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旧作3-2  作者: 智枝 理子
Ⅲ.剣術大会編
74/149

82 一夜漬け

 あぁ。緊張する。

 でも、この緊張が心地良い。

 身も心も高揚する感じ。

「紅茶をどうぞ」

「ありがとう。ライーザさん」

 紅茶の匂いを嗅ぐと落ち着く。

 今日も朝からライーザさんが一緒に居てくれる。私の付き人をしてくれるらしいのだ。

 メイド服じゃないライーザさんって新鮮。それに、髪がさらさらの短いストレートじゃないところも。

 今はふわふわした金髪の鬘に、つば広帽子を被っている。髪質や長さが違う上に、化粧の仕方まで違うとなると、雰囲気は大分変わるよね。

「何かございましたら、何なりとお申し付けください」

「はい」

 午前の部はライーザさんと一緒に参加者用の観戦席から見て、ランチは昨日と同じ部屋でエルと一緒に過ごした。

 そして今。午後の試合に向けて、控室に来たところだ。

 私の初戦は、大会二日目午後、一回戦の第二試合。第一試合が終わり次第、私の試合が始まる。

「もう一度、試合の手順をご確認致しましょうか」

「うん」

 一度聞いてるけど、もう一度確認しておこう。

「まず、腕章を審判にお預けください」

 控室に入るのに必要な腕章。参加者と付き人だけが持っているものだ。

「続いて、使用武器の宣言を行っていただきます。リリーシア様の場合は、バーレイグを抜いて審判に見せて頂くだけで結構です。短剣はお預かりしていてよろしいですね」

「はい」

 使うことは絶対にないだろうから、私の他の荷物と一緒にライーザさんに預かってもらっている。

「お互いの使用武器、メインの使用武器の宣言が済みましたら、武器を構え、審判の合図と共に試合開始となります」

「はい」

 今まで見てた通りだから、大丈夫。

『いつも通りに行けそう?』

「うん。良い感じだよ」

『怪我をしても私が治療する。リリーらしく戦うと良い』

「ありがとう、コートニー」

 怪我……。しないように戦えるかな。

 午前の部の勝者は、ムラサメさんだった。

 観戦席は試合の近くから観戦できる席で、迫力のある試合が見られた。

 ムラサメさんの剣術はとらえどころがなくて難しい。私が一撃を繰り出す間に、二回は攻撃できるような素早さ。素早さに特化した攻撃は軽いイメージがあるけれど、刀の切れ味がそれをカバーしてるのだろう。あれだけ武器の性能を信頼している剣術も珍しい。

 怪我をしないように戦うことが難しい相手だろう。

 ノックの音が鳴る。

「間もなく試合が始まります。ご準備をお願いします」

「かしこまりました。では、参りましょう。バーレイグ様」

 体を大きく伸ばして、深呼吸。

「うん」

 兜をかぶって、バーレイグを背負う。

 ……視界は、少し不安かな。

 見えないことはないんだけど、視界が狭いのに変わりはない。

「目元って開けておいても良いかな?」

「皇太子席から見えることはないかと」

 じゃあ、開けておこう。

 兜の、視界を覆っている部分を上げる。

 これで視界は良好。

『エルと戦う時は、隠さなきゃいけないんじゃないの?』

 そうなんだけど。

 対戦相手は強い人ばかり。一戦も落とすことはできないから、万全の態勢で臨みたい。


 入口でライーザさんと別れて、試合会場へ。

 すごい人だ。

 でも、予選の時とはなんだか雰囲気が違うよね。

 目の前に対戦相手が現れる。

 ライーザさんに言われていた通り腕章を渡して、お互いの使用武器の確認をする。

 相手が使うのはブロードソードだ。

「これより、バーレイグとペレアスの試合を開始する」

 右足を下げて、左足を半歩前へ。

 両手で持ったバーレイグの剣先は、右斜め下に向ける。

 隊長さんから教えてもらった下段の構え、上手く使えるかな。

「始めっ!」

 相手の人が私に向かって剣を振り降ろす。

 ……行ける。

 相手が私の間合いに入って来た瞬間、バーレイグを、相手のブロードソードめがけて思い切り振り上げる。

「!」

『おぉ』

 ブロードソードを弾かれた相手がのけぞる。

 すかさず、両手で握ったバーレイグを斬り返して、相手のブロードソードを突き上げると、相手の手からブロードソードが落ちる。

 出来た。

 バーレイグを降ろした私の傍に審判が来て、腕を上げる。

「ペレアスは武器を喪失。よって勝者、バーレイグ!」

『まさか、相手も大剣でこんな素早い動きをしてくるとは思ってないだろうね』


 隊長さんに教わったこと。

 剣術大会は、相手に怪我をさせることを目的に戦う必要はないってこと。

 だから、エルのように防御してカウンターで致命傷を狙うような戦い方……、相手に敗北宣言をさせる戦い方はとても有効らしい。

 ただ、大剣で敗北宣言をさせるのはちょっと難しい。一歩間違えば相手を殺しかねない。

 だから、相手の得物を吹き飛ばすことだけ考える。

 下段の構えは上体ががら空きで、中段の構えよりも攻撃が繰り出しにくく、扱いが難しい構えらしい。

 でも、この構えだと、相手視点で大剣の長さが捕らえにくく、大剣がより重厚に見えるらしいのだ。つまり、下段から振り上げたバーレイグの攻撃は予想以上の迫力で相手に襲いかかる。相手は攻撃を予測していたとしても引かざるを得ない。

 そして、バーレイグのくびれの部分に相手の武器を当てておけば、一時的に相手の武器を絡め取り、武器の自由を奪った状態になる。

 こちらが完全に優位に立てたら、相手の体勢を崩すように剣ごとバーレイグを振り切り、続けて相手の得物に衝撃を与えて弾き飛ばせば成功。

 ……私なら上手く出来るって隊長さんが言ってくれたから。

 隊長さんが私に下段の構えを勧めてくれたのは、初撃に対してこちらが優位に立ち、相手の構えを崩すことに使えるから。

 体勢を崩した相手に私の二撃目が思い通りに入る確率は高い。

 一撃目で弾いて二撃目で仕留めるのは居合みたいだと思ったんだけど、大剣のように力でねじ伏せる攻撃の仕方は、居合のそれとは質が違うらしい。

 今回みたいに構えを崩すだけで勝てるパターンはそんなにないかもしれないけれど、初撃のパターン化からは抜け出せたと思いたいな。下段の構えは剣先を上げれば中段の構えにいつでも戻せるから、状況によって使い分けられる。


 ※


『順調だねー』

 二戦目も一戦目同様、上手く得物を弾き飛ばすことに成功した。

 観戦席からオリヴィエ公爵の名代、ジラールさんの試合を見る。

 危なげない勝利。

 あの人も強い人だよね。

 ジラールさんの試合の後は、連戦を避ける為に音楽団の演奏がある。

 試合を終えたジラールさんが観戦席に来た。

「こんにちは」

「……こんにちは」

 返事をして、頭を下げる。

「よろしければ、その大剣を見せて頂けませんか?」

「えっと……」

「申し訳ありませんが、剣は剣士の命。他人に貸すことは出来かねます」

 ライーザさんの言葉に、ジラールさんが苦笑する。

「これは手厳しい。寿星の英雄の剣を手にしてみたかったのですが、仕方ありませんね」

 ジラールさんが一つ席を挟んだ私の隣に座る。

「寿星の英雄?」

「リリーシア様は御存じありませんか?ラングリオンの建国に携わった七人の英雄の話しを」

 それって、オルロワール家にあった絵に描かれていた人たちだよね。

「初代国王と、その仲間のことですか?」

『リリー……』

「はい。英雄には星を冠した二つ名があるんですよ。寿星の英雄は、その名が現代に伝わっていない英雄を指します」

「あの人の……」

 剣なんて持ってたかな。大剣なら背負っていたのかも?……良く覚えてない。

 思い出せるのは、あの顔。

―なぁに。バーレイグの扱いなら、ちょっとは教えてやれるってだけだ。

 え?

 まさか?

 でも、ロザリーは千年眠ってたって言うし……?

 笑い声が聞こえて、ジラールさんの方を見る。

「?」

「ジラール様。お戯れもほどほどに」

『何、普通に返事してるんだよ』

「え?」

『名前呼ばれただろ。ばれちゃったじゃないか』

「あっ。……あの、その……、私……」

「大剣を扱う女性剣士。それだけでも珍しい方ですが、その上、剣術大会に出場できる実力者となるとそうは居りません。こうして見ると背が低く可愛らしい方ですからね」

『ばればれだね』

 本当に、エルにばれてないのかな。私。

「ガラハド様のお弟子様というのは本当ですか?」

「えっ?弟子ってわけじゃ……」

 でも、隊長さんに師事してるみたいだよね、私って。

「その……。お世話になってます」

「次の試合、楽しみにしています」

「はい」

 この国の剣士は皆、正々堂々としていて礼儀正しい。

 剣術大会が野蛮な大会にならないのは、騎士の精神が必要な大会だからなんだろうな。


 ※


 大会二日目午後のブロック、最後の試合。

 作法通りに腕章を渡して武器の宣言をして、構える。

「これより、オリヴィエ公爵の名代、ジラールとバーレイグの試合を開始する」

 バーレイグを下段の構えで構える。

 ジラールさんはロングソード。大剣程じゃないけど、かなりリーチもあって重い武器だ。

 それを片手で構えてる。

 あれじゃあ、左側ががら空きに見えるけど、いつでも両手持ちで対応できるから、安易に踏み込むのも良くないだろう。

 私だって、がら空きの上半身に攻撃を誘いながら斬り上げて攻撃するのだから。

「始めっ!」

 審判の開始の合図。

 ジラールさんは動かない。

 そうだよね。向こうも攻撃を誘ってのカウンターを狙っているはず。

 でも、それならこちらから。

 ゆっくりと大剣を振り上げながら、相手の腹部を狙った突攻撃。

 ジラールさんは攻撃をかわしつつ、左手へ。

 突攻撃に踏み込んでいた右足を止めて、バーレイグを左手に向かって振る。

 ジラールさんは両手でロングソードを持って、剣先を下に向けた状態で防御。

 このまま押し切っても良いけど、それだと得物を弾き飛ばすには至らない。一歩引いて、バーレイグのくびれに相手の剣を引っかける。でも、ジラールさんはそれを見越していたかのように一歩引いて構え直す。

 簡単にはやらせてくれないよね。

 今度はジラールさんが私に向かって剣を振る。

 両手持ちのロングソードの攻撃は大剣に似た重い攻撃だ。バーレイグで受け止めつつ、三撃目に放たれた緩い攻撃を力で押し返す。続けて左から右になぎ払って、バーレイグを相手の懐に突き刺す。

 まっすぐ放った攻撃は相手のロングソードに叩かれた。

 でも。これぐらいじゃ力負けしない。

 右下に落ちかけた剣先を力ずくで押し戻し、ジラールさんのわき腹めがけて斬り返す。

 ジラールさんはその攻撃をくぐって、下段から私めがけて攻撃を放つ。

 危ない。

 跳躍して攻撃をかわす。でも、きっとこの跳躍じゃ足りない。

 少し魔法の力を借りて高く飛んで、宙返りして離れた位置に着地。

『場外にならないようにね』

 試合会場を仕切るラインを一瞥して、私に向かって斬りつけて来たジラールさんの攻撃を正面から受ける。

 鍔迫り合いなら自信はある。

 力を入れて、相手のロングソードを大きく弾く。

 弾かれたジラールさんのロングソードは、そのまま左手へ流れる。今、ロングソードを持っているのは右手だけ。

 狙える。

 続けてロングソードに向かって攻撃を仕掛ける。

 相手の武器に衝撃を起こす感覚。でも、ジラールさんは武器を落としてくれない。

 失敗した?

 それなら、相手の動きが止まってる間に……。

 もう一度攻撃を仕掛けようと思っていたところで、ジラールさんの手からロングソードが落ちた。

 勝った?

 審判が私の方に来て腕を上げる。

「ジラールは武器を喪失。よって勝者、バーレイグ!」

『武器を落とすまで、随分間が空いたみたいだけど』

『手首を痛めたようだな。攻撃に耐えたが、剣を持っていられなくなったんだろう』

 コートニー。

「ジラールさん、大丈夫ですか?」

「大丈夫です。まさか、二撃目の攻撃に、こんな意味があったとは。感服いたしました」

 差し出された手を取って、握手する。

「ありがとうございました」

「ありがとうございました」

 ジラールさんが礼をして立ち去る。

 手首、大丈夫かな。

 相手の剣を振動させるような衝撃を与えて、相手が剣を落とすように仕向ける技。その衝撃は相手の感覚を一瞬麻痺させるから、相手が剣を手放してくれる確率は高い。

 けど、ジラールさん相手には効果の薄い技だったみたいだ。手首を痛めただけなら試合は続行可能。もちろん不利な戦いにはなってしまうだろうけど、勝利を諦めるような怪我じゃない。

 なのに武器を落としたってことは……。

 ジラールさんは試合放棄した?

 そこまで貪欲に勝利を目指してないなんて。

 貴族の名代なのに……?


 ※


 装備とバーレイグをオルロワール家の人に預けて、ライーザさんと一緒に闘技場から城に戻る。

 王族の馬車が戻るにはまだ時間がかかるだろう。エルが帰って来るまで、何をしていようかな。

 本当は稽古をしたかったのだけど、やり過ぎて疲労が蓄積するのは良くないからと、ライーザさんから禁止されている。

 お菓子を作るにしても、エルに渡していないキャラメルもまだ残っているから……。

 そうだ。

「ベルクトってどうしてるの?」

「城内の安全な場所にいらっしゃいます」

「会いに行っても良いですか?」

「……事前に連絡のない面会は、あちらも都合が悪いでしょう」

「そっか」

「御心配なのですか?」

「うん。最後に会った時、色々不安そうだったから」

 元気にしてると良いけど……。

「エルロック様がお戻りになるまで少々お時間もございます。会える保証はございませんが、御案内いたしましょうか」

「良いんですか?」

「はい。ただし、ベルクト様がいらっしゃる場所には、他にも特殊な事情をお持ちのお子様がいらっしゃいます。詮索するような発言はお控えください」

「わかりました」

「では、参りましょう」


 ライーザさんに案内された城内。

 見晴らしの良い中庭で子供たちが元気そうに遊んでいる。

 特殊な事情を持っているようには見えないけど。ベルクトのように、城の中じゃないと安全を確保できない子たちなのかもしれない。

「こちらへ」

 ライーザさんと一緒に、奥の建物の中に入る。

 本がたくさんある。図書室なのかな。

「ここは城内にある図書室の一つで、幼少の王族向けの絵本や学術書を保管しております」

 子供向けの本を置いてある場所なんだ。

「ライーザ様」

 カウンターに座っていた女の人が顔を上げる。

「リリーシア様をお連れ致しました」

「あの……。はじめまして」

「はじめまして。私はこちらの図書室の管理と子供たちの世話を任されているリーディスと申します」

 リーディスさん。

「よろしくお願いします」

「ベルクト様にお会いしたいのですが、お時間を取っていただけますか?」

「構いませんよ。ベルクトなら反省室で勉強中です」

「反省室?」

「どうぞ、こちらへ」

 ライーザさんと一緒に、リーディスさんについて行く。


 図書室の脇にあった廊下を歩いていると、扉の一つが開く。

「げっ。先生」

 ベルクトだ。

 先生って、リーディスさんだよね。

「助けて」

 ベルクトが私の傍に走ってきて、私の後ろに隠れる。

「勉強は終わりましたか?」

「なんで数字遊びなんてしなくちゃいけないんだよ!」

「悪い事をしたからです。ここでは悪戯をすれば自由時間が減ると教えたでしょう」

「ちょっと枝を借りただけだろ」

「庭木の枝を勝手に折ってはいけません。しかもそれでナイフを作るなんて。ここでは、武器の所持は禁じられていると言ったでしょう」

「リリー……。えっと……、リリーシャ?」

「リリーシア。リリーで良いよ」

「リリー、短剣持ってない?」

「短剣?」

「俺、何も持ってないのなんて無理」

「リリーシア様。こちらでは武器の所持は禁止となっております」

「お願い、リリー」

 ベルクトも、武器を持ってないと不安なのかな。

「お城の中は安全だよ。身を守るものがなくても大丈夫」

「俺、ここがどれぐらい安全かわかんないよ。流石に、武器が一個じゃさぁ」

「一個?」

「ベルクト」

 リーディスさんがベルクトの体を捕まえる。

「うわぁっ!」

「これは何ですか」

 リーディスさんがベルクトの服から、小さな刃物を取り出す。

「返せよ!」

「没収です」

「先生の意地悪!」

 リーディスさんがベルクトを離す。

「何?あれ」

「俺が作った釘ナイフだよ」

「釘ナイフ?」

 リーディスさんが持っているのは、釘にしては平べったい。

「知らないの?その辺にある釘を引っこ抜いて、庭石で釘を潰して作るんだ。結構使えるんだぜ」

「これで木のナイフを作ったのね。まったく。釘なんて、どこから抜いたんですか」

 ベルクトが顔をそらす。

 釘なんてどこにでもあるよね。

 釘と庭石で作れるなら、どこでも作れちゃいそう。

「何か持ってないと、そんなに不安なの?」

「何かあった時にどうすれば良いかわからないから」

 それはわかるかも。

『同意しないでよ。リーディスが困っちゃうだけだからね』

 どうしようかな。

 そうだ。

 荷物の中から、カーネリアンのブローチを出す。

「これをあげる」

「綺麗……。何?これ」

「カーネリアンのブローチだよ」

「カーネリアン?」

 ベルクトの服に、ブローチのピンを止める。

「これも刺すことが出来る武器だよ」

「こんなの武器じゃないよ」

 そうだけど。

「釘ナイフはだめ。鞘なしの武器を持ち歩くなんて危ないよ」

「うーん……。そうかも」

『そこ、納得するとこ?』

 だって、本当のことだもん。

「今はこれで良い?」

 ベルクトがブローチを引っ張って眺める。

「まぁ、良いよ。綺麗だし」

「釘ナイフは、もう作らないでね」

「……わかったよ」

 良かった。

「リリーシア様。そろそろ戻りましょう」

「はい」

「え?もう帰っちゃうの?」

「お忙しい方を引きとめてはいけませんよ。ベルクトは夕飯までに勉強を終わらせるように」

「はぁい。……リリー、また会える?」

「うん。また会いに来るよ」

「本当?またね!」

「またね」

 元気そうで良かった。

 今度は事前に約束をして、お菓子を焼いてこよう。きっと、喜んでくれるよね。

 


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