第三話 Border Line 04
Climax Phase
――――――――そして、遂にその時が来た。
GM: では! クライマックスです!
冬也: 月島さんへの感情は■憧憬/恥辱にしました。
一同: 恥辱っ!?(笑)
冬也: 悩んでるとこ見せたし……みたいな。
GM: ああ、なるほどね。
月島: 恥ずかしさが出てきちゃったんだ。
GM: おもしろいですねー。では! 改めまして、クライマックスです!! 場所は、“ヨルムンガンド”の散布場所の一つを襲撃してると思ってください。
一同: はーい!
月島: とりあえず登場!
冬也: 同じく!
伊勢: ボクもう休んでていいよね?
月島: 登場ッッ!!
伊勢: ああぁぁぁ~ん。
月島: あとは《フラッシュゲイズ》二発撃てば、とりあえずノルマ達成だから(一同爆笑)。
GM: 《フラッシュゲイズ》だけなら、そんな侵蝕率上がんないでしょ?
伊勢: 3です。
月島: あたしゃな、毎回支援でごりごり侵蝕率あがるんだよ!!
GM: いつのまにか雨が降っているようですね。観鏡市の山間部を抜けて行ったところに、ぽっかりと、いつの間にか作られている円形の広場があると思ってください。
月島: み、ミステリーサークル……。
GM: ああ、イメージ近いかもしんない。明らかに人為的なものだね。で、そこに何があるかと言うと、気球だね。今まさに飛び立とうとしている。
伊勢: これで散布するんだ……。
GM: で、その気球を守るように、先頭には黒衣の日野、あと、覚えてるかな? 第一話で、観鏡市に着いた月島に爆弾の洗礼を浴びせた女の子が居たじゃない?
冬也: ああ、居ましたねー。
GM: そんな感じの女の子が、30~40人。
冬也: じゅっ……!?
伊勢: まあ、トループだね。3トループですか?
GM: 4トループです。それと、日野の脇に二人の男が居る。一人は桐生。もう一人は、一ノ瀬―――“コマンダー”です。
月島: これが“オリジナルシン”の面々、ということだね。
GM: で、君らが来たのを見て、「ここまで来たんだ。わざわざこちらから申し上げることもないと思うが……もう全てを知っているんだろう?」と一之瀬が言う。
菅野: 出来れば収めて欲しいんだけどねー。
GM: 「そういうわけにはいかない。私達の目的は知っているだろう? この目的を達成する為には、手段を選ばない。」
菅野: なるほどね……。
冬也: 菅野さん…“コマンダー”はきっと止まんないっス。(コマンダーに)……ね?
GM: 「……。」
月島: よし! じゃあ私も口を開いておくか。日野に向かって、日野君、元気ー? って聞いてみる(一同笑)。
GM: その呼びかけには応えないね。そして、胸元のペンダントは、外されている。
月島: よーし、それを確認したかった。じゃあ、泣きながら言うね。……そっかー。じゃあ、約束どおりにするねー?
GM: いいですねー。
伊勢: 恨み言を言います。“ククルス”はぁ~レネゲイドビーイングだと思ったのにぃ~。
GM: 桐生が言う。「ンなこと一言も言ってねーだろ!!」(一同笑)
伊勢: ま、そうなんだけどさぁ~(泣)。でも、非常に楽しかったよ。ありがとね?
GM: 「この場所のほかにも散布場所は複数ある。止められるものなら止めてみるがいい!! ここだけ止めたとしても、我々の勝ちは揺るがない。」と言うと、一ノ瀬と桐生は、《瞬間退場》を使って消えていきます。こいつらの相手は次のシナリオでしてください。めっちゃ強くしたんで。
月島: ここ以外の場所は、私たちには止められないのかな?
GM: それは、次のシナリオだと思ってください。
月島: わかりました。
GM: では、いきますよ!! このクライマックスシーンの戦闘の勝利条件は、“気球を止めること”です。
月島: どうなると気球が飛び立っちゃいますか?
GM: 5ラウンド目のクリンナップ終了時、です。そして、気球を止める為には、メジャーアクションを消費します。
月島: エンゲージして、気球を止めるって行動をとればいいってことかな?
GM: そうです!
菅野: そのときに、敵が一緒にエンゲージしてたら?
GM: その行動は妨害されてしまいます。
伊勢: 妨害するのはメジャーアクション? リアクション?
GM: そこまで考えてなかったな……じゃあ、敵が同一エンゲージに居た場合かばう、をすることにしましょう!
一同: はーい。
月島: 周りの敵は倒しちゃったほうがいいみたいだね。
GM: では、いいですか? 敵は日野と、トループ四体!! 日野は、君たちのことが分からないかのように、硬質の殺気をぶつけてきますよ。
冬也: むぅ……。
GM: 衝動判定をしてください!!
月島: お、今回も耐えてるよー。
冬也: 成功! そして侵蝕率も2Dで9しか上がってない。
伊勢: あっはっはっは。114%~。ちなみに成功ね~。
菅野: ……失敗。
GM: では、菅野のみ暴走ということで。
月島: すいません、戦闘用着ぐるみ、着ててもいいかな?
伊勢: それを着てさっきの問答をやったのを想像すると、とても滑稽ですが(一同笑)
冬也: シュールすぎる……。
GM: ま、データ的にはってことで。ちなみに、強いの? それ。
月島: 装甲値は12です。
GM: なんだよソレっ!?
●第1ラウンド
GM: では! セットアップです!! よろしいですか?
一同: どぞー。
GM: 日野の行動値は21。
伊勢: 早いです!
GM: トループは16です。
伊勢: !! ちょっと待ってぇ~《カームダウン》しとくんだったぁ……どうぞ。
GM: では、日野の手番。《赤色の従者》《愚者の軍団》で、四体従者が増えます。
伊勢: 懐かしいねぇ~。
GM: 次は16でトループかな?
冬也: ですね。
GM: では。四体ともマイナーで気球にエンゲージ。で、メジャー 《主の右腕》《光の弓》! ランダムに撃ちますよー。標的は、(ダイスを振る)月島・伊勢に一回ずつ、嬉野に二回!
伊勢: じゃ、ボクに来たのを《フラッシュゲイズ》。
GM: 振れません。では、嬉野に二回! 行きます!! (ダイスを振る)12と11で。
冬也: はぁい。まだ高速振動ブレード起動してないんで、一応回避を試みます!! ……無理っ!
GM: では、ダメージ行きます!(ダイスを振る)12点と、14点!!
月島: 大丈夫?
冬也: はい、立ってますね。
GM: では、月島への一発!
月島: さあ来い!!
GM: (ダイスを振る)12!
月島: ではこのスワロフスキー製のクリスタルシールドで防ぎきってみせよう!
GM: ダメージは、(ダイスを振る)14!!
月島: はい。私の防御力+ガード値は24なんですよ。
GM: くそー……。よし、ではイニシアチブ次は……。
伊勢: GMっ! ……勝った!
GM: ?
伊勢: 《光芒の疾走》! ……これ、マイナーでエンゲージを離脱できるんですよ。
GM: ……うそぉ? あっ、やべえっ!! やられた……っ!!!
伊勢: ということで、マイナーで一気に気球のエンゲージに突入!! メジャーアクションで気球を止めるっっ!!
冬也: うわぁ……(絶句)。
GM: でき、ます……ね。
この伊勢の行動は、完全にGMの想定外の動きだった。
伊勢: ……ホントにいいんすか?
GM: 全員メジャーで行動しちゃったもんねー……。これは、僕の戦術ミスだね……。
だがここで、伊勢 (のプレイヤー)からGMに提案がもたらされる。
伊勢: あの、勝利条件はこれで満たしましたけど、こいつらがこのまま引き下がる理由ってないじゃないですか? なので、このまま戦闘は続行しませんか?
GM: んー……(プレイヤーに)どうしますか?
冬也: 相手に、退く理由がない気がする……。
伊勢: そうそう、このままここで俺らを倒せれば、他の地点から散布可能なんで、そっちの勝ちが確定。
月島: というモチベーションで動くことは充分に考えられるね。
GM: 正直ねー……やられた感がすごくある。いやー……これは想定してなかったわー……。
月島: 伊勢さんそんなエフェクト持ってたんだね。
伊勢: 今回とったんですよ。
GM: では、こうしましょう。日野たちが戦闘を始めた瞬間、いつのまにか気球に近づいていた伊勢が、気球をいとも簡単に止めた、と
月島: この神出鬼没感が、伊勢っぽいよね「止めたよぉ~」みたいな(一同笑)。
GM: で、気球は止められたんですが、日野は退く気配はないね。
月島: 私も日野君を止めなきゃいけないので、引けませんね。
GM: ということで、戦闘を続行しましょう!
伊勢: OKです! ありがとうございます。
GM: ここから、戦闘終了条件が「日野を倒すこと」に変わります!
菅野: OK!
GM: では、イニシアチブの続きー! 菅野かな?
菅野: くっくっく。日野さーん、貴方の血、おいしいですかー?(←暴走中)
伊勢: 衝動、吸血なんだ。
GM: 来るがいい! 吸い返してやる!!(一同笑)
冬也: 気持ち悪い演出が入りそうだ。
菅野: オートアクションでアームブレード展開! マイナーで接敵します!!
伊勢: (自分のコマを気球のコマの上に乗せている)
冬也: (伊勢に)勝手に乗り込むな!!
月島: (呟く)気球のエンゲージに、ベノムグレネード投げ込みてぇ~……(一同爆笑)
伊勢: あっはぁ~♪
菅野: 日野本体に《コンセントレイト:ブラックドッグ》《アタックプログラム》使って攻撃します!(ダイスを振る)……22!
GM: スキルがないので、回避しようとしません。
伊勢: ガードもしないのかっ!?
菅野: 31点!
GM: キミのブレードが日野の胸板を切るんですが、動じた様子もなく行動をそのまま続けるね。
月島: ダメージは、いってるのかな?
GM: はい、来てますよー。では、次は誰かな?
冬也: 自分っス! マイナーで高速振動ブレードを起動!メジャーで日野のエンゲージに入って、終了!!
GM: では、最後!
月島: 私か……では、《導きの華》《狂戦士》《癒しの水》《要の陣形》で、私以外の三人に!! お、これでまだ100%行ってない! これは椿事だ!(ダイスを振る)……24点回復~。
GM: では、クリンナップ!《不死者の恩寵》を使います。
月島: ぶっ!
伊勢: 5Dも回復だとぉっ!?
GM: (ダイスを振る)全快しました。
伊勢: これを従者全員がしてくるのか……。
冬也: これは……本気で、先に気球止めといて良かった。
●第2ラウンド
GM: では、セットアップ!
伊勢: あの回復量を考えると、《カームダウン》での攻撃力の低下が、痛い。
GM: それは考えてた。でも、《光芒の疾走》は考えてなかった。ホントに……ちくしょー!(一同笑)
伊勢: んー……今回は《カームダウン》します!
GM: はい! では、伊勢の………。
伊勢: では、ここで! はっはっはっはっは! 私は“イルミネーター”!! そう、ヒトを超えた者だ!! ……あ、衝動が解放なんで。
月島: もう敵にしか見えない。
GM: 伊勢の持つ異様な黒いオーラがですね、周辺のレネゲイドを沈静化していきます。
月島: 嬉野君!! 誤射して!!(一同爆笑)
GM: では、イニシアチブフェイズ! 21の日野から! マイナーはなし、メジャーで《渇きの主》《鮮血の一撃》《血族》!! 対象は嬉野!!
冬也: よし! カバーリング分の侵蝕率が浮いた!
伊勢: 《蒼き悪魔》っ!! 《蒼き悪魔》っっ!!
冬也: しどころだよね?
GM: 《カームダウン》来てるんだよね?……ってことは、17D。
伊勢: うわー……すごい振るなー……。
GM: あっ、しょぼいっっ!! 22?
冬也: ガードをしたよ。
GM: ダメージは装甲値無視の24点!!
冬也: お!! さっきの回復のお陰で立ってる!! そして、《蒼き悪魔》! 15点ダメージを、どうぞ。
GM: では、従者の行動! 従者1が、《バトルビート》《サイレンの魔女》《蝕む赤》!! ……ちなみに、ダイスは振れます。
伊勢: 《フラッシュゲイズ》~。
GM: じゃあ止められました! 次、従者2! マイナーで《バトルビート》メジャーで《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《振動球》《かりそめの狩人》《血族》《血の宴》《紅の刃》! 対象は嬉野と菅野に範囲攻撃!
月島: これ、とっとと各個撃破していかないとまずいんじゃない?
菅野: うーむ……。
GM: きょっきょっきょっきょ(笑)ところがですね、《カームダウン》が来ちゃってるから、あんまり振れないんですよー(ダイスを振る)……23!
冬也: かばったほうがいいですか? 菅野さん。
菅野: 俺、【HP】51あるよ?
冬也: すげー。それはむしろ庇って欲しいくらいですね。
伊勢: で、菅野は【HP】が少なくなればなるほど、強い攻撃が撃てるから。
冬也: あ、そっか。よし、こちらはガード!
菅野: こっちは、暴走中~。
GM: では、ダメージいきますよ! 装甲値無視の28点!!
冬也: 《氷雪の守護》!!(ダイスを振る)……ああっ、低い。18点防いでも、倒れるので、《リザレクト》。
菅野: こちらは残り23てーん。
GM: まだまだいきますよ? 従者3!《バトルビート》《サイレンの魔女》《死神の瞳》《悪魔の影》!!
伊勢: うおっ!?
月島: 《死神の瞳》と《悪魔の影》ってなんですか?
GM: 前者が、この次のダメージ上昇で、後者は、次の攻撃にリアクション不可。
冬也: うわあああっ!?
月島: 日野どんだけ強ぇんだ……。
GM: いろいろ考えたら、こんな戦法になっちゃった。ところがねー…あまり振れるダイスがないのよ(ダイスを振る)……おっ!
伊勢: クリティカルしたああっ!!
GM: 11です! シーン攻撃!
月島: 避けれる人は?
菅野: そもそもダイス振れるのが俺くらいなんだけど、俺は暴走中。
GM: では、次の攻撃のダメージが、+5Dでリアクション不可です!
冬也: うー……。
GM: で、従者4! こいつはさっきのと同じ、《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《振動球》《かりそめの狩人》《血族》《血の宴》《紅の刃》ですね。菅野と嬉野に!(ダイスを振る)16!!
冬也: ダメージ下さい!
GM: (ダイスを振る)50点ダメージ!
菅野: それは余裕で倒れるわ。
月島: 戦闘、あそこでやめとけばよかったね(笑)。
冬也: ここで、菅野さんに《閃熱の防壁》!!(ダイスを振る)……でかっ!? 33点防いだ!!
菅野: HP6点残った。
GM: すげー……。
冬也: そしてこちらは倒れます。
菅野: ありがとう少年、血を吸っていいかい?
冬也: イヤです。そして、《リザレクト》~。
GM: では、次。16……は、《カームダウン》かかってるんで、何も出来ません。次は?
伊勢: 15で、ボクですね。《光芒の疾走》!! で、離脱(と、シートの一番端までコマを動かす)。
月島: 動かしすぎっ!!
伊勢: メジャーアクション。ボルトアクションライフルで、日野に攻撃します。くらえ!!(ダイスを振る)28!
GM: こっちは回避しませんよー。
伊勢: ダメージが(ダイスを振る)……はしったなー。34点!
GM: うぉ!? そんな来んの? 一発で!?
伊勢: ああ、強いんすよ。
GM: では、日野の【HP】が0になります。で、《サクリファイス》!
伊勢: そういうことか……っ!
GM: で、次は誰だろう?
菅野: 俺だね。
月島: これはでかい攻撃要らない。手数だな。
菅野: マイナーで暴走を解除しときます。
月島: そだね。
菅野: 《コンセントレイト:ブラックドッグ》《アタックプログラム》で攻撃します!!(ダイスを振る)……達成値は35! なので、ダメージがー(ダイスを振る)……38点!
GM: ……それは《空蝉》でキャンセルします。
冬也: 次は自分っスね。マイナーなし。メジャーで《炎の刃》《コンセントレイト:サラマンダー》! これで105%!! 高速振動ブレードが、自分の出した炎に包まれます(ダイスを振る)……達成値が、44!!
GM: ダメージを!
冬也: ダメージが、(ダイスを振る)50!!
GM: 倒れますが、血を流しながら生き返ってきます。《不死不滅》!!
冬也: 一回目……。
GM: さあ、ホントはこれを、気球がある状態でやってました。恨んでも恨みきれない(一同爆笑)。
月島: 次、私か! えーっと、じゃ、《導きの華》《狂戦士》《癒しの水》《要の陣形》! さっきと同じ対象に!!(ダイスを振る)……回復量は、18。
●第3ラウンド
GM: セットアップです!
伊勢: 《カームダウン》!!
GM: では、日野からいきますよ!日野は、月島の方を見て「そこをどけっ!」と言いながら攻撃を仕掛けてきます。手刀です! 《渇きの主》《鮮血の一撃》《血族》で、今回は菅野に!!(ダイスを振る)達成値19!
菅野: 一応、回避!(ダイスを振る)……は、無理だね。
冬也: 《炎陣》! カバーリングします!!
GM: では、装甲値無視の19点。
冬也: ここで《蒼き悪魔》!! 18点ダメージをどうぞ。
GM: あぁん、痛い……どんなダメージだよ!?
月島: 立ってる?
冬也: うん、立ってる!!
GM: では、従者1の攻撃!《バトルビート》《サイレンの魔女》《蝕む赤》食らうと、邪毒レベル4がいきます!
伊勢: それは無理だよ!! これは止めよう。《フラッシュゲイズ》。
GM: はい。では従者2の行動! マイナーで《バトルビート》メジャーで《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《振動球》《かりそめの狩人》《血族》《血の宴》《紅の刃》! 嬉野と菅野に(ダイスを振る)……21!
菅野: 《磁力結界》を使用!
冬也: こちらは普通にガード!
GM: ダメージが19っ!
冬也: 《氷雪の守護》!!(ダイスを振る)……で、全部防いだ。
伊勢: かっこいい。
菅野: こっちは9点食らいました。残り【HP】15!
GM: おろろーん(笑)。では、従者3《バトルビート》《サイレンの魔女》《死神の瞳》《悪魔の影》!
菅野: 来た……っ!
伊勢: お、ボクは今回の攻撃にリアクション不可だ。さぁ来い。
月島: あ、私もだ。
GM: っちゅーわけで、達成値は9。
菅野: 9っ!? 頑張れ、俺……っ!!(ダイスを振る)ああっ、無理……。
月島: 《妖精の手》二回目を使います!
菅野: これで、避けた!!
伊勢: で、嬉野くんとボクと月島さんが、次の攻撃に、リアクション不可と。
GM: こっちは、従者の行動終わりました! なので、次は伊勢!
尚、《カームダウン》によって何も出来ない為、トループの行動は省略した。
伊勢: はーい!マイナーアクション、日野に狙いをつけます。(ダイスを振る)……達成値は42!
GM: はい、ダメージ下さい。多分死にます。
伊勢: ダメージは(ダイスを振る)35!
GM: 二回目の《不死不滅》!
冬也: むー……。
菅野: 次は俺だね。マイナーで《ポルターガイスト》。
GM: どんな演出だろう?
菅野: ケースに入っていた両手剣が、菅野の真ん前に浮かび上がる。
GM: にょん(←効果音)
菅野: おっさん、これ使うの久しぶりなんだけどねー……と言いつつ、メジャーは《コンセントレイト:ブラックドッグ》《アタックプログラム》で攻撃します!(ダイスを振る)……達成値がまず44! で、ダメージは…(ダイスを振る)32+19!
GM: 51か。ラスト《不死不滅》!!
月島: お、ラストって言った。
冬也: ここで自分っスか……。(←不安そう)
月島: いいところで回ってきたね? さあ! 主人公、頼んだ!!
冬也: 頼まれたっ!? ……ま、行きます!《炎の刃》《コンセントレイト:サラマンダー》!!(ダイスを振る)……うあっ!? 20で止まったっ!?
伊勢: ええええっ!?
月島: どうしようか?
伊勢: 今、嬉野君はクリティカル値6で、主人公なんですよ。
冬也: え? そこ?
月島: 《妖精の手》ラストー!
冬也: やったぁ!(ダイスを振る)
一同: 30、……40……50…!
冬也: すげえ回ってる!?
GM: あっはっはっは。
冬也: 達成値は54っっ!!
GM: ダメージ下さい。
冬也: (ダイスを振る)うあ、やる気ないなぁ……でも、38。
GM: それは、おちますね。復活系のエフェクトもありません。
伊勢: てことは……?
GM: 戦闘終了です!
冬也: ふぅ……。
伊勢: やったねぇ! おっさん、嬉野君、月島さん!! ボクは皆にロイスをとったよぉ。
月島: 私も、伊勢君にロイスを結ばせてください。私はまだ戦闘が終わってないので。
冬也: 自分も伊勢さんに結んどきます。味方だったんですねー(一同笑)。
菅野: あ、気球のトコにいたやつらは?
伊勢: ボクがけっちょんけっちょんにしといたよぉ!!(とコマを倒す)
GM: というかですね、日野が倒されると共に、灰になって消えていきます。仮初の身体を持っていた感じですね。
菅野: 何らかの形で、日野とリンクしてたってことかな?
GM: そう思ってくれていいです。まあ、ぶっちゃけて言うと、レネゲイドビーイングだったんですけど……(と、伊勢を見る)。
伊勢: っっ!!!!?? ああああぁぁぁぁぁ~!!(←大後悔)
GM: では、戦闘終了直後の演出をしますね。日野の腕は折れ、力無く垂れ下がっていて、出血が止まらない状態。満身創痍の状態なんだけど、一歩、また一歩と月島の方へ近づいてくる。因みに、とどめをさすと宣言した時点で、死亡します。
冬也: 道を開けます。
月島: ……日野君、私の声が聞こえる?
GM: 「……。」と無言で近づいてくるね。胸元のペンダントはない。
月島: 私の言っていることが、分からないのね? と念押しして、日野君の目の動きを見ます。
GM: うーん……じゃあ、こちらの<知覚>と対決しましょうか。
月島: いいですよ。
GM: 結論から言いましょう! 日野には自意識があります!
月島: て、ことなんだよね? ……<知覚>は、【感覚】か。
GM: こっちも技能はないんだよねー……7D(ダイスを振る)!
月島: 私は4D+1!(ダイスを振る)……クリティカル!!
一同: おおっ!?
月島: 達成値は15!!
GM: こちらは9でございます。
冬也: 愛だね……(と言いつつ自分のコマをシートから外す)。
菅野: (冬也に続いて、自分のコマをシートから外す)
GM: じゃあ、日野が少し動揺したのが、月島には分かるんだろうね。おそらく、ペンダントを自分で外したんだろうと、推測できる。
月島: ――――日野君、約束破っちゃダメじゃないかー……。
GM: 日野は立ち止まって、「……約束を破るのは、これが最初で最後だ。――――終わりにしてくれ。」
月島: ホルスターから拳銃を抜いて、日野君の眉間に銃口を押し当てます。……じゃあ、最後にもう一度だけ聞くね? どうして欲しいの?
GM: 「お前に終わらせて欲しい。……いい相棒だった。」
月島: うーん……皆には退場してもらってもいいかな? 流石に皆が居るところでは……。
伊勢: (自分のコマをどけつつ)あ、もう他の二人はとうに、静か~に退場してて、ボクだけ、ん~知りたいことがあるのにな~って言いながら、今退場しました。
GM: では、シーンには、月島と、ジャームと化した日野君しか残っていません。
月島: じゃあ、思い出を語り始めます。
GM: 「お前の失敗には、いつも手を焼かされた。」と苦笑する。
月島: 私も、日野君についていくのは本当にタイヘンだった。おかげで、こんな上の方まで上がってきちゃったじゃない。もっと下の方で、事務作業とかでよかったのに、私は。
GM: 「……実力を持っている者が世に出て行かないのは、ある意味では悪だ。君にはその力がある。俺にはそれを振るうことは出来ないが、他の皆のために、その力を振るって欲しい。」よくUGNの頃に言っていた口癖だね。
月島: ――――わかった。ここで、とどめをさして、日野篤のロイスをタイタス化します。
GM: では、銃声が鳴ったところで、このシーンは閉じられます。
Back Track
月島: お! なんか、三回目にして、初めて楽勝のバックトラックを迎えます!
伊勢: んー…2倍振りをするか1倍でいくか……。
冬也: 1倍で戻ってきました!!
月島: 私も普通に戻ってきた。
伊勢: 普通に戻ってきたよぉ~。
菅野: 俺も普通に戻ってきました。
GM: さて。まだ、意思確認シートの3と4を書いてないので、まだまだ重要なのはここからですよー。
Ending Phase
01◆ 処分
数日前に顔をつき合わせた会議室に、同じ面々が再び集合していた。
GM: まずは全員共通のエンディングから! ミドルフェイズの最初に出てきた会議室を思い出してください。
伊勢: ぶらーんぶらーん。
GM: 同じように出席者がいる状態だね。で、若干重苦しい雰囲気になっている中、霧谷が口を開く。
月島: 髪をいじり始めます(一同笑)。
GM: 「“ナイトウォッチ”日野篤が居なくなってしまった今、この判決に何の意味を見出すかは、皆さんに任せます。その上で、皆さんの意見を聞かせてください。」
一同: ……。
GM: では、3の欄に、『あのときの月島の判断は現時点の杓子に合わせて考えたときに賛成か反対か』を。4の欄に『その理由を、2と照らし合わせて』書いてください
一同: (書いている)
伊勢: うん。よし。
菅野: うむ!
GM: 大体できたかなー?
冬也: うい。
GM: では、順に意見を言ってもらいましょう。まずは嬉野君からどうぞ!
冬也: 自分の意見は、変わらず賛成っス。……彼女は、その時その時の彼女の正義によって動いたの思うので……(小さい声で)後悔は、ない……んじゃない、かと……(一同笑)。
GM: つまり、嬉野としては、月島はその時その時で正しい判断をしたんじゃないかという事を言いたいわけだね?
冬也: (頷く)
GM: いいんじゃないでしょうか。では次、菅野。
菅野: 反対は変わらずです。ただし、職権乱用に対する反対であって、日野に対する責任は完遂したものと判断します。
GM: ただ、彼女があそこで救ったこと自体は……。
菅野: というか、現場での判断に強権を以て介入したことに対する反対だけです、ということです。
GM: OK。意外と仕事人間だね。では、伊勢の回答を教えてください。
伊勢: 賛成じゃなくて反対でーす。
GM: そのこころは?
伊勢: うん。(やる気のない声で)今の状況から考えて、あの時の判断は正しくなかったと思われます。何故なら、新たな犠牲者が出てしまったからです。でぇ、ぶっちゃけた話、前回のあの時の彼女の判断は正しいと思います。その後の我々の行動が正しくなかったんじゃないでしょーかぁ? まあ、きっと心に傷がある人も居ると思いますけどぉ?
GM: 言ってることはすげーかっこいいよ。
月島: この口調がリプレイで伝わるもんだろうか(笑)?
伊勢: と、ゆーワケでぇ、今回は反対でぇす。ボクもうやだぁ~(一同笑)。
GM: では、最後。月島の回答を下さい。
月島: はい。結果論になりますが、私のとった行動は間違いでした。
冬也: ……。
月島: 私は自分のエゴを優先して仕事を完遂せず、結果、人死にが出るところまで発展してしまいました。これは完全に私のミスでした。
GM: 最終的に、反対3名、賛成1名かな?
冬也: ですね。
GM: では、最初に言ったように、パーティ全体に影響があるものと思った上で聞いてください。霧谷が、それらの話を聞いて最終的な結論を出します。「あくまでFHという組織はUGNに敵対する組織ではないと、考えています。目的が違う組織というだけで、FHが目の前にいる=殲滅しなければならないとは結論づけていません。余談になりますが、数年前には手を取り合って研究をしていたこともあるのです。」
伊勢: 照れます(一同笑)。
GM: 「その上で考えると、我々の行うことは、オーヴァードを含めた、人間の日常を守るのが、UGN設立時の理念でした。そのことから考えても、FHだから単純に殺す、というのは、極端だと考えています。ただ、伊勢四郎研究員の言ったとおり、その判断をしたことで、無辜の人間への被害が出てしまったことも事実です。そこで、以下の判断を下します。」
菅野: ……。
GM: 「既に、アクシズ“ザ・オールドワン”には了承を得ていますが、月島涼査察官を、一時的に日本支部の所属とします。」
月島: ○■×☆▼~(一同笑)さ、左遷……?
GM: 「その上で、まだこの事件が終わっていないので、菅野チームの元で、事件の解決に臨んでください。それが、あなたの責任の取り方です。」
月島: ……。
GM: ゲーム的に言うと、アクシズ所属から日本支部所属になるので、次回以降組織としての力が重要になってくるんですが、アクシズとしての権限が使えなくなります。
月島: はーい。
菅野: 霧谷の部下ってことだね。
月島: ああ、また波乱万丈話が一つ増えてしまった……。
02◆ 企み シーンプレイヤー:伊勢四郎
「あぁんな会議したって、何の意味もないのにねぇ~……。」
独りごちながら、伊勢は研究室に向かう廊下を歩いていた。
GM: では、各人のエンディングを演出してこのシナリオを閉じましょう! まずは、伊勢さん。
伊勢: はーい。
GM: オープニングシーンと同様に、電話がかかってきます。
伊勢: ふて腐れて廊下を歩いてます。つまぁんないのぉ~って言ってたら、プルルル、プルルルって鳴って、お! この非通知設定は……! って嬉しくなって自分の部屋に帰って、はいもしも………あぁ。
冬也: 切れちゃったの?
伊勢: ………はい、もしもしぃ?
月島: 二回目だ(笑)。
GM: 細かいな。まあ、電話の相手は都築京香ですよ。
伊勢: もっしー。
GM: 『頼んでいた件についての進捗状況は?』
伊勢: 大体分かったよぉ~。UGNの菅野チームの皆さんを向かわせる予定~。それで大丈夫でしょぉ?(一同笑)
月島: スパイだ、スパイだ!!
菅野: アンタは……。
伊勢: あ、でもゼノスの方からも戦力があると嬉しいかなぁ~。あとFH側もねぇ~。“オリジナルシン”が出張ってるみたいな情報を引っ掻き回してやれば、戦闘部隊くらい出るでしょお~?
GM: 『こちらとしても、動かせる人員は動かそうと思いますが、彼らが行おうとしている新種のレネゲイドの散布を止めるほうが急務だと思います。その辺の情報を送りますね。』というところで、シーンを閉じます。
「うんうん、そうこなくっちゃねぇ~」
伊勢はディスプレイを見ながら一人、嬉しそうに頷いた。
03◆ 見えない距離 シーンプレイヤー:菅野道明
その日の夜。
ふと支部長室に目をやった菅野は、思わず目を瞠った。
GM: では、次は菅野のシーンです。こちらで用意したシーンもあるけど、どうする?
菅野: うーん……じゃあ、そちらのシーンでお願いします。
GM: では。夜の支部です。夜中に支部長室に明かりが点いているのが分かりますね。
菅野: 時計を見ると、今何時くらい?
GM: もう2時3時ですよ。フツーに働いてる時間ですよ。もう超余裕。
月島: まだ2時かー。みたいな?
GM: 勿論、他の部屋は明かりが消えてるけどね(笑)。
菅野: 部屋に行ってノックする。
GM: 「ああ、まだ起きていたのか。」
菅野: 首だけ突っ込んで、何してんの~? まだ仕事?
GM: 「まあ、色々とね。」ちょっと憔悴している感じに見える。
菅野: 邪魔して大丈夫かな?
GM: 「まぁ、大丈夫じゃないかな?」
菅野: 部屋の中に入って適当な椅子に座る。とりあえず、一段落ついたかな?
GM: 「ただ、僕は納得してないよ。」
菅野: まあ、だろうね。
GM: 「霧谷さんの決定には従うけど、僕は全然納得してない。そんなことで許されたら、今まで散っていった者たちはどうなるんだ?」
菅野: ま、確かになー。現場と上層部の見解の違いってのもあるんだろうけどねー。……正直お前さん、自分で自分を追い込んでないか?
GM: 「そう見えるんだとしたら、僕もヤキが回ってきたかな?」と作り笑いをしている。
菅野: 最近のお前さんは、余裕がなさ過ぎる。5~6年前なら、立場逆だったぞ?
GM: 「確かに、僕は疲れているかもしれないけれども、それでも君よりは冷静な判断を出来ているはずだよ?」
菅野: 冷静、ねぇ~……。
GM: 「とりあえず仕事の邪魔だから、出て行ってくれないか?」
菅野: ま、邪魔なら出てくけど、適当なところで切り上げろよ~? と言って部屋を出て行こう。
GM: 君の背中に掛けられる言葉はないね。
「余裕、か……。あるわけないじゃないか。」
扉の向こうに消えた菅野に、八重樫の呟きが届くことはなかった。
04◆ 再び シーンプレイヤー:嬉野冬也
(あの会議で自分だけが賛成だったのは、何故なんだろう……?)
答えの出ない問いに悶々としていたとき、扉が叩かれた。
GM: では次! 嬉野君!
冬也: はぁーい。
GM: 欲しいシーンがありますか? こっちの用意したシーンをしますか?
冬也: 想定してるのは、部屋ですか? 別の場所ですか?
GM: 君の部屋ですよ。
冬也: では、部屋で一人で、あの会議について考えています。
GM: なるほどね。そうすると、トントンと扉がノックされる。
冬也: では、腰掛けていた無機質なベッドから立ち上がって、はい……と声を掛けます。
GM: 「仕事帰りなんだ。開けてくれないかな?」
冬也: 八重樫さんですね。がちゃっと開けつつ。今何時くらいですか?
GM: 明け方近いですね。
月島: その時間に部屋に来るって、嬉野君逃げてー!! のフラグな気がする(一同笑)。
冬也: どうしたんスか? こんな時間に……。と、招き入れます。
GM: 「起きてるかと思って……。」
冬也: いや、まぁ起きてますけど……。
GM: 「僕はこれから帰るけど。」と、コンビニでサンドイッチか何かを買ってきてるね。「朝ごはんでも一緒に食べようかと思って。」
冬也: どうぞ、上がってください。……水しかないっスけど(一同笑)。
GM: お茶くらい一緒に買ってきてるよ(笑)! で、一緒にもくもくと食べていると「……他の人間から見ても、僕は余裕がないように見えるのかなぁ?」と言い出す。
冬也: (少し考えて)………拘ってる、感じはします。
GM: 「確かにちょっと、僕の私情が入っているから、拘っている部分もあるのかもしれない。」
冬也: 支部長にとって、今一番大切なのは……三枝さんっスか?
GM: 「……そうだね。もう彼女はいないけれども、未だに彼女を助けられなかった自分が歯痒いよ。」
冬也: ……。
GM: 「今の僕に出来るのは、彼女を失う原因となったFHと決着をつけることだけだと思っているよ――――それしか、思いつかないんだ。」
冬也: ……霧谷支部長の言った『FHは一概には敵じゃない』という言葉に、自分はすごく賛同してて――――まあ勿論、問答無用のヤツも居るんでしょうけど、そういうのばっかじゃないっていうか……。
GM: 「少し前に会ったときに比べて、だいぶ大人びてきたね。何かしらの形になりかけているというのは、いいことだよ。」
冬也: !
GM: 「ただ、こういう見方があることも忘れないでくれ。―――僕も昔はFH=敵とは思って居なかった。でも、そう言えるのは当事者じゃないからなんだ。」
冬也: ……っ。
GM: 「いざ自分が日常を奪われる立場になったときに、その立場を保てるだろうか? 少なくとも、僕は耐えられなかったよ……。君にそういうことが起こったとき、最終的な結論が出せるといいね。」
冬也: ――――支部長。自分の日常は、一度壊れました。
GM: おお、なるほど。
冬也: (俯いて)それでも今ここにこうして立っているのは……。(しばし考えた後、困ったような笑顔で)何で……なんスかね?
GM: それを受けて八重樫も表情を明るくして「ゴメンね。朝からする話じゃなかったね。」
月島: 全くだ。
冬也: 大丈夫っス。自分寝てないんで、今、夜みたいなもんっス(笑)。
GM: 「僕も徹夜で仕事してたから、疲れてるみたいだ。……じゃあ、とりあえず僕は帰るよ。」と言って、八重樫は去っていきます。
05◆ 別れの酒 シーンプレイヤー:月島涼
バタンっ!
いつもは鳴らない音を立てて、扉が開く。
マスターは、ちらりとその音のした方を見やった。
GM: では最後に、月島のエンディングー。
月島: バーのシーンが欲しいです。
GM: 頑張ってみます。
月島: バーに、すっぴんで泣きはらした顔の女が入ってきます。
GM: うわぁ。
月島: 因みに時間は午後4時。ますたー、開いてる? マティーニをお願い。
GM: 「……。」とマスターは無言で、君の前にオレンジジュースを置くんですよ。
一同: ああ。
月島: ……マティーニを頼んだんだけど?
GM: 「嬢ちゃんはまだ大人じゃないんだ。泣きたいときは泣けば良いんだよ。」
冬也: マスターかっこいい!!
月島: そこでおもむろに、ジャズが流れ出すんですねー。
一同: ああ~!
月島: そこで突然思い出を語りだす私。思えば私にとって、甘えさせてくれる人って、日野君しかいなかったんだよね……。
GM: 「……。」
月島: いなくなっちゃったんだよねえ~、と遠い目をしながら。
GM: マスターは、ジュークボックスのボリュームを微妙に上げます。……何ロマンチックにしてんだろ?(一同笑)
月島: マスター。……私やっぱり、マティーニが飲みたいよ。
GM: 無言で作りますね。で、すっと君の前に出して、マスターは後ろを向いてグラスを磨きだします。
月島: ……かつて、松田優作という偉大な男が居たわ。
冬也: 何の話だ(笑)。
月島: 彼はある大切なヒトを失ったときにいつも飲んでいるバーボンではなく、マティーニを頼んだの。これはね、マスター。……別れのお酒なの。そして、マティーニを一気に煽る私。ぼんっ!!(一同爆笑)
GM: おいっ!
月島: 血中アルコール濃度が一気に上がり、もうこれは、歩いては帰れないフラグだろうなー。
伊勢: (笑いすぎて声が出ない)
月島: お酒を飲んでマスターを見上げると、マスターはとても穏やかな表情でにっこりと笑うわけです。その表情を見て、涙腺が崩壊するのです! ぶわーっ!
一同: ああーっ!
「篤のバカヤローっ!!」
月島の叫びが、明け方のバーに響いた……。
第四話につづく




