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東亜の途 -2010-  作者: 伊東椋
第一章 日韓併合100年
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第一話 闇に消えた大事件

あらすじを書いている時点で若干無茶を感じてしまったが、気侭に書いていくつもり。


他作品と同様に記しますが、浅知恵な作者は歴史改変に関しては深く考えておりません。

相変わらずのツッコミ所満載の作品になるかと思いますが、何卒ご容赦ください。

 ―――1999年

 中華民國 吉林省密山県。


 ユーラシア大陸において最大の国土面積を誇るソビエト連邦との国境付近にある中華民國の領域側に大規模な軍勢が行進していた。

 隊列を成して道中を行進する軍勢の先頭には、風に吹かれて靡く旭日旗があった。

 日本軍。彼らが何故、大規模な軍勢を以て大陸に渡ってきたのか、それには理由があった。

 大陸東北部のこの地は、満州国時代は広島開拓団が入植し開拓された。国共内戦に勝利した中華民國に返還、併合された後は吉林省の管轄下、ソ連との国境を接するようになった地域である。

 密山県のソ連領と通じる国境の門が、密山口岸と呼ばれる検査場である。


 ―――そんな中ソ国境を跨る密山口岸にて、中ソ両軍の間による戦闘が発生した。


 事の発端は、中華民國側で起こった国境部隊兵士による脱走事件だった。

 ソ連との国境に近い金廠溝にある中華民國軍の国境監視部隊基地で、組織的な脱走事件が起こった。国境監視部隊に所属する兵士四十八名が上官の士官を三名殺害し、武器庫から武器を強奪すると兵舎に火を放って基地を脱走した。

 脱走した兵士たちがソ連領に向かったことを知った国民党政府は兵士たちのソ連領侵入を阻止するために慌てて国境付近に追跡部隊を放った。

 しかし事態は国民党政府の思わぬ展開に転がる。

 中ソ国境付近にて脱走兵たちを追跡中だった中華民國軍は敵の襲撃に遭遇したのだ。

 銃撃を受けた中華民國軍は即時応戦を開始し、一時的に中ソ国境は銃弾が飛び交う状況になった。

 戦闘後、中華民國側がソ連兵の遺体を回収し、戦闘の原因はソ連軍の国境警備隊が脱走兵と共に射撃を行ったものと判明した。

 事態を重く見た国民党政府は東亜連合加盟国の日本に対して状況の支援を要請。日本はこれに応える形で、朝鮮半島の日本朝鮮軍から大陸派遣軍を組織した。


 ―――以後、中ソ国境では、日華両軍とソ連軍が睨み合う緊迫した状況が続いていた。




 

 二日目、中ソ国境から5km地点の野営地。


 封鎖された密山口岸に近い位置に、国民党政府の要請に応じて派遣された日本軍の野営地が設置されていた。中ソ国境で発生した紛争に対し派遣されたのは、大陸と地続きになっている朝鮮半島の京城府にある龍山基地から編成された第21師団であった。

 「国境付近のソ連軍は、極めて脅威を増しつつある」

 野営テントの下、近江おうみ長久ながひさ中将は壇上に並べた写真を披露した。狭いテントに敷き詰められたように居る誰もが顔を強張らせた。

 国境にいるソ連軍側を撮影したと言う写真には、T72やT90などの戦車を始めとした兵器や数を増やしたソ連兵たちが映し出されていた。その写真が示すのは、増強されつつあるソ連軍の兵力だった。

 「事態の発生から敵は依然として強硬姿勢を崩さないでいる。外交路線での解決より先に、我々が本格的に交える可能性は限りなく高い状態にあるだろう」

 中華民國兵の脱走事件を発端とした日中ソの三ヶ国間の有事は、収拾どころか深刻化が懸念されていた。

 日中両国はソ連側が中國兵の脱走事件に何らかの関わりを持っている疑念をぶつけるが、ソ連側は関与を否定しながら、日中両国の態度に対する対抗措置と主張し、国境に兵力を増強させている。

 「敵の脅威は増しているが、だからと言って直ぐに戦の準備をせよと言いたいわけではない。心に留めておけ。我々にはそれだけで充分だ」

 近江長久中将の言葉に、過度の緊張が鎮められる。

 彼の言葉によって自分たちがここに来たのは、戦うためではないと再認識させられる。

 現地の安定化。事態の収拾を目的としているのだ。

 「敵が撃ってくるまで、引き金に触れるな。馬鹿げた命令かもしれないが、それが我々の出来る精一杯だ」

 撃つのは簡単だ。撃ってしまえば、後は無数の砲弾が飛び交うようになり、戦火は瞬く間に広まる。

 しかし撃ってしまいそうになる環境下での自制は、現場にいる兵士にとって最も酷で、最も兵に求められる練度である。

 撃たないこと。それが最高の軍隊なのである。近江長久中将の考えは、何時もそうだった。

 「中将閣下、国境方面に展開中の友軍から緊急連絡です!」

 通信兵の跳ねあがった声に、一同が一斉にどよめく。表情を変えない近江長久の鼓膜が、度重なる報告を拾い上げた。

 「敵の襲撃を受け、現在交戦中! 以上!」

 そして、途端に聞こえてきたサイレンの音。

 徐々に近付いてくる轟音と震動に、近江長久は遂に顔を強張らせた。

 




 東亜連合憲兵隊の近江おうみ一宇いちう少尉は89式5.56mm小銃を手に、軽装甲機動車の助手席から降車した。車列の先頭には、87式偵察警戒車が停車していた。近江は運転席から名を呼ぶ部下の声を無視して、一人、87式偵察警戒車の脇に向かって移動した。

 「どうした。何があった?」

 「銃声です」

 敵がいる方角から聞こえた銃声から、襲撃を受けたと思い停車したと説明する部下の言葉を受け、近江は小隊に警戒を促すと、敵の存在を確認すべく行動を始めた。

 近江は警戒車の乗員に確認を取るが、撃たれた形跡は無かった。

 近江の小隊は東亜連合憲兵隊の偵察隊として日中ソが対立している国境の目の前にいた。

 東亜連合憲兵隊は、東亜連合の加盟国により組織された国際部隊である。

 欧州連合にはまだ存在しない各国憲兵隊による連合組織。その司令部は上海にあり、参加国は日本、中華民國、ベトナム、フィリピン、タイの五カ国である。

 中ソ国境監視部隊兵士の脱走事件を端とする中ソの軍事衝突を契機として、日本陸軍より先がけて現場に派遣された東亜連合憲兵隊の役目は勿論本来の治安維持とソ連軍という国家又は組織ぐるみの関与が疑われる脱走事件に対する捜査だ。

 近江憲兵少尉も東亜連合憲兵隊の一員として上海からわざわざ満州の最果てまで遠出してきた身なのだが、本物の戦車を相手にした戦いというのは生まれて初めての経験だった。

 兵士たちの緊張とスレトスも膨張する一方で、元々このような軍事的な戦闘を専門としない憲兵隊の近江も心身共に疲弊しつつあった。

 「(このような茶番が、何時まで続くのか……)」

 事の発端である中華民國軍の国境監視部隊兵士の脱走事件は、以前より横行していた上官によるいじめや暴力が兵士たちの叛乱を招いたのではないかと推測されたが、ソ連軍の介入によって、ソ連側が組織立って脱走に関わった疑いも濃厚になっている。憲兵隊が派遣された最大の理由がその点にあった。

 「(これでは捜査どころではないが……)」

 むしろここまで事態が拡大している状況を推察すれば、ソ連が脱走事件に何らかに意図を働きかけた線があると考えるのが自然に思えてくる。だからと言って、それが真実だとはまだ決め付けられる段階では決して無い。現時点ではあくまで推測に過ぎず、証拠も無い。このような膠着状態が続いている限りは尚更だ。

 「少尉」

 敵の襲撃を警戒する近江のそばにやって来た小隊の通信兵が声を掛ける。その背中には通信機を背負っていた。

 「大隊本部より連絡が」

 通信兵から受話器を受け取ると、近江はそれを耳に当てた。

 「敵の攻撃……」

 近江の口から漏れ出た言葉に、そばにいた通信兵の息を呑んだ気配が生じる。

 聞こえた銃声は、国境で起こった戦闘のものだろうと近江は推測した。そしてその推測を肯定するように、更に聞こえてきた銃声と轟音が、近江たちの危機を知らせていた。

 偵察任務に就いていた自分たちの前方にいた中華民國軍が敵と交戦状態に入ったらしい。と伝える前に、空から轟いた炸裂音が近江たちの鼓膜と身体を叩いた。

 「ソ連軍のヘリです!」

 近江たちが進んでいた道の先から靡く黒い煙。そしてその方角から飛んできたソ連軍の戦闘ヘリが近江たちの頭上を通過した。その両腕の脇から対戦車ミサイルを放ちながら。

 「退避しろッ!」

 近江が叫んだのが先か、対戦車ミサイルが炸裂したのが先か、どちらにせよ遅かった。衝突したミサイルの弾頭が生んだ火力が車両を破壊し、周りにいた兵たちを薙ぎ倒した。

 小銃を抱え伏せた近江の頭上を、二機目のヘリが通り過ぎていく。そのヘリは機関砲から噴き出した鉄の雨で地上を何度も殴打し、悠然と飛び去っていった。

 ヘリの飛来を前触れとして、地に伏せた近江が顔を上げた先には撒き散る粉塵が見えた。近江はその光景を見て、自分たちの前方に居た中華民國軍は全滅したのだろうと察した。



 国境に集結したソ連軍は兵力を増強させると、国境にいた日華連合軍に奇襲を仕掛け、日本軍の野営地まで攻撃の手を伸ばし大きな損害を与えた。

 野営地の第21師団も果敢な反撃を見せたが、野営地は潰滅し日華連合軍側の大敗に終わった。

 この戦闘で、第21師団長の近江長久中将は戦死し、その後も両軍の兵力は国境付近に増え続けるようになり、遂には膠着状態に陥った。

 そして―――事態は一方向に決する。



 「……了解しました」

 受話器は長い時間も要せずに、すぐに通信機に戻された。

 大隊本部からの連絡を聞いた近江を、周りの部下たちが緊張した面持ちで見守る。近江の頭には、痛々しい包帯が巻かれていた。

 「日華両政府とソ連政府の間で停戦交渉が成立した」

 紛争が終わったことに息を吐く者はいたが、その顔ぶれは近江を始め明るいものではなかった。

 「戦闘は終わったが、我々の捜査は今後とも続けられるだろう。むしろそちらが我々の戦いだ」

 部下たちが頷き合う。馬鹿げた紛争が終わることに安堵するが、自分たちの本当の戦いはこれからであるとその場にいる全員が理解していた。

 

 だが、捜査を再開することもなく近江たちの大隊は司令部から上海に呼び戻された。

 上海に戻った近江たち憲兵隊員を迎えたのは、司令部からの捜査中止の命令だった。


 

 「捜査は、中止……?」

 近江は一瞬、言われたことが理解できなかった。

 同じ大隊の別の士官たちも、動揺を隠しきれない様子を浮かべる。

 「何故ですか。理由をお聞かせ願いたい」

 しかしいつまでも呆けている暇はなく、近江は即座に目の前の憲兵隊司令官に問い詰める。間にいた大隊長が過ぎた行為を行う近江を咎めるが、それを制止した司令官が近江に固い表情を向けたまま口を開く。

 「上からの指示だ。我らは今回の脱走事件に対する捜査を打ち切る方針となった」

 「ソ連と講和したことと、何か関係があるのですか」

 「…………」

 司令官は答えない。近江は拳を握り締めた。

 「兎に角、捜査は中止だ。これは決定事項である、近江少尉」

 「………………」

 沸き上がる感情を表情に表すことを何とか防いだ近江だったが、その拳は痛い程に強く握り締められていた。



 窓から射しこむ朝日に照らされ、近江は目を覚ます。

 かざした手のひらを見詰める。爪が食い込んだ跡があり、じんじんと痛んだ。

 「……またあの夢か」

 人生であれほど悔しい思いをしたことがなかった。近江は身体を起こすと、顔と赤くなった手のひらを洗うために洗面所に向かった。

 洗面所に向かう途中、軍服姿の兄弟の写真立てがあったが、近江の瞳は一瞥もくれなかった。


 

 ―――2010年

 朝鮮 京城府。


 日本国家憲兵隊の近江一宇は11年前まで上海の東亜連合憲兵隊司令本部に勤めていたが、翌年の2000年から日本陸軍の管轄下にある日本国家憲兵隊に復帰し、併合から100年が経った朝鮮半島の京城府けいじょうふにある京城憲兵隊本部に勤務していた。

 この京城憲兵隊は京城府内に設置された日本の国家憲兵の部隊であり、警察と連携して京城府の治安維持と組織犯罪への対応、民間人の保護を目的に活動している。

 朝鮮半島が日本本土防衛のための防波堤として必要不可欠だった併合当時の時代情勢の頃から、日本は多額の国家予算を投入して朝鮮の近代化に努めた。

 その成果が実り、今や朝鮮は日本の一部として繁栄を遂げ、京城府は日本内地の大阪や名古屋に次ぐ大都市として発展を遂げた。

 大戦後においても朝鮮は半世紀以上の平和を享受されているが、未だ朝鮮独立派の存在は消えていない。

 朝鮮独立派の運動は日韓併合前から存在していたが、第一次大戦後の米大統領ウィルソンが提唱した民族自決理論などが伝わり、大戦前には大規模な独立運動も起こったことがある。

 大戦後は三一運動のような規模が大きい独立運動は音沙汰を無くしたが、1970年代から1980年代にかけては朝鮮光復軍によるテロ事件が多数発生した。

 しかし日本警察と憲兵隊による奮闘によって首脳部が次々と逮捕されていき、その規模は確実に縮小されていった。21世紀に入ると同時に解散されたと判断されるが、現在になって再び朝鮮光復軍の姿が見え隠れしていた。

 併合から100年―――それを強調するかのように、朝鮮光復軍が影が見え隠れしている現状。

 その朝鮮光復軍との関連が疑われるある男の追跡を、近江は命じられていた。

 キム。日本陸軍の佐官で、階級は少佐である。

 東京にある陸軍士官学校を卒業した朝鮮系日本軍人の一人だった。

 彼が外部の者と接触し、軍部の機密情報を流している疑いが広まったのは二ヶ月前のことだった。金と接触している外部の者の明確な身元は依然不明であるが、朝鮮光復軍に関連した人物である疑惑が浮上していた。

 近江は寮を出ると、金を見張っているビルへと向かった。

 別の建物の脇に、停車した一台の車があった。その車内には、近江の部下たちが金を監視していた。

 「どうだ」

 「動きはありません。店内に潜入した村上からも特別な報告は無し」

 近江は金が居るビルを見張る。

 それは三階建ての小さなビルで、両側隣の高層ビルの間に挟まって窮屈そうにしている。一階は床屋で、二階は小さな印刷会社、三階は金が入店した漫画喫茶がある。

 金は現在休暇中で、自宅を出た金が本ビルの漫画喫茶に入店した姿が確認されている。

 「目標、外に出ます」

 店内に入った捜査員の報告を携帯で聴いた部下が、近江に伝える。

 近江が視線を向けた先には、確かに写真でも見たことがある顔の男が正面口から現れる姿があった。誠実そうな顔つきをしているが、軍の汚点となる裏切り者の可能性が大いに孕んでいる人物であることを忘れてはならない。

 「行くか」

 「えっ」

 部下が驚く間に、近江は腕章を腕に上げて車から出た。近江は堂々とした足取りで、こちらに歩いてくる金に近付いていった。



 「失礼致します、金少佐」

 金が目の前に現れた近江の顔を見る。自分の名を口にした相手が知らない人物であることを確認した視線が、近江の左腕に見える腕章の『憲兵』の文字を見て、怪訝な表情を浮かべた。

 「憲兵? そんな奴が、俺に何の用だ」

 怪訝な表情に、高圧的な声色が含む。しかし近江はまるで仮面を被っているかのように無表情のままだ。

 「金少佐に我々から伺いたい点が幾つか。ご同行を願いたい」

 「馬鹿な。俺が何をしたと言うのだ」

 近江のストレートな言葉に、金が動揺とも怒りとも見える表情を浮かべる。近江の視線が、そんな金の表情を奥の髄まで読み取るように見詰めている。

 「それを知るために、我々は少佐の所へやって来たのです」

 「ふざけるな。俺を馬鹿にしているのか!」

 金は必要以上に近江の存在を敵視し、刃向かおうと必死だった。

 そもそも、自身が軍人であるなら、目の前に憲兵が現れたら誰しも金と似たような反応を示すのは自然であった。

 憲兵が軍人にとって畏怖の対象、忌々しい対象なのは何時の時代も変わらない。

 「これから憲兵隊本部まで御同行願います」

 近江の背後から、何人も現れた憲兵たちの姿を見て、金は唇を噛んで押し黙った。

 「貴様ら、只で済むと思うなよ……」

 憲兵たちとの同行に応じた金は、吐き捨てるようにそう言った。


■解説



●密山県

中国大陸東北部(旧満州)にある。ソビエト連邦の領土と国境を接している。

史実では中華人民共和国の黒竜江省鶏西市に位置する市轄区密山市。


●中華民國

日本軍等の支援を受け国共内戦に勝利した国民党政府が大陸の中華圏領域を掌握した国家。1937年に結ばれた日華同盟以降、日本とは友好国の関係にあり、東亜連合の設立当初からの加盟国。


●東亜連合

日本を盟主としたアジア諸国の国家共同体。



●京城府

併合以降、日本の統治下となった朝鮮の首府。府は内地における「市」に当たる。李氏朝鮮時代までは首都だった。


●憲兵隊

憲兵隊とは日本の国家憲兵の組織で、日本陸軍の管轄下にある。京城憲兵隊は京城府に本部を置き、朝鮮最大の行政区分である京畿道を管轄としている。東亜連合憲兵隊は東亜連合加盟各国の憲兵隊から構成された国際部隊である。


●朝鮮光復軍

朝鮮独立を掲げ、過激な反政府活動を行うテロ組織。第二次大戦の最中に大陸で設立され、以後朝鮮の主権回復と独立等を目的として日本に対するテロ活動を開始する。特に1970年代から1980年代にかけては度重なる大事件を起こすが、首脳部の逮捕によって前世紀末には一時消滅。近年になって活動の再開が確認される。



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