかが調べたいんだけど……。
伊勢: これ停止させてから《ショート》させちゃえばいいんじゃない?
GM: その選択肢も取れますが、その場合、<知識:物理学>が必要です。
伊勢: ああ~なるほど……。
月島: これ、原子炉止めたら、地下施設全部動かなくなる?
伊勢: 俺は止めると三枝が死ぬと思うね。ここの電力で生きてるとみた!
月島: じゃあ、ここはスルーでいいんじゃない? 暗闇のペナルティとかも来そうだし。
菅野: えーと、制御室で、ここの制御法に関する資料があるかどうかだけ調べたい。
GM: <知覚>で振ってください。
菅野: 6だな。
GM: それじゃちょっと分かんないかな。
菅野: では、これでシーン終了だね。
06◆ 布石 シーンプレイヤー:伊勢四郎
GM: では、次は地上組!
伊勢: はい! ボクがシーンプレイヤーでやりたいことをやります! 出て来たい人は出てきてください。ボクは研究室に行きますー。
冬也: ――――GM、ちょっと質問。ロイスをタイタス化した状態で、同じ人にロイスをとることって可能ですか?
GM: うーん、具体的な理由が欲しいですねー。
冬也: えと、オレ、三枝櫻に関係:故人でシナリオロイスとってるんですよ。で、お母さんということがわかってしまったので……。
GM: ああ、なるほどね。いいと思いますよ。
冬也: わかりました……。話を遮ってごめん。(伊勢に)どうぞ。
伊勢: はい。GM! 今現在持ってる資料から、今、エンブリオで何が出来るのか? 何処まで出来るのか?っていうのを研究してみようと思います。
月島: ごめん、私もう地下に行きたいから、出来ればアンチディレーム改を私に渡して欲しいんだけど、いいかな?
伊勢: 今、研究室に来たんで(GMに)ここで取れます?
GM: それは大丈夫です!
伊勢: で、アンチディレームをとりつつ、調べます!! <知識:エンブリオ>で!(ダイスを振る)……あぁ~、18!!
GM: えー、ぶっちゃけ言うと、全容ではないですね。
伊勢: よし! タイタスを昇華します!!
GM: うん?
伊勢: (ダイスを振る)うん、よし!! 26ですっ!!
GM: はい。ええとですね、どちらにしても、此処では最後のパーツは埋まらないんですよ。
伊勢: ああ、はいはい。
GM: ただ、此処で開示される全ての情報が手に入れられます。先程年齢に関する矛盾をついたので、もう一つ判ることがあるんですよ。
伊勢: はい。
GM: UGNの戦闘員って、消耗が激しいじゃないですか。
伊勢: はいはい。
GM: で、“World Embryo”……名前の通り世界の卵・世界の胎児って言ってるくらいなんだけども、それを使って、効率的に兵隊を作りましょうっていう目的の他に、世界にとって重要な存在を保護するっていう目的があったみたいなんですね。
伊勢: ふんふん。
GM: 具体的に言うと……肉体さえあれば、脳移植なり何なりが出来る、と。
伊勢: ホムンクルスみたいなもんですね?
GM: 因みに、アレイスター・ランカスターは御年80歳です。
一同: あぁー……。
伊勢: なるほど、非常に分かり易い。
菅野: 不老不死に憧れる金持ち、ってヤツですね?
GM: ぶっちゃけ言うと、その通りです。“World Embryo”には二つ目的があって、一つが、チルドレンの効果的な生成、って言っちゃったほうがいいのかな。で、もう一つは、アクシズといったUGNの要人の替えというか影武者、を作ると。これが、“World Embryo”の目的の全てです。
伊勢: やっぱり、(構想しているものの)劣化版だけど、何とか応用利くなぁとか思いつつ……。
GM: なので、アクシズの一押しによって、このプロジェクトが行われることになったと。
冬也: むー……。
GM: で、これについて、日本支部は関与していません。一切。
伊勢: だよねぇ、うんうん。では次に、自分でも実行可能かどうか?
GM: んー……これは、判定は要らないんでしょうねー。多分――――。
伊勢: 莫大な電力と、金、資材。
GM: でしょうね。研究内容を知ってることから考えると単純に……ま、どうする気かはあえて聞きませんけども。財力とエネルギーがあれば可能でしょう。研究員である貴方であれば。
伊勢: なるほどなるほど。わかりましたー。
GM: ただし、そんな施設が提供出来るところは、現在の地球上では限られてるでしょうね。まあ一つはUGNであり、あるいはFHであったりっていう、団体に所属しないと、個人では難しいんじゃないでしょうか。
伊勢: では最後に。胎児に対してレネゲイドビーイングの因子を埋め込むことによって親和性の高いモノを作れるっていうことならば、人権的な問題は無視して、今現在ある程度の力を有する者にその因子を埋め込むことによって、極大なパワーアップをするとか、そういう方向では、この研究は使える?
GM: その例に貴方は一度会っているはずです。具体的には、日野篤ね。
伊勢: なるほど、わかりました。……うんうん、繋がってきた繋がってきたぁ~♪ そうだよねぇ~。
GM: あの日野の例は、“World Embryo”の副産物だったようですね。
月島: これで段々一つのところに話が集まってくるわけか。
伊勢: GM! この情報、ボクは隠したいと思います。何故なら危険だから。
アンタがそれを言うか?(笑)
GM: 今回は特に情報の扱いについて考えてなかったんで、僕は構いませんよ。
伊勢: では、隠しました!
「桐生君、キミの研究は引き継げそうだよ?」
研究室の中、一人いつもの笑みを浮かべて、伊勢は呟いた。
07◆ 伊勢のプラン シーンプレイヤー:月島涼
月島: では、私は職員寮に来ました!!
GM: はい。どんな行動をとります?
月島: 今回のお話に関係しそうなものを、八重樫の部屋を先頭に、片っ端から探して回ります。
GM: わかりました。では、こうしましょう! まず、今回のことに関連する、といって思いつく部屋が二つあると思うんですね。
月島: うん。
GM: 八重樫と、三枝の部屋。因みに、三枝櫻は、公的には死んだことになっているんですが、部屋はまだ残っています。
一同: おぉー……。
伊勢: はい! 登場します!!(ダイスを振る)……10上がったぁ。
冬也: (ダイスを振る)オレも登場します!
伊勢: (月島に)あ、丁度よかったぁ。はい、アンチディレーム改。
月島: ありがとうー。じゃあもう今飲んじゃおう! ごくごくごく……。
伊勢: じゃ、ボクは投与した。(一同爆笑)
月島: えっ!? 違うのっ!? 私なんか間違った!? ……とまあ、お笑いはこのくらいにして。
GM: はい。ではまず、八重樫の部屋に来ました。
冬也: はい。
GM: そうするとですね、生活観のある部屋ですね。干したYシャツが吊ってあったり、机の上には2~3冊の本が置いてあったり、と。
月島: こ、これは……っ! 男の部屋なのに意外とキレイ。
冬也: 驚くとこ、そこっ!?
GM: 目に見える範囲で調べてみると、見つかったものが一つあります。というか、八重樫自体が私物をあまり持たない感じなんでしょうね。
月島: ほう。
GM: ただ、唯一目に入るのが、まず机の上にある一冊のアルバム。
月島: アルバムを開きます。
GM: そこには、大人しげな顔立ちでおさげの女の子と、その脇に立つ八重樫の写真を見ることができます。写真の中の八重樫は最近見ることはなかった笑顔をしていますね。
伊勢: (嬉野に)あぁ~。もしかしたら、お父さんは八重樫君かもねぇ?
冬也: っ!?(←マジびっくり)……固まります。
月島: いや、大いにあるでしょ。
GM: で! 二つ目です。これもまた机の上に、写真立てがあるんですね。ただ、それは倒れています。
冬也: 起こしてみると?
GM: 中に写真はありません。
冬也: およ?
GM: 中の写真を外していったんでしょうね。
月島: よし、じゃあここで皆! 八重樫の動機について推測をしてみよう!
伊勢: なんでぇ?
月島: 要は、八重樫の行動原理を知っておくことによって……。
冬也: 止められるかも?
月島: と、いう可能性が増えるかなと思って。
伊勢: なるほど。
月島: まあ、八重樫が何でこんなことしてるかって言うと、櫻の為。ひいては、嬉野兄弟の為、っていうのは、おぼろげに分かってきたわけです。なので、情に訴えることによって、ジャーム化が避けられる可能性があると。
伊勢: でももうディレームの中に居るんでしょぉ?
月島: ここで、八重樫にロイスを結んでおきます!!
GM: はーい。因みに、月島の発言は的を射ていると思いますが、1つ疑問が。まあ、俺から言うことでもないんでしょうが……では何故、ディレーム散布をしようとしているんでしょうね?
月島: 多分、ディレーム散布をすることによって変わることっていうと……ん? なんだ? 一つ分かってるのは、八重樫は多分、アレイスターさんとは敵対する立場に今、回ったんだと思うんだよ。その上でディレームを散布しようとしてると考えると……。
伊勢: 資金提供源が何処になったかっていう問題かもねぇ? FH側になった、とかぁ。
月島: (GMに)そこはちょっと時間かけて考えるよ。よし! でも私の中で八重樫は、限りなく白に近いグレーになったぞ!
伊勢: あれ? ボク何だっけ?
月島: 限りなく黒に近いグレーだよ、貴方はね!(一同笑)
冬也: GM! ここで、シナリオロイスの三枝櫻をタイタス化して、新しく、母親・三枝櫻のロイスをとりたいと思います!
GM: はーい。
伊勢: でもここに来て、“コマンダー”がどうしてFHに行ったのかってのが繋がんないよなー。
月島: 元々はこっちの人だっけ?
冬也: です。
月島: でも、アレイスターに敵対する為、で繋がる気がする。私は。
冬也: 八重樫さんと組んだ状態で、FHに行ったってことっすか?
月島: うん。アレイスターの影響を排除しようと思ったら、FHに行くのが一番いいんじゃない?
冬也: うーん……。
菅野: これは直感なんだけどさ、ここで何か大きなコトを起こすと、アレイスターが今までやってきたことが露呈するわけだよね? 八重樫、実はここで殺されたがってるんじゃないかと思って。
月島: それは大いにあると思うよ。では! 次のお部屋に行きまーす! 三枝の私室。
GM: うん。正確に言うと、三枝櫻の部屋と言うか、開かずの間、みたいな感じだと思ってください。
月島: あるんだ、開かずの間(笑)。
GM: で、放置されてるはずの部屋なんですが、中に入ると掃除が行き届いていることが分かります。人が居たというよりは、定期的に掃除をしていた感じですね。
月島: 管理されてたんだね。
GM: ただ、当然もう住んでる人は居ないわけですから、服とかっていう生活用品は無いんですけども、唯一、同じように写真立てがあって、中に八重樫の部屋のアルバムで見た写真が入っています。
月島: よし、こんなところかな?
伊勢: あ、やりたいこと終わったんなら、いいかな?
月島: あ、どうぞ。
伊勢: (GMに)都築京香……“プランナー”との連絡はとれますか?
GM: とれます!
伊勢: じゃあ皆が居る前でとっちゃおーっと。
一同: おおおおおっ!?(笑)
伊勢: プルルルル、プルルルル。
GM: しばらくすると出ますね。
伊勢: あ、もしもしぃ? 今まで言ってた戦力の要請の方はどうなったぁ?
GM: 『分かっての通り、我々はディレームという存在に対して、無力です。なので、戦闘要員としての増援は難しいですね。』
伊勢: うん、でも数人でいいから寄越してあるはずだよねぇ?
月島: (都築になって)『エキストラを5人送りました。』(一同笑)
伊勢: (素になって)うん、それで充分なんだ実は。全てのエアウォールの方向を、UGN支部の方に向けて欲しいんですよ。それによって、UGN支部周辺に、完全なエアウォールが形成されるわけです。ディレームが万が一散布されてしまっても被害が最小限になる。
月島: 伊勢的にはそれでいいの?
伊勢: 大丈夫です。(GMに)っていう形で動いて欲しいんだけど?
GM: そう、きますか。
伊勢: いやぁ。折角あるものは使わないとねぇ?
GM: ……初めて、想定外の行動が来た(一同笑)。でも出来ない理由がないですね、これは。
伊勢: で、それは京香さんにとってもプラスでしょぉ? いざとなればボク達がドロドロになればいいんだからぁ。
GM: 『……わかりました。それはこちらで何とかしましょう。』
伊勢: うん、じゃあよろしくぅ~。
GM: 『ただし、その場合、仮に散布されてしまったときには、あなた方の安否は保障できませんよ?』
伊勢: それはしょうがないよねぇ? ボクは逃げるから大丈夫だよぉ。
GM: では、そういうことで。
伊勢: (嬉野と月島に)あ、ちょっと外部の協力員に頼んでおいただけだから、だいじょぶだいじょぶ。(電話で)じゃあ、またねぇ、京香さぁん。(一同笑)
08◆ 前に シーンプレイヤー:嬉野冬也
GM: では、すいません。ここでこちらから一つ、イベントを投げますよー。
一同: はーい。
GM: シーンプレイヤーは、勿論嬉野君です。
冬也: はーい。
月島: 場所は?
GM: これから地下施設に向かうんだよね?
冬也: ですね。
GM: その途中だと思ってください。ま、歩いてるところかな。
冬也: うんうん。
GM: 他の人は登場したかったらしてください。ただ、今のところ嬉野だけで。で、夏樹と一緒に歩いてるんですけども、夏樹が冬也に話しかけてきます。
冬也: お、はい。
GM: 「(ぼそっと)……冬也、何考えてる?」まあ、色んなことを含めてのこの質問なんでしょう。
冬也: ……オレの意見は変わってないよ。八重樫支部長を止めたいと思ってる。
GM: 「止める――――って、どうやって?」
冬也: それは、会ってみないと分かんないけど……。
GM: 「……そっか。」
冬也: 会ってみて、どうやっても止められなさそうなら、仕方ないけど……。
GM: 「――いきなり、は……母親、とかさ。何とかって言われても……。」
伊勢: (素になって)やっぱそうだよねー。うんうん。
GM: なんかぶつくさ言ってるね。いつになくキレが悪い。
伊勢: そういうので、悩む高校生とか、いいっ!!(←力説)
GM: えー、そういう話をしてて気付くことがあるんですが、ホントに小っちゃい頃、一回夏樹が聞いてきたことがあるんですけども。「なんで俺たちには母親が居ないんだろう?」と。
冬也: おぉ。
GM: どうも夏樹は母親に対して、ある種の羨望を抱いていたようで、そこに今回のワールドエンブリオと三枝櫻の話をぶち込まれたために、少し混乱しているようです。「正直――――どう反応していいか、分かんねーんだよな……。」
冬也: いきなり母親とか、そういうこと考えなくてもいいんじゃないかな? 三枝……櫻が、生きてるのかは分かんないけど、まだ会ってもいないわけだし。“コマンダー”にしてもそうだけど、実際に会ってみないと分かんない……っていうか。ホラ、オレ達って情報としてしか知らないわけじゃん?
月島: これ、母親の話をしてるんだよね?
冬也&GM: うん。
月島: 情報として、って……(笑)。
冬也: (叫ぶ)だって! ホントに情報としてなんだもん!!
月島: いやいや、チルドレンっぽいなって思ってね(笑)。
GM: えー、そういう話をするとだね。「いやー、ある意味そう割り切れるお前が羨ましいよ。……俺、殴って何とかなることじゃないと苦手でさ。」
冬也: あっははははははは!!(←大笑い)
GM: では、ひとしきり笑ったところで気が楽になったのか、「でもさ……下手すると、支部長が父親だぜ?」
冬也: うーーーーん、それはねぇ……(←困ってる)。
GM: 「あの朴念仁がだぞ?」(一同笑)
冬也: 朴念仁という言葉に苦笑しつつ、――オレ、思うんだけど。父親が誰とか、母親がどうとかさ。今、急に分かったことだけど、俺らはここにこうして居るわけじゃん?
GM: 「……ん。」
冬也: それは、新しい事実が分かったところで変わらなくって。まあ、ぶっちゃけた話をすると、オレは支部長が父親でもそうじゃなくてもいいと思ってて、ただ、話を聞きたいと思ってる。
GM: 「うん。」
冬也: 本当のことを聞いて、前に進みたいんだ。
GM: 「前に進みたい……か。昔はずっと俺の後ろをついてきてたお前が、そんなに逞しくなったんだな……。」
冬也: ……そう、かな。
GM: 「よし! とりあえず、殴る!! それから考える!! ……一度やってみたかったんだ。このバカ親父って言って殴るの。」
冬也: そ、それでいいんじゃないかな。
GM: 「なぁ――――冬也。」
冬也: ん?
GM: 「“コマンダー”のことなんだけど……あの人のこと、今はどう思ってる? お前から見たら、裏切ったように見えるんだろうけど……。」
冬也: まあ、ある程度自分の中で、あの人のことは決着がついているので、……今は、感謝してるよ。と言う。
GM: その話を聞くとですね夏樹が言います。「あの人から直接聞いた話なんだけど……。」
夏樹は話す。
“コマンダー”がUGNを離れたのは、研究の為という理由もあったが、嬉野兄弟という最高の弟子を失いたくなかったからという理由もあったのだと。
“コマンダー”は“World Embryo”の片鱗――――双子の片方が廃棄されるということを知ってしまった。そこで、FH側に受け皿を作ろうと創りあげたのが“オリジナルシン”だった。
ただ、“オリジナルシン”の掲げていた目的は、一ノ瀬が持っていた思いでもあった。元々UGNの掲げていたオーヴァードと人類の共存、というのはここまでくると偽善なのではないか、と。ならば、全人類のオーヴァード化は最適解の一つなのではないか、と。
GM: 「まあ、独善家……というのかな。」という話をしてくれます。
冬也: ……。
GM: 「お前があの人のことをどう思ってたかは分からないけど、あの人はあの人で、俺らのことを思ってくれていたらしい……。俺としては、感謝してるよ。」
冬也: ……ん、そっか。
GM: 「あの人の最期を看取ったのがお前だって話は聞いたけど――それを重荷に感じないようにしてくれ。」
冬也: …………。
「さ!親父を殴りにいくか!」
気を取り直すように言うと、夏樹は前を見据える。
「――――そう、だね」
少し困ったように笑ってそう答え、冬也も同じように前を向く。
決着の刻は、すぐそこまで来ていた――――……。
09◆ 怒涛の調達 シーンプレイヤー:月島涼
GM: さて、次なんですが。月島のシーンをしようと思うんですよ。何か調達したいんだよね?
月島: あ、いい? じゃあ登場します。ここでパーティ分の戦力を揃えたいんだけど、いいかな?
GM: いいです。というか此処でしか出来ないんで、今しとかないと、また此処に戻って来なきゃいけないんですよ。
月島: なるほどね。じゃあまず、私の分から!<コネ:手配師>を使って……アルティメイド服を!!(ダイスを振る)成功!
冬也: またコスプレだ(笑)。
月島: さて、次。嬉野くん、防具何が欲しい? UGNボディアーマーにするかい?
冬也: お、いただけるんですか。ありがとうございます。
月島: (ダイスを振る)次っ! 菅野さん何がいい? アームドスーツでいいかな。
菅野: お願いします。
月島: (ダイスを振る)はい、成功!! 最後、伊勢さん!
伊勢: はいはい。買えるんだったらアサルト……!! ボルトアクションライフルっ!!
月島: が、いいの?
伊勢: うん、それがいいの。やっぱり使い慣れたものじゃないとねぇ~。
GM: じゃあ、なんで捨てたんだよっっ!?(一同爆笑)
伊勢: 次の行動見りゃ分かりますって!! 絶対やりたかったことなんで!!
月島: (ダイスを振る)それは、調達できたよ。
GM: 月島が、「何で一回取り払ったものをまた調達しなきゃいけないんだろう?」って思いながら調達してる絵が浮かんだ。(一同笑)
月島: じゃあ、皆の必要なものを調達したということで!!色んなものを台車に積み込んで倉庫を後にするのであった。
10◆ Dillemme シーンプレイヤー:嬉野冬也
GM: さて次なんですがー。
冬也: 菅野さん、随分シーンがないですが、いいんですか?
菅野: いいよ。俺はもう、途中で待ってる理由が無いから、八重樫のところに行こうかと思ってるから
伊勢: 情報端末室に行かなくていいんですか?
菅野: うん、直接聞いた方が早いよ。ていうかね、ここまで来て戻るっていうのがねー……。
冬也: じゃあ、オレが重要資料室に行くシーンが欲しいです!! ということで入りました!(ダイスを振る)バーンっ!!
月島: 全ての資料に『重要』って書いてある。
冬也: うわー、意味ねぇ!!
GM: (笑)重要資料室に入ると、そこは第一話で伊勢がディレームのサンプルを取りに来た場所ですね。
冬也: おお、ここだったんだ!
GM: はい。サンプルがいろいろ置いてあるのを見て回ると、ディレームの入ったサンプルも見つけることが出来ます。
冬也: あ、まだあったんだ。
GM: それを見て気付くんですけども、ディレームと言う名前を誰がつけたか、ということが分かります。
冬也: ほう。
月島: 誰が名付けたのかな?
GM: 採取者、八重樫明仁ですね。で、ディレームって、フランス語でジレンマ、っていう意味を持ってるんですよ。
月島: うんうん。
GM: なのでまあ、何かしらを思って、そういう名をつけたんじゃないかと、いう気がしますね。
月島: じゃあ、これを作った時点で、何かしらに気付いていた、ってことになるよね?
GM: そういうことになりますね。
月島: でも、先に進んでいったってことだよね?
GM: はい。っていうのに気付いたところで、嬉野君は、物音に気付きます。
冬也: !! はい。
GM: ここにも、ジャームが居ます!! 技能は同じで、目標値12!!
冬也: 夏樹が居るので、4Dのボーナス! 《炎の刃》と《コンセントレイト:サラマンダー》で…(ダイスを振る)
伊勢: え? エフェクト要る?
冬也: あ、そっか。<白兵>レベルあったっけ(笑)。まあ、もう振っちゃったから…………って、ものすごいクリティカルしてるけど、(GMに)達成値、言う?(笑)
GM: いえ、12超えてるんならいいです(笑)。ダメージを1D10点くらってください。
冬也: はぁーい。
月島: (イフリートになって)「ふっふっふ。ご主人と弟君、命を粗末にしてはなりませんぞー!!」ゴゴゴゴゴー!! バリバリバリーーー!!(一同爆笑)
冬也: 派手すぎるけど、部屋大丈夫かな?(笑)
GM: では、次のシーンに行きましょうか!
11◆ 完成 シーンプレイヤー:伊勢四郎
GM: さて、菅野はどうするね?
菅野: うーん……先に進みすぎたかなぁ……。まだ調べてない情報は二つあるんだよね……。
GM: というか、入ってない部屋はまだいっぱいありますよ?(笑)
冬也: ほとんど入ってないですもんね。
菅野: キャラとしては、先に進む選択肢しかないので、ちょっと俺のシーンは飛ばしてもらっていいですかね?
GM: わかりましたー。じゃあ、伊勢がやりたいことがあるみたいなので……。
伊勢: はーい!! では地上組です!
GM: では、やりたいことをきちんと申告していただきましょう。
伊勢: ハイ! 研究棟に入って、日野のような状態……まあワールドエンブリオの副産物として行われていた、自身を強化みたいなこと。脳内にもう一つレネゲイドがある、擬似レネゲイドビーイング。
GM: はいはい。
伊勢: その状態に対抗できる、ディレーム亜種を作りたいんです。
GM: はい。
伊勢: 例えばそれを流すと、そういうレネゲイドウイルスに対して反応する。そしてそれを食らいつくすようなものですね。“Dillemme”の好物をそれにするってだけです。
GM: はいはい。
伊勢: ワールドエンブリオの副産物として出てきたものなので、もしかしたら違うかもしれないんですが、<知識:エンブリオ>を使ってそれをやりたいんですよ。
一同: ……。
伊勢: まあぶっちゃけた話、八重樫が絶えず衝動に駆られていて、「世界を云々かんぬん」とか言ってる状態のときに、何とかしたいだけです。
GM: ぶっちゃけたね。
月島: いきなり色が白くなった。(一同笑)
伊勢: でですね。様々なサンプルを手に入れることが出来ました。ワールドエンブリオの成功例だったものと失敗例だったものと、日野のもの。
冬也: うるさいやい(笑)。
伊勢: 日野は色んな検査とかしてるので、そのサンプルはとってあると思います。ということで実験はかなり進んでいると思うので、今、ワールドエンブリオの情報がほぼ出揃ったところで、私にだったら作れるんじゃないかと!
GM: 面白いねぇ。……ぶっちゃけていいですか? 想定外、なんですよコレ。
伊勢: あ、そうなんですか?
GM: でも面白いね。これ、エンディングの時にどう作用するか分かんないけど、面白いから判定にしましょう!
伊勢: <知識:エンブリオ>でいいですか?
GM: エンブリオ、かなぁ? これ……。じゃあ、<知識:レネゲイド>で。
伊勢: はい。
GM: で、目標値………目標値ぃ?(一同笑)
月島: このエンブリオの知識をどう手に入れてきたのかすっごい不思議だけどね。
伊勢: 多分、今までの情報の蓄積が、一気に11レベルになったんですよ。(一同笑)
GM: モノとしては、難しいことだろうからなぁ……。でも、20くらいまでの間で納めたいな……。
伊勢: まあまあ。30くらいでいいんじゃないですか?
冬也: 財産ポイント22点あるからって……(笑)。
GM: これが成功したら、そういうものを無効化したいってことだよね?
伊勢: そういうことですね。この間のは、レネゲイドビーイングが、侵蝕率を吸収することによって、侵蝕値を100%丁度に保っているって話だったじゃないですか。
GM: ですね。
伊勢: ま、だからこれを使ったら、「後は本人の力次第です。」みたいなことをやりたい。
GM: では、目標値24にしましょう。
伊勢: わかりました! ということで、多額の費用をかけ、知人に連絡しつつ、私の知識を使って、作ります!!(ダイスを振る)よし、達成値が12、なので財産ポイントを12点使って、達成値24っっ!!
GM: なんか……僕の考えたエンディング曲がりそうだけど、いいや(笑)。
伊勢: よし、出来た出来た。うーん、頑張った♪ あと、もう一個!(小声で)擬似レネゲイドビーイングを作ります。
GM: それは……目的は?
一同: それ、自分がシフトアップしたいんだろうっ!?
伊勢: え? 何が?(笑)これは何で出来ますか?
GM: (呆然としつつ)あぁ、ハイ……。
伊勢: <知識:エンブリオ>とかでいいかなーと思うんですけど……。
GM: ああ。実はね、こっちに関しては想定してたんですよ。(一同爆笑)
伊勢: なるほど。
GM: で、ここって地上じゃないですか。なので、サンプルが揃っているとはいえ、設備としては不完全だということで、目標値が高くなります。
伊勢: 具体的には教えてもらえないんですね?
GM: (にこにこしている)
伊勢: これは、達成値30もあればいけると思うんで、ここで頑張ります!!(ダイスを振る)よぉし、クリティカルっっ!! 出目が19+11で、これに財産ポイント足して、40っっっ!!(一同笑)
GM: (うんざりした顔で)ハイ。(一同爆笑)……あのね、これ想定はしてたんだけど、何に使うのか全然分かんなかったのね。だから、その辺は自分で演出してください。
伊勢: ああ、わかりましたー。これによって、上級ルールブックのDロイス、ストレンジ・ネイバーを開発しました。
GM: え? 何? じゃあ、今、Dロイスを、伊勢が取得したってこと?
伊勢: ハイ、ボクはこのDロイスを取得します。
冬也: ロイス枠余ってるの?
伊勢: 残り一つね(笑)。
月島: GMが許可すれば、だね。
GM: まあ、いいっスよ。元々そこまでは考えてなかったんですが。
月島: で、実際どうなるの?
伊勢: え? ボクは完成させただけですよ?(GMにルールブックを渡しつつ)今は、自分がレネゲイドビーイングと共生が出来た、という段階です。
GM: あ、なるほどね。そういう状態か。面白いね。
菅野: オリジンは何をとるんだい?
伊勢: それは後々考えます。そして、ボクはこのDロイスに“ククルス”と名をつけるよ(笑)。
GM: こいつ……ホントに強引に自分の研究を完成させやがった。(一同笑)




