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旧作3-2  作者: 智枝 理子
登場人物紹介
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登場人物紹介

※物語スタート時の情報です。

 

・リリーシア・クラニス(Liryshia Clanis)

基本情報>

 黒髪に黒い瞳。

 大剣を扱う剣士の少女。

 髪の長さは非常に長く、普段はツインテールに結んでいる。

 精霊とは契約していない。しかし、生まれた時から一緒に居る氷の精霊イリスとは、特殊な関係を維持している。

 また、顕現していない精霊が見える。

 愛剣は、背の低い彼女の身長ほどもある大剣。剣の名工ルミエールの作品。片刃だが、切っ先だけは両刃になっており、わずかに曲線を描くという変わった形状をしている。主な素材は月の石。

 本人は否定するが、極度の方向音痴。いつも誰かに探されている。陰で「迷子のリリーシア」と呼ばれている。

 人にからかわれると、頬を膨らませて怒る癖がある。

 趣味はお菓子作り。物語を読むのが好き。

 宝石学に長ける。宝石学の師は、グラシアル女王国にある商業都市ポルトペスタに宝石店を構えるグラン・リュー。

 ついでに鍛冶も出来る。師匠はルミエール。

 

※精霊は自然に溶け込む存在であり、顕現しなければ人の目で見えないと言われている。

 

略歴>

 生まれてから成人の日まで、グラシアル女王国の王城内で過ごす。

 女王の娘と呼ばれる女王候補だった。

 女王の娘は、顕現していない精霊を見ることが出来る。五人居り、血が繋がらないとはいえ姉妹のような関係を築いている。

 元の名前はリリーシア・イリス・フェ・ブランシュ。女王ブランシュの四番目の娘、リリーシア・イリスという意味。

 成人となり、城を出る日に呪いを受けた。

 Sep1のメインストーリーは、この呪いとグラシアル王家の秘密を解き、リリーシアを自由にする為のお話し。

 城を出た直後に出会ったエルロックと行動を共にし、後に結婚。その際にグラシアルでの名前を捨て、リリーシア・クラニスとなる。

 グラシアルの政変に関わり、真のグラシアル女王の最期を見届けた。

 現在はラングリオン王都で生活している。

 

※精霊には属性に応じた光の色があり、精霊と契約することによって、魔法使いは精霊と同じ色の光を得る。リリーは、これを「魔法使いの光」と呼んでいる。

 このことから、女王の娘は、魔法使いが契約している精霊を「魔法使いの光」の色によって判別出来る。ただし、複数の精霊と契約している場合は色が混ざる為、正確な判断が困難になる。

 たとえば、炎の精霊(赤)と水の精霊(青)と契約している魔法使いは「紫」に見えるが、雷の精霊(紫)と契約している魔法使いも「紫」に見える。

 また、混ざり方も個人の資質や魔力等によって変わる為、同じ種類の精霊と契約しているからと言って、必ず同じ混ざり方になるわけでもないらしい。

 リリー視点で見える精霊の色は以下。

 光の精霊(黄色)闇の精霊(黒)

 炎の精霊(赤)氷の精霊(水色)

 風の精霊(黄緑)真空の精霊(銀)

 水の精霊(青)大地の精霊(緑)

 雷の精霊(紫)雪の精霊(白)月の精霊(金)

 

姉妹>

・長女:ディーリシア・マリリス(Deeryshia Marilis)

 緑の髪に茶色の瞳。愛称はイーシャ。

 現在は、ラ・セルメア共和国に住んでいる。

・次女:アリシア・リウム(Aryshia Lium)

 銀髪碧眼。

 錬金術に長ける。転移の魔方陣や、血液の研究をしている。

・三女:ポリシア・ネモネ(Poryshia Nemone)

 栗色の髪、碧眼。愛称は、ポリー。

 ティルフィグン王国を拠点に活動する冒険者。

 氷の精霊ネモネと、風の精霊プークと契約している。

 Sep1ラストでは、南(セルメア方面)を回って大陸を出ると言い残して旅に出た。

・四女:リリー

・五女:メルリシア・ザレア(Melryshia Zalea)

 黒髪、青い瞳。愛称はメル。

 

※女王崩御に伴い、ブランシュの名は現在使用していない。

※女王候補の名前には、リシア(ryshia)を付けるという習わしがあった。

※ファミリーネームに当たる部分は、生まれた時から一緒に居る氷の精霊と同じ。皆、相棒の氷の精霊が居る。

 

家族>

・エルロック・クラニス(Elroch Clanis)

 リリーの夫。王国暦六〇七年 リヨンの十六日に結婚した。

 金髪に紅の瞳。

 リリー視点で見える魔法使いの光は、金。

 くせ毛で肩を越える長さの髪だったが、Sep1の物語中に切った。今は、肩に付かない程度の長さ。

 王都では天才錬金術師として有名。王都の中でも僻地に当たるイーストエンドで薬屋を開いている。

 冒険者や魔法使いの間では、炎と闇の魔法を統べる「黄昏の魔法使い」として知られるが、本人はこの評価を嫌っている。ちなみに、炎の精霊と闇の精霊以外にも、複数の精霊と契約している。

 契約中の精霊は、闇の精霊メラニー(黒)、真空の精霊ユール(銀)、風の精霊ジオ(黄緑)、大地の精霊バニラ(緑)、雪の精霊ナターシャ(白)、炎の精霊アンジュ(赤)、氷の精霊イリス(水色)。

 愛剣はリリーが作ったレイピア。短剣も扱う。

 

・ルイス(Louis Clanis)

 エルの養子。キャロルの実兄。

 茶色の髪、翡翠の瞳。

 錬金術に詳しい少年。休日は図書館で勉強をしている。

 

・キャロル(Carol Clanis)

 エルの養子。ルイスの実妹。

 茶色の髪、翡翠の瞳。

 家事全般を十分にこなせるしっかり者。

 

・ソニア(Sonia)

 リリーの世話係だった魔法使い。

 現在はグラシアルに居る。

 

友人やお世話になっている人たち>

・マリアンヌ・ド・オルロワール(Marianne De Orloire)

 ラングリオンに来て以来の親友。一緒に砂漠を旅したこともある。

 黄金の巻き毛にピンクアイ。

 リリー視点で見える魔法使いの光は、黄緑。

 ラングリオンの二大名家の一つオルロワール家の御令嬢。

 初代オルロワールは光の大精霊と契約していた魔法使いで、この家系は光の祝福が強いことで有名。

 光の精霊・ナインシェ(黄色)、水の精霊・メリブ(青)と契約している。

 魔法研究所に所属。

 同じく魔法研究所に所属するユリア、錬金術研究所に所属するセリーヌも友人。

 

・カミーユ・エグドラ(Camille Yggdra)

 エルの友人。

 金髪碧眼。長身。

 リリー視点で見える魔法使いの光は、紫。

 錬金術研究所に所属。

 薬学の専門科で室長。

 同じ研究室に、セリーヌ、ジャンルード(ルード)、アシュリック(アシュー)、ノエルが居る。魔法研究所に所属するルシアンも含め、皆、エルの同期。

 お菓子作りが趣味らしい。

 雷の精霊ブレスト(紫)と契約している。

 

・シャルロ・シュヴァイン(Charlot Schwan)

 エルの友人。

 赤髪碧眼。左目に銀のモノクルをつけている。

 リリー視点で見える魔法使いの光は、赤。

 王都のセントラルに事務所を構える弁護士。

 シャルロの事務所には弁護士見習いのカーリーが居る。

 炎の精霊ロジェ(赤)と契約している。

 

・アレクシス・サダルスウド・ラングリオン(Alexis Sadalsuud de Ranglion)

 ラングリオン王国の皇太子。

 金髪にオッドアイ(右が菫、左が碧)。

 リリー視点で見える魔法使いの光は、ない。

 原因は、月の大精霊レイリス(金)と特殊な契約をしている為。また、そのせいで他の精霊と契約できない。

 アレクの周囲には、常にアレクを守る王家の精霊が居るが、すべてがアレクの味方というわけではないらしい。

 リリーと親しいのは、闇の精霊カート(黒)、光の精霊コートニー(黄色)。

 王族のミドルネームは秘密らしい。

 

・ガラハド(Galahad)

 王都守備隊三番隊の隊長。リリーは、隊長さんと呼んでいる。

 たまに剣の稽古に付き合ってもらう。

 

・パーシバル(Percival)

 王都守備隊三番隊の副長。

 三番隊の手伝いには良く行く為、三番隊の隊員とは親しい。

 迷子の道案内もお手の物。

 

・レティシア(Laetitia)

 魔法部隊の隊長。魔法使い。

 

・フローラ(Flora)

 ウエストにある花屋の店主。エル御用達の店。

 魔法使いの素質はないが、花の妖精の声が聞けるらしい。

 その筋のプロになると、精霊や妖精と交流することが出来るとかなんとか。

 

・キアラ(Chiara)

 ウエストのマンダリン通りの裏にある会員制バーの歌姫。

 


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