表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
セブンティーン  作者: 高坂 美月
5/11

5. ヘアカット

 トムは同じクラスの人気者であるグレースのことが密かに好きだ。


しかしトムはおとなしい性格でクラスで目立つ方ではないので、こんな自分がグレースを好きでいていいのだろうかという気持ちもあった。


ある日、トムはグレースが女友達と好きな男子のタイプについて語り合っているのを聞いてしまう。


「私は、短髪でセンターパートに分けてて勉強できる男の子が好き」


これだ! 話を立ち聞きしたトムは、学校終わりに隣町の床屋の予約を入れる。


休日に同じクラスの人と会いたくなかったからだ。


日曜日、トムは隣町の床屋に足を運ぶ。


あらかじめ持参した写真を見せ、「こんな感じにしてください」と美容師さんにお願いした。


「かしこまりました。僕にお任せください!」と美容師さん。


美容師さんの腕により、トムの髪型はどんどん変わっていく。


完成形を見せてもらったけれど、トムはグレースがタイプだと言っていた髪型になれて満足だ。


月曜日、トムはいつも通り学校に行く。


クラスの男子生徒は「トム、なんか垢抜けてない?」と噂していた。


女子生徒も「あのイケメン誰?」「トムだよ」「えーっ、うそ?」と話している。


おとなしくて目立たなかったトムだけれど、さっそくクラスの人気者になった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ