表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

略奪者の国 ~神保竜一という悪夢~

作者:イチジク
2087年8月、東京湾岸は戦術核の炎に包まれた。
第三次世界大戦の爪痕は、日本を半世紀以上遅れた国家へと変貌させる。
復興特区、瓦礫、飢餓、そして大量に流入する外国人労働者――。
その混乱の只中で、神保竜一は妻を暴徒に殺され、すべてを失った。
国家も、法も、正義も信じられない。残されたのは「力こそが秩序を作る」という信念だけ。
やがて彼は復興庁を去り、排外主義政党「日本再興党」に身を投じる。
自警団を組織し、外国人犯罪者を裁き、政治的影響力を拡大していく。
だがその歩みは、やがて「略奪者の国」を生み出す歪んだ思想へと繋がっていくのだった。
これは一人の男が愛する者を喪い、復讐と正義を混同しながら悪役へと堕ちていく過去の物語。
2099年、東京復興特区にて始まる新たな社会実験の、その原点がここに描かれる。
神保竜一の時代
2025/09/09 18:28
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ